第17期共同研究中間発表

研究主題T
 「明日を築き、よりよく生きる子どもを育てる学校教育の創造」
 北海道立教育研究所  研究研修主事
 (北海道教育研究所連盟  事務局)      瀧 澤 義 守  

1 研究の目的

 本研究の目的は、第16期共同研究(平成10年度〜12年度)の成果と課題をもとに、第17期共同研究が各学校での日常実践や関係機関で生かされるように、より具体的・実践的な研究を進めることである。そこで、「研究をつなぐ・ひらく」をキーワードとした。
2 研究の内容
 研究主題解明のため、次の3つの部会を設定した。
(1) 学びの部会   
 @研究内容 問題解決能力の育成や基礎・基本の定着を図る学習指導と評価の在り方に関する研究
 A研究内容設定の理由 これまでの学校教育においては、多くの知識を詰め込む傾向にあり、学習が受け身になりがちであると指摘されており、子どもが主体的に学ぶことができるようにすることが課題となっている。そのためには、自ら学び、自ら考える力などの問題解決能力の育成や基礎・基本の定着を図る指導と指導に生きる評価の在り方に関する研究を推進することが大切である。
(2) 心の部会
 @研究内容 自己の確立を支え、他人と協調する社会性を育成するなど豊かな人間性をはぐくむ教育活動の在り方に関する研究
 A研究内容設定の理由  今日の子どもを取り巻く環境の変化、いじめ・不登校の状況、社会体験や自然体験の不足などを考慮し、心の教育を一層重視する必要がある。そのためには、自己の在り方や生き方の確立を促し、共に支え合って生きていこうとする社会性を育成するなど、豊かな人間性をはぐくむ教育活動の在り方に関する研究を推進することが大切である。
(3) 学校づくりの部会
 @研究内容 各学校における創意工夫を生かした特色ある教育活動の展開に関する研究
 A研究内容設定の理由 これからの学校教育においては、子ども一人一人に生きる力をはぐくむため、自校の教育活動の成果と課題を踏まえ、学校や地域の実態に応じ、家庭や地域と一体となって教育活動を展開することが求められている。そのためには、各学校において 協働体制を確立するとともに、家庭や地域社会、学校間の連携を深めるなど、創意工夫を生かした特色ある教育活動の展開に関する研究を推進することが大切である。

3 研究のまとめ

 平成13年度は、「つなぐ・ひらくの創生期」と位置付け、第1回北海道胆振大会で12、第2回北海道札幌大会で11の計23の研究発表がなされた。また、各部会それぞれ2本の協議の柱を立てて研究協議が行われた。各部会の成果及び課題については、「全国教育研究所連盟第17期共同研究第1回・第2回全国研究集会報告書」のとおりである。
  平成14年度は、「つなぐ・ひらくの充実期」とし、第3回北海道釧路大会・第4回北海道札幌大会で、さらに研究内容を焦点化し、推進していく。