往来物・和算書

庭訓往来捷註

庭訓往来捷註
タイトル
庭訓往来捷註
ヨミ
テイキン オウライ ショウチュウ
著者
平丘先生著 ; 片岡長住筆
その他タイトル
庭訓徃来捷註
出版者
大和田安兵衛, 角丸屋甚助
出版年
1800(寛政12)
縦×横(cm)
25.9×17.9
請求記号
K081||2

解説

『庭訓往来捷註』は,『庭訓往来』の各状を20段落程度に分割して詳細な注釈を割り注で入れたものです。注釈では,本文中の用字などを庶民の日常生活に即して簡単に解説しており,頭書欄には本文の平仮名交じり文で本文の読み方が載っています。

【庭訓往来とは】
『庭訓往来』は,室町時代から明治初期にかけて最も普及した往来物の一つです。年間の往復書簡を通して,年始の挨拶から,花見や詩歌の宴への招待,盗賊討伐出陣,食べ物の名称や病気の治療法まで様々な事柄を学べるようになっています。