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地域教育力の向上に関する研究セミナー 参加者の声

○参加者の声

 「地域教育力の向上に関する研究セミナー」
期間:平成22年 9月29日 〜 10月 1日 <3日間>


 
 生徒の成長のために「もっと声をかけて欲しい」「できることで参加させて欲しい」、学校現場から行政の方に伝えたいことです。
  今回のセミナーに参加できたことを心から感謝します。本校が、生徒に「自信と誇り」を持たせるための体験学習の場を地域に求めて、町教育委員会、町役場、町社会福祉協議会、小・中学校、幼稚園、老人ホームなどと連携してきたことが、結果として、生徒の「成長」と地域への「貢献」を生み出しており、双方にメリットのある連携になっていることを実感できました。
  また、人と人とが協働する上で、「話し合うことでお互いの理解が深まる」という当たり前のことが大切であることを再認識できました。グループ協議の中で、行政の方との質疑応答を積み重ねていく中で、取り組みの必要性、学校としてできること・できないこと、参加する生徒の成長等が見えてくることを体験しました。取り組みが「やらされるもの」から「やりたいもの」に変わる瞬間でした。
  「子どもの健やかな育成」を図るとき、地域の持つ教育力は学校教育に大きな相乗効果をもたらします。実際、地域の方との交流の中で、地域の方に必要とされることで、生徒は大きく成長します。地域の教育力を子どもに。地域の教育力に学校現場の参加を。お互いの体験の場として。お互いの成長のために。
(香川県 高校主幹教諭)

 
 今回はじめて国社研のセミナーに参加させていただきました。これぞ参加型学習といった学び合いの中で、学びのおもしろさを改めて実感することができました。
  グループ討議では、「フィールドを広げる」という言葉が印象に残りました。地域教育力向上のために、地域活動者のフィールドを広げる支援と、私たちのような活動コーディネーターのフィールドを広げる努力が必要であり、フィールドを広げる手段の一つに「連携」という形を描くことができました。ありがとうございました。
(荒川区教育委員会社会教育課  社会教育指導員 中泉 理奈)

 

 新潟市教育委員会生涯学習課の原と申します。
  今年4月に区役所の農政担当課より現所属に異動してきて、慣れない中、仕事に追われる毎日を過ごしております。
  さて、9月29日(水)から10月1日(金)の3日間に亘って開催された本セミナーに参加させていただいたわけですが、そのきっかけはと言いますと、今期(平成22年5月2日〜平成24年5月1日)の新潟市社会教育委員会議の建議テーマが「家庭と地域の教育力向上」であり、何か参考になるものが得られるのではという思いからでした。
  セミナーを振り返ってみますと、3日間の長場ではありましたが、そのうち2日間かけて行った事例研究と研究協議では、参加者を5・6人の班に分け、司会・記録・発表者と役割を決め、それぞれが緊張感の中にも責任感を持ちつつ真剣に意見を出し合っていた様子が思い浮かびます。
  それから、松戸宿舎に泊まらせていただいたことにより、ほぼ3日間、テレビの無い生活を送らせていただいたことも貴重な体験だったと思います。
  また、本セミナーを通じて、多くの方と知り合うこともできました。
名刺交換させていただいた方、そうでない方も含めまして、また、どこかでお会いすることができればいいなと思いますし、その時はよろしくお願いします。
  最後になりますが、国社研のスタッフの皆様、講師の先生方、事例発表の皆様、そして松戸宿舎の管理人さん等、お世話になった全ての皆様に、この場をお借りし、改めて感謝を申し上げます。

(新潟市教育委員会生涯学習課 係長 原 政之)