社会教育実践研究センター

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〒110-0007
東京都台東区上野公園12-43
TEL 03-3823-0241
FAX 03-3823-3008

令和3年度社会教育主事講習[A]

実施要項
1.趣旨
社会教育法第9条の5の規定及び社会教育主事講習等規程(以下、「省令」という。後掲。)に基づき,文部科学省から委嘱を受け,社会教育主事となりうる資格を付与すること及び社会教育に携わる専門的職員等の資質の向上を目的とする。
2.主催
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
3.対象
省令第2条各号のいずれかに該当する者
4.期間
令和3年7月26日(月)〜8月23日(月) ― 20日間

5.受講方法等
科目 期間 受講方法 募集定員
生涯学習概論 令和3年7月26日(月)〜30日(金) Web会議システムアプリケーション「Zoom」を使用した
オンラインによる(同時双方向型)受講
120名
社会教育経営論 令和3年8月 2日(月)〜6日(金) 会場に集合して受講

<会場>
国立教育政策研究所
社会教育実践研究センター
〒110-0007
東京都台東区上野公園12-43
電話 03-3823-0241 (内線 604)
03-3823-8420 (直通)
FAX
03-3823-3008
120名
生涯学習支援論 令和3年8月10日(火)〜16日(月) 55名
社会教育演習 令和3年8月17日(火)〜23日(月) 55名
受講者の声

様々なことを学び、考えることができた有意義な講習でした。講師の方々からは、最新の社会教育の動向、自治体の先進的な取り組みなど、現在の自身の業務に直結する内容を学ぶことができました。
 社研での集合研修は、5日間でしたが、内容が濃く、充実したものだったと思います。全国から集まっている受講者の皆さんの思いや考え、企画力・行動力等からも刺激を受けました。何よりも「やっと皆さんと会えた!」という喜びが一番でした。
 最後になりますが、社研の皆様には大変お世話になりました。テストやレポートなどの丁寧なご指導、集合研修での楽しい雰囲気づくりなど社研の皆様のおかげで最後まで頑張ることができました。本当にありがとうございました。

桐生市教育委員会生涯学習課 社会教育主事補
小池 正文

本講習で生涯学習や社会教育の意味、社会教育主事の仕事の法的根拠、事例研修等学習し、地域をつなぐコーディネーターとしての社会教育主事の役割をイメージすることができました。演習では、地域課題解決に向けた事業立案とそのプレゼンテーションがあり、構想の理解を深めながら仲間と事業を作り上げていく過程はとても実り多いものでした。講師や仲間たちの「地域課題を解決するためには。」と真剣に議論し合う姿勢は忘れられません。これから、ここで得た知識を生かし出会った方々の熱意を胸に地域に貢献して参ります。最後に受講の機会を下さり、支えて下さった全ての皆様に心より感謝申し上げます。

坂戸市立大家小学校 教諭
八木原 聖

学校図書館(司書)から公共図書館に異動して4年目になります。生涯学習に関する自分の認識の狭さを痛感し、教育を外側から見つめ直すべく本講習を受講しました。様々な立場の方がそれぞれの背景を持ち寄り学び合う環境がとても新鮮で、社会への目が開かれた一か月半でした。
 オンライン講義では手探りの部分が多かったのですが、演習を通して知識が実感へと変わり、パズルのピースがはまっていくような心地よさを味わいました。それと同時に、受講生の学びのプロセスを意識した研修設計そのものへの興味が深まりました。知識や経験を惜しみなく提供してくださった講師の先生方、我々が社会教育の現場を体感できるよう、様々な工夫で場を整えてくださった社研職員の皆様に心から感謝申し上げます。

県立長野図書館
朝倉 久美

リモート形式と集合形式の複合型で行われた少し特別な講習を終えて修了証を授与され、社会教育士の称号を得ました。感慨は一入です。しかし、称号は、その先にある目的を達成するための足掛かりに過ぎないと考えています。
 「社会教育士は、なってからが本当の始まりです」
 講習の最終日に、先輩の社会教育主事から餞別代わりに送られた言葉です。講習終了後も、その意味を考え続けています。私は今、スタート地点に立ったばかりです。この講習で得た知識や経験、そして人々とのつながりをどのように生かし、社会に貢献していけるのか。それを自らに問い続ける『行動する社会教育士』になることを誓い、お世話になった全ての人たちへの謝辞に代えます。有難うございました。

東京都立足立特別支援学校 主任教諭
山本 裕史

新型コロナウイルスの感染拡大により研修がオンラインでの受講に変更になったため、まず私はパソコンを新調し、受講するための環境から整えました。また、ZOOMやLMSなどを使用した経験があまりなかったためにとても不安に感じたことや、機器操作に手間取ったことが今は懐かしく思い出されます。
研修では、社会教育経営論や支援論・演習など幅広い分野で学ばせていただきましたが、その中でも第10期の中教審の答申で示されているように、デジタルを活用しての生活や、仕事上の能力の格差が生じないように取り組むことの必要性を改めて強く感じました。今後公民館活動を進めていく上でそのことを念頭に置き、地域課題解決のため取り組むとともに、研修で得た知識や技能を更に深めながら社会教育士として邁進していきたいと考えています。
社研の皆様には、コロナ禍で大変な状況の中私たちの研修のためにご尽力いただき、本当にありがとうございました。

木更津市立岩根西公民館 主査
高石 篤

「どうすれば、子どもたちの成長に繋げられるか。」そう問い続け、教員生活14年目を迎えた。その中で、教育全体を俯瞰的に見る視野の広さを得るため、社会教育主事講習への参加を決意した。
10月の集合研修では、「地域と学校との連携」をテーマに、グループで事業計画立案に取り組んだ。手探りの中、山田先生や忰田先生からの多くのご指導を受けることができた。また職種の異なる様々な立場から、本質的な意見を伝え合えることは、社会教育主事講習の良さの1つであった。そして、4人で事業を創り上げていく中で、自然とメンバーの雰囲気も明るくなっているように感じた。この濃密な時間は、教育に対する考え方の幅を広げ、新たな教育の軸を得ることに繋がった。この学びを次代を担う子どもたちのために活用し、さらにより良いものへと高めていきたいと思うことができた。
最後に、あたたかいご指導をして下さいました社研職員の皆様をはじめ、同グループのメンバー、講習に携わって下さった全ての方々に、心から感謝申し上げます。

千葉県松戸市立相模台小学校 主幹教諭
裄V 圭吾

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実施要項等
各科目の概要(講義レジュメ)