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「きまりを言葉や式で表現しよう」〜見いだした数量の関係を一般化する〜B1の結果を分析すると,問題に示された二つの数量の関係を一般化して捉え,そのきまりを言葉と数を用いて記述することに課題が見られました。 算数の学習では,帰納的に考えて数量の関係を見いだしたり,見いだした関係が成り立つ理由を説明したり,いつでも成り立つかどうかと考えたりすることで, 一般化して表現することができるようにすることが大切です。本授業アイディア例では,示された条件から数量の関係を見いだしたり,見いだした数量の関係を図を用いて 考察したりすることで,二つの数量の関係を一般化して捉えて表現することができるようにすることをねらいとした授業を紹介します。 |
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「よりわかりやすい表につくりかえよう」〜目的をもって情報を収集・整理し的確に特徴を捉える〜A9(1)(2)及びB4(1)の結果を分析すると,二次元表の意味の理解とその活用に課題が見られました。日常生活の問題の解決のために,必要な情報を収集し,表やグラフに表現することで, 事象の特徴を捉え,適切な判断をすることが大切です。本授業アイディア例では,目的をもって情報を収集・整理し,整理した表を二次元表に表現し直す活動の過程で,二次元表の理解を深めるとともに, 二次元表のよさに気付くことができるようにすることをねらいとした授業を紹介します。 |
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「図に表すことで,100%や114%を捉えよう」〜量の大きさと割合の違いを明確にし,基準量・比較量・割合の関係を捉える〜B5の結果を分析すると,示された割合を解釈して,基準量と比較量の関係を表している図を判断すること,また,身近なものに置き換えた基準量と割合を基に,比較量に近いものを判断し, その判断の理由を記述することに課題が見られました。算数の学習では,日常生活の事象を,算数で学習した内容を基に解釈したり,児童にとって身近なものに置き換えて考察したりすることが大切です。 本授業アイディア例では,基準量・比較量・割合の関係を図を用いて的確に捉えたり,日常生活の事象を身近なものに置き換えて考察して判断し, その判断の理由を数学的に表現したりすることができるようにすることをねらいとした授業を紹介します。 |