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図書館司書専門講座 受講者の声

○受講者の声

 「平成22年度図書館司書専門講座」
期間:平成22年 10月18日 〜 10月 29日 <12日間>


 
 この二週間の研修はとても内容が濃密で、一分一秒が惜しくなるものでした。最初のうちは、図書館の役割や現状と課題、著作権といった各論的な事柄から始まりました。第一週の後半からは、図書館の経営や評価といった広い視野からのテーマへと移り、研修の山場は「図書館サービス計画の企画・立案」でした。同じ班になった方とは延べ二日間以上にわたり、計画だけでなくそのモデルの地域の現状や参加者の現場での話についても多くの意見を交わす事ができました。
 しかし、研修の中身について行くのがやっとであった私にとって、同じ研修を受け、研修内容や事例について深夜まで話し合える仲間に出会えた松戸宿舎での二週間の生活が、何物にもかえがたい収穫でした。
(徳島県立図書館 小松 真幸)

 
 どの講義も密度の濃い内容で、充実した楽しい時間を過ごすことができました。少ない人員や予算など図書館を取り巻く厳しい現状のなかで、最も優先的に解決しないといけない課題は何か、またその課題を解決するための手法を講義や、知恵や工夫の詰まった先進の事例から学びました。
 一緒に受講した皆さんのモチベーションは高く、なにげない会話からも仕事に役立つヒントをたくさん頂く事ができました。職場ではバタバタと毎日の業務をこなすのに精いっぱいですが、非日常であるこの研修で広がった視野を活かして日常の業務を見直し、研修の成果を職場や地域に還元していきたいと思っています。
(広島県はつかいち市民図書館 菅原 律子)