往来物・和算書

改算塵劫記

改算塵劫記
タイトル
改算塵劫記
ヨミ
カイサン ジンコウキ
著者
吉田光由 [著]
その他タイトル
改筭塵劫記
出版者
菊屋七良兵衞
出版年
1773(安永2)
縦×横(cm)
21.8×15.6
請求記号
KI419||2

解説

安永2(1773)年に菊屋七良兵衛により刊行された『塵劫記』で,下河辺拾水が挿絵を入れています。目次を見ると,吉田光由『新編塵劫記』を基に作成されたものであることが分かります。

【塵劫記とは】
寛永4(1627)年に発行された吉田光由(よしだ・みつよし)の『塵劫記』は,江戸時代に算術書として,最も広く長く普及しました。吉田光由自身も十数回増補・改訂を重ねましたが,そのほかにも多数類書が発行されました。九九・そろばんだけでなく,米の売り買い・金両替・船の運賃など生活に即した内容が含まれています。