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博物館学芸員専門講座 受講者の声

○受講者の声

 「平成22年度博物館学芸員専門講座」
期間:平成22年12月 8日 〜 12月10日 <3日間>


 
 どの講師のお話も実践に裏づけされた説得力のあるものでした。とりわけ、損保ジャパン美術館が休館日に実施されている地域の小学生を対象とした「美術鑑賞教育」に興味をもち、講座終了後すぐに見学依頼の電話をしたところ「どうぞお越しください」ということ。休暇をとって、次の休館日に見学をさせていただきました。百聞は一見にしかず。館長自らのお出迎えとお見送り、ボランティアガイドさんの誘導、子供たちのキラキラ・ドキドキした発言に教えられました。
 規模の大小、ジャンルの違いなど「ダメ」な理由を数えていては何もできません。どんなことにも「なにか」ヒントが隠されていると実感いたしました。関係各位にお礼申しあげます。ありがとうございました。
(財団法人中信美術奨励基金 石飛 幸子)

 
 すべての講義が、現場で活動する上で参考になる貴重な内容でした。今日的な題材ばかりで、こうした研修が定期的にあることが良いというよりも、無いことが不健康だとさえ思いました。
 また、様々な館の学芸員の方とお話をする機会を持つことができて、それぞれの問題や理想を話し合うことができました。共通する問題も多く、話し合いの中で教わったアイデアをおみやげに持ち帰ることができました。
 文化事業や生涯教育はなかなか成果が数値化されないということもありますが、だからこそ私たちが夢や理想を声高に訴える必要があると感じました。本講座を運営して下さった全ての方々に感謝いたします。
(高浜市やきもの里かわら美術館 学芸員 今泉 岳大)