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令和2年度博物館長研修
実施要項
※詳しくは 実施要項PDFファイルをご覧ください。
受講者の声 4月の着任以来,右も左も分からないまま,新型コロナウイルスによる休館,開館に向けた感染症対策の実施と,慌ただしく半年を過ごしてきましたが,今回の研修で,ようやく,博物館を取り巻く社会情勢や政策の動向,館長としての心構えなど,具体例を交えて,幅広い知識を得ることができ,博物館が岐路に立つ中,館長として,的確に舵を取っていかなくてはならないという思いを新たにしました。また,コロナ禍により,様々な交流活動が制約を受ける中,多様な形態の全国の博物館の方々と,直接に意見交流できる貴重な機会となりました。徹底した感染症対策を図りつつ,充実した研修を企画いただいた社会教育実践研究センターの皆様に,心より感謝申し上げます。 福島県立美術館
新任の博物館長に対する学習と責任者としての力量を高める研修との実施要項を手にし,COVID-19感染症のため見学中止となった期間に,当記念館の運営に役立つ知識を吸収しようと受講に踏み切りました。
ツムラ漢方記念館 公立・私立,大学,企業など多様な博物館の館長が集い,「人と地域の未来を拓く博物館−学習活動と交流を通じて−」をテーマに,素晴らしい識見や経験をお持ちの講師の方々から刺激的なお話を伺い,また館長同士で意見交換や情報交換を行う,非常に充実した館長研修の機会に参加することができ,感謝申し上げます。特に社会教育実践研究センターの職員の方には,コロナ禍の中,感染防止に万全を期した環境をご準備いただき,心より御礼申し上げます。特に印象に残りましたキーワードは,「博物館の存在意義」,「館長の役割は盾になること」,「まず試しにやってみる」,「新しい生活様式に合わせた企画を考える」,「コロナ禍は,先送りしていた問題に立ち向かう好機」などです。これらのことを心に留めながら,館長として自館の充実に取り組んでまいりたいと思います。 玉川大学教育博物館 4月に学校教育現場から新任館長となり,半年間暗中模索の状態で運営を続けてきたのが実際でした。そうした中で「人と地域の未来を拓く博物館−学習活動と交流を通じて−」のテーマの下で開催された本研修に参加できたことは何にも増して僥倖でありました。様々な運営形態の博物館の館長が一堂に会し,系統だった講義を拝聴し,それにともなう意見交換を通じ,思い悩んできたことを共有できたことが大きな収穫となりました。さらに様々な博物館の取り組みの提案から大いに刺激を受け,自らの館の今後の取り組みの指針をいただいたことは最大の成果となりました。本研修で得た知見をもとに,改めて当館の使命を見据え,自らの役割を全うできるようにして参りたいと思っています。こうした機会を提供くださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。 千葉市立郷土博物館 文化庁の京都への移転に伴い,今年度から京都市の岡崎公園で開催される障害者アートの催しに地域の動物園として参画し,京都国立近代美術館と連携して聴覚障害者に向けたワークショップを開催することになり,博物館のマネジメントについて学びたいと参加いたしました。展示する対象が異なるだけで,基本的な考え方は同じであることが認識できましたし,様々な博物館の取組事例の紹介やグループ協議を通して,同じ地域の博物館が連携して地域の未来を拓くきっかけになるヒントをたくさん得ることができました。とても有意義な研修となりましたこと,研究所の皆様に深く感謝いたします。 京都市文化市民局動物園(京都市動物園)
受講後アンケートの集計結果 本講座の受講後レポートでは,講座を受講して「新たに取り組みたいまたは改善したい業務」についてアンケートを実施しました。その結果,下図のような回答が得られました。 ![]()
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