生徒指導資料第2集 不登校への対応と学校の取組について

−小学校・中学校編−

 

1.趣 旨

 平成15年3月に不登校問題に関する調査研究協力者会議から「今後の不登校への対応の在り方について」が文部科学省に報告された。その中において、「本協力者会議の報告を踏まえて、各学校の指導方法の改善が図られるよう、より具体的な手法や事例等について紹介する指導資料の作成を行うことを求めたい。」とされた。これを受け、生徒指導研究センターにおいて、外部の学識経験者等の協力を得て、不登校の対応に向けた学校の取組についてまとめた。

 

2.内容及び構成

 この指導資料は次の3つの章により構成している。特に、第2章「不登校にどのように対応するか」において、学校の組織的な取組等の在り方について具体的に記述している。また学校において参考になるよう、個々の不登校の状況等に応じた学校の対応の取組について12の事例を掲載している。

(1)第1章「不登校への対応をどう考えるか」

  不登校についての理解と取組、対応の基本的な考え方と学校の取組について解説。

(2)第2章「不登校にどのように対応するか」

  不登校の状況の的確な把握と学校全体の取組、態様や状況に応じた適切な取組、解決に向けたサポート体制の推進について解説。

(3)第3章「魅力ある学校づくりへの取組」

 「心の居場所」「絆づくり」、「学ぶ喜び、活動の意欲を育てる学校」、「学校・家庭・地域の連携に立った開かれた学校づくり」について解説。

 

 

・概 要

 

・事 例