
NIER NOW(国研の様子)
令和4年度 文教施設研究講演会の開催結果について(概要)
【プログラム】
13:30〜13:35 | 主催者挨拶 国立教育政策研究所長 永山 裕二 |
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13:35〜14:15 |
講演1(海外事例) チョ・ジンイル |
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14:15〜14:45 |
講演2(国内事例) 前 川口市立高等学校中高一貫校開設準備部会長 藤井 春彦 |
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14:45〜15:15 |
講演3(国内事例) 瀬戸SOLAN小学校副校長 三宅 貴久子 |
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休憩 | |
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15:25〜16:25 |
パネルディスカッション |
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16:25〜16:30 | 閉会挨拶 国立教育政策研究所文教施設研究センター長 齋藤 福栄 |
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【概要】
「新しい時代の創造的な学習空間づくり −多様な学習形態へ対応した空間創出・ICT(日本と韓国の学校建築) −」をテーマに、令和5年2月8日(水)にオンライン配信により開催しました。
386名の方が参加し、各講演者による講演に加え、質疑応答を含むパネルディスカッションが行われました。
◇講演1(海外事例)
チョ・ジンイル 氏(韓国教育開発院 教育施設・環境研究センター長(先任研究員))
平成19年度以降、定期的に研究交流を実施している韓国教育開発院(KEDI)教育施設・環境研究センターのセンター長を招聘し、「未来の学校に向けた韓国のグリーンスマートスクール」について御講演いただきました。未来の社会への対応、児童生徒や教員など学校ユーザーの要求に沿ったサポートの必要性、学校施設の老朽化を背景とし、空間イノベーションなど5つの重要ポイントについてお話しいただきました。
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チョ・ジンイル氏 | グリーンスマートスクール |
◇講演2(国内事例)
藤井 春彦 氏
(川口市立高等学校政策アドバイザー/前 川口市立高等学校中高一貫校開設準備部会長)
「ICT活用を支える学習空間づくり」と題して、計画に関わってきた学校や総合教育センターの具体的な取組やプロセスを通じ、御講演いただきました。川口市立高等学校・附属中学校の事例では、企業と連携し、教室全体をユーザーインターフェイスとして実装した空間等を御紹介いただきました。
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藤井春彦氏 | 川口市立高等学校・附属中学校 |
◇講演3(国内事例)
手塚 貴晴 氏(建築家/手塚建築研究所代表/東京都市大学教授)
三宅 貴久子 氏(瀬戸SOLAN小学校副校長)
「teachingからlearningへ」と題して、瀬戸SOLAN小学校を中心に、御講演いただきました。閉校となった中学校を改修し、探究的な学びをはじめ、新しい学びの空間として、音環境に配慮した壁がないオープンな空間づくり等についてお話しいただきました。 (事前録画による講演)
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手塚貴晴氏 三宅貴久子氏 | 瀬戸SOLAN小学校 |
◇パネルディスカッション
ファシリテーター
長澤 悟 氏(教育環境研究所所長/東洋大学名誉教授/国立教育政策研究所客員研究員)
パネリスト
上記の講演者(手塚貴晴氏を除く)
手塚 由比 氏(建築家/手塚建築研究所代表)
長澤悟氏がファシリテーターを務め、各講演者(手塚貴晴氏を除く)及び手塚由比氏がパネリストとなり、新しい時代の創造的な学習空間づくりについて議論していただきました。日本と共通の課題を抱える韓国での取組や国内の事例を通じ、空間が学びに与える力等について議論を深めました。
また、参加者から質問を受け付け、パネリストに回答していただきました。
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長澤悟氏 | 手塚由比氏 |
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パネルディスカッションの様子 |
講演会の動画や講演資料をホームページに掲載しております。是非、御覧ください。
https://www.nier.go.jp/shisetsu/event/2022/