社会教育実践研究センター

センターの案内図 PDF

〒110-0007
東京都台東区上野公園12-43
TEL 03-3823-0241
FAX 03-3823-3008

令和2年度公民館職員専門講座

実施要項
趣旨
 公民館職員として必要な高度かつ専門的な知識・技術について研修を行い,地域の指導者的立場にある公民館職員としての力量を高める。
令和2年度テーマ
「地方創生の一翼を担う公民館 ―地域課題解決に資する学びの拠点を目指して―」
主催
文部科学省
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
期間
令和2年10月20日(火)〜 10月23日(金)(4日間)
対象
都道府県・指定都市教育委員会教育長,都道府県知事・指定都市市長が推薦する,次の(1)〜(3)の経験が1年以上の者,又は(4)を満たす者。
  • (1) 公民館の館長及び職員
  • (2) 都道府県,指定都市及び市町村の公民館運営に関わる社会教育主事等
  • (3) 公民館類似施設・生涯学習関連施設の長及び職員
  • (4) 上記(1)〜(3)と同等の職務を行うと主催者が認めた者
  • 趣旨のとおり,本講座は,現在指導的立場にある公民館職員等を対象とした内容で構成しています。推薦の際には御配慮ください。
定員
50人
会場
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
〒110 - 0007 東京都台東区上野公園 12 - 43
TEL 03-3823-8420・8681 FAX 03-3823-3008
受講者の声

13年間生涯学習とは無縁の職場を渡り歩き、今年の4月の異動でようやく生涯学習部へ戻ることができました。率直な意見として、予算の大幅な削減、生涯学習施設の規模縮小等、生涯学習の行政内で置かれている環境がかなり低くなっていると感じました。そんな時にこの研修の話をいただき、教育委員会として、現場の職員への事業立案に対する助言や、連携の方法など、低予算でも実現できる環境作りの方法を学びたいと考えて参加しました。研修では、先進的な事例の報告や、講師の先生の経験からくる貴重なお話、また、グループ演習で生の声を聞かせて頂き、今後のコーディネーターとして生かしていくための種を沢山貰いました。この種を咲かせるように努力していきたいです。

大阪市教育委員会事務局 生涯学習部生涯学習担当 社会教育主事
中神 悟郎

私は令和元年度社会教育主事講習にて社会教育主事資格を取得しました。しかし、講習が終わり自館に戻ると、新型コロナウイルス感染症の蔓延により5月末まで休館となりました。その後も、公民館主催事業の再開には時間を要し、その間、公民館事業の動画配信やSNS開設に向け他館職員と連携を取り初めての試みに挑戦していましたが、公民館の「つどう」機能が封じられている現状に言い様のない不安感を抱いていました。しかし、本講座で拝聴したご講義や事例研究、他地域の方と取り組んだ演習で「できることから取り組む」という前向きな姿勢を学び、今後も地域の学習拠点として、多様な主体と繋がりを持ち地域づくりに励みたいと思います。

浦安市日の出公民館 社会教育主事
北村 弾

今回の研修において、事例紹介やグループワークを通し、公民館が地域の活動拠点となるための指針を得ることができました。公民館の仕事という枠組みで終わらせず、市民といかに共栄していくかという、従来の公民館にはないアウトリーチを目指した取り組みが重要になると考えます。また、アウトリーチという面から見たとき、組織として仕事を行うだけではなく、個人として地域に繰り出し、そこで得た人間関係を公民館へ還元することこそ共栄する地域と公民館を生み出せると感じ、人や組織とのつながりの大切さを改めて考えさせられました。本研修は全国から公民館職員が集うことで、新たな人脈も広がる貴重な機会にもなりました。ありがとうございました。

多摩市立関戸公民館 主事
川端 将敬

主事として勤めて約10年が経過しようとしていた矢先に、今回の講座の話が舞い込んできました。原点に戻れるチャンスだと思い、受講いたしました。講座では、指定管理者制度の下、公民館は住民のニーズや地域の事情を踏まえて運営するべきであると改めて感じました。今回のグループワークでは、他県の受講生との交流で各々の抱えている地域の問題の改善を議論し、公民館は地域の核としてどうあるべきかを、学びを深めることができました。
 今回の講座を通して、公民館は人と人との『つながりづくり』を広げ深める場所であると再認識しました。これからも、元気な地域づくりに微力ながら私も皆さんと協力しながら貢献していきたいです。
 最後に、この研修でお世話になりました職員、講師、受講生の皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

金沢市小坂公民館 主事
堀田 聡子

受講後アンケートの集計結果

本講座の受講後レポートでは,講座を受講して「新たに取り組みたいまたは改善したい業務」についてアンケートを実施しました。その結果,下図のような回答が得られました。

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 実施要項等

 講義の概要