往来物・和算書

算法指南車

算法指南車
タイトル
算法指南車
ヨミ
サンポウ シナンシャ
著者
吉田光由 [著] ; 小川愛道 [補] ; 北尾雪坑斎画
出版者
柏原屋佐兵衞 , 山岢氏金兵衛
出版年
1769(明和6)[復刻]
縦×横(cm)
23.1×16.2
請求記号
KI419||1

解説

吉田光由『塵劫記』の類書の復刻本です。復刻(奥付では「再版」とされています)をした小川愛道の序文(附言)によれば,原本は元禄2(1689)年に『新編塵劫記』として発刊され,編者不詳ながら「文理明白」で使いやすい好編であり,「新編」を冠した「塵劫記」の類書の中でも抜群の出来でした。ところが版木も摩耗し,本も流通が少なくなったため,需要に応えて愛道が手持ちの原本を基に明和6年に復刻をしたわけですが,その際に標題を改めて,原本の後書きにある言葉をとって『算法指南車』と題されました。

【塵劫記とは】
寛永4(1627)年に発行された吉田光由(よしだ・みつよし)の『塵劫記』は,江戸時代に算術書として,最も広く長く普及しました。吉田光由自身も十数回増補・改訂を重ねましたが,そのほかにも多数類書が発行されました。九九・そろばんだけでなく,米の売り買い・金両替・船の運賃など生活に即した内容が含まれています。