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令和4年度図書館司書専門講座
実施要項
実施報告(
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受講者の声 本講座を通じ、図書館サービスや図書館を取り巻く最新の動向について、多様な観点から学ぶことができました。自身の業務に関することだけでなく、自館の取組全体について考える良い機会となったように思います。社会が大きく変化している現在、図書館に何が求められているのか、自館が今後どのようなサービスを展開していくべきなのか等、図書館サービスの根幹となる部分について、様々ヒントを得ることができました。大半がオンラインによる受講でしたが、グループ討議の時間が多く設けられており、他館の方々と意見交換できたことも貴重な経験となりました。最後になりましたが、大変充実した研修を受講させていただきましたこと、センター職員の皆様、講師の皆様に感謝申し上げます。 福島県立図書館 主任司書 今回、図書館司書専門講座を受講して感じたのは、図書館の仕事は図書館の中だけで完結することはとても少なく、外部と連携して初めて可能になることがたくさんあるということでした。最も近い、ある意味身内である行政はもちろん、NPO団体や地域の学習グループ、学校、町内会、商店街など、様々なところに声をかけ、いっしょに企画を実行する中で図書館の存在感も増し、役割を理解してもらえるものと思います。予算や人員など縛りはたくさんありますが、今のままでもまだできることはたくさんあると感じた研修でした。暑い中センターの職員の皆様はみな親切でユーモアを交えながら対応してくださいました。ありがとうございました。 鎌倉市腰越図書館 館長
公共図書館勤務も7年を数え、日々の業務に追われる中で、生意気にも「理想を掲げたところで人手が足りない」「図書館学は理念と実務が乖離している」等と思ってきました。しかし、今回の研修を受けて、自分の固まった考え方を少しほぐすことができたと思います。「できることから地道にやっていこう」という講師の皆さまの姿勢に励まされました。
富山市立図書館 主任司書 テーマが「SDGsに取り組む図書館の可能性」ということで、SDGsの基本的要素や取り組んでいる図書館の事例などを中心に学びました。SDGsの「だれ一人取り残さない」という理念は、情報への平等なアクセス提供を目指す図書館と親和性が高く、地域の実情に合わせた多様なサービス展開ができることを実感しました。合わせて図書館評価や計画立案を学んだことで、SDGsのゴールである2030年の世界で、図書館や司書がどうあるべきか、ビジョンを描く事も重要だと痛感しました。最後に、感染対策などに気を配り、プログラムを企画・運営していただいた事務局の皆様、一緒に学びを深めていただいた受講者の皆様に感謝申し上げます。 山梨県立図書館 副主査 これまでも各図書館によるSDGsの取り組みを見聞きしてきましたが、「なぜ図書館がSDGsに取り組むのか」という根本的な問いについて学ぶ機会はありませんでした。今回の研修では、国連のSDGs採択と国際図書館連盟の取り組みという世界規模の話から、日本の図書館運営をめぐる動き、各々の図書館の先進的な事例と、様々な視点から学ぶことができました。SDGsと図書館というテーマを大樹に例えるなら、太い根元から分かれた枝の端まで、各講義が連なるようでした。SDGsについて、全国からの図書館関係者の皆様と共に学んできたことは、かけがえのない経験となりました。このような機会を提供して下さった関係者の皆様に心より感謝いたします。 大分県立図書館 司書
受講後アンケートの集計結果 本講座の受講後レポートでは,講座を受講して「新たに取り組みたいまたは改善したい業務」についてアンケートを実施しました。その結果,下図のような回答が得られました。 ![]()
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