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「図形と式とを関連付け,説明しよう」〜図形の構成についての見方を働かせ,面積を求める〜1(3)の結果を分析すると,図形と式とを関連付け,筋道を立てて考察し表現することに課題が見られました。算数の学習では,図形の合成や分解など図形の構成についての見方を働かせ,図形の面積を,既習の求積公式を活用して求め,求め方について,数の意味や演算の意味などを,図形と関連付けて説明することができるようにすることが大切です。本授業アイディア例では,複数の図形を組み合わせた図形から,面積の公式を知っている図形を見いだし,図形と式とを関連付け,面積の求め方について説明することができるようにすることをねらいとした授業を紹介します。 |
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「きまりを見つけて言葉でまとめよう」〜計算に関して成り立つ性質を見いだして表現し,活用する〜3(2)(3)の結果を分析すると,計算の仕方を解釈し,減法の場合を基に,除法に関して成り立つ性質を表現することに課題が見られました。算数の学習では,計算をする際に,その計算が確実にできるとともに,計算に関して成り立つ性質を活用することで,計算を能率的にするために工夫することができるようにすることが大切です。本授業アイディア例では,適用する数の範囲を広げていきながら統合的・発展的に考え,計算に関して成り立つ性質を見いだして表現し,さらに,計算に関して成り立つ性質を活用することができるようにすることをねらいとした授業を紹介します。 |
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「場面の状況に応じて,判断しよう」〜場面の状況を数理的に捉え,得られた結果から判断する〜4(3)の結果を分析すると,示された場面の状況の変化に応じて,数学的に表現・処理し,得られた結果から条件に当てはまるかどうかを判断することに課題が見られました。問題を自ら発見し解決するために,事象を数理的に捉え,数学的に表現・処理し,解決過程や結果を振り返り,意味づけたり,活用したりすることができるようにすることが大切です。本授業アイディア例では,日常生活の問題の解決のために,伴って変わる二つの数量を見いだし,場面の状況に応じて,数学的に表現・処理したことや自らが判断したことを振り返り,評価・改善することができるようにすることをねらいとした授業を紹介します。 |