教育制度

小学校令案

小学校令案
タイトル
小学校令案
ヨミ
ショウガッコウレイ アン
著者
[文部省]
その他タイトル
小學校令案
出版者
[文部省]
出版年
1890(明治23)
縦×横(cm)
27.1×20.2
請求記号
370||3

解説

明治18(1885)年に文部大臣となった森有礼は,教育制度の改革に着手し,明治19(1886)年4月10日に小学校の設置・運営に関する基本事項を定めた「小学校令」を公布します。同年5月25日に「小学校ノ学科及其程度」を公布して,小学校の編制・修業年限・学科・児童数・教員数・授業日数及び各学科の要旨を掲げて小学校教育の内容に関する基準を示しました。

その後,明治23(1890)年に「小学校令」は改正され,地方自治制度が確立されたことに伴って,各市町村は学齢児童を就学させるに足る尋常小学校を設置するものと規定されました。この改正により,小学校の目的として道徳教育・国民教育・知識技能が明示されました。

本書は,この明治23年小学校令改正時の案です。