国立教育政策研究所 令和5年度教育研究公開シンポジウム
幼児期・架け橋期の教育の質向上について考える
開催趣旨
幼児期の教育の質が生涯にわたって影響を持つことが海外の縦断研究で示されて以降,日本でも幼児教育の重要性への認識が高まっています。幼児教育に関する政策の焦点は,幼児教育・保育の質や幼児期と児童期の教育の円滑な接続に移っており,中央教育審議会初等中等教育分科会には「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会」が設置され,令和5年2月に「学びや生活の基盤をつくる幼児教育と小学校教育の接続について~幼保小の協働による架け橋期の教育の充実~」が取りまとめられました。
本シンポジウムでは,このような背景や,プロジェクト研究「幼児期からの育ち・学びとプロセスの質に関する研究」の成果を踏まえ,今後の幼児期・架け橋期の教育の質向上について考えます。
概 要
日 時 | 令和5年10月2日(月) 13:30 ~ 17:00 |
開催方法 | オンライン開催 |
定 員 | 600名(参加無料) |
主 催 | 国立教育政策研究所 |
プログラム
総合司会 田村 寿浩(国立教育政策研究所幼児教育研究センター長) |
時 間 | 内 容 |
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13:30 |
開会挨拶
国立教育政策研究所長 瀧本 寛 |
13:35 |
基調講演
幼保小の架け橋が目指すもの:身近な環境への関わりから小学校の知の世界の始まりへ 白梅学園大学名誉教授 国立教育政策研究所上席フェロー 無藤 隆 |
14:40 |
成果報告
第1部 幼児期からの育ち・学びに関する研究 目白大学人間学部准教授 荒牧 美佐子 第2部 幼児教育におけるプロセスの質に関する研究 国立教育政策研究所幼児教育研究センター 副センター長・総括研究官 掘越 紀香 |
15:30 |
パネルディスカッション
幼児期・架け橋期の教育の質の向上を目指す研修と研究の在り方 <司会> 国立教育政策研究所幼児教育研究センター 副センター長・総括研究官 掘越 紀香 <パネリスト> 白梅学園大学名誉教授 国立教育政策研究所上席フェロー 無藤 隆 京都教育大学教育学部教授 古賀 松香 東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター准教授 野澤 祥子 東海大学児童教育学部准教授 寳來 生志子 |
閉会挨拶 |
お申込み
※受付を終了しました。
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