社会教育実践研究センター

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〒110-0007
東京都台東区上野公園12-43
TEL 03-3823-0241
FAX 03-3823-3008

平成28年度公民館職員専門講座 「地域と学校の連携・協働の推進における公民館の役割」

講義の詳しい内容は各タイトルのリンクをクリックすると見ることができます。

実施要項
趣旨
公民館職員として必要な高度かつ専門的な知識・技術について研修を行い,地域の指導者的立場にある公民館職員としての力量を高める。
平成28年度テーマ
地域と学校の連携・協働の推進における公民館の役割
主催
文部科学省
国立教育政策研究所 (社会教育実践研究センター)
期間
平成28年5月17日(火)〜 5月20日(金)(4日間)
対象
  1. 公民館・公民館類似施設の館長及び指導的立場にある職員
  2. 都道府県,指定都市及び市町村教育委員会の公民館運営に関わる社会教育主事等
  3. 首長部局の生涯学習関連施設の職員
  4. 上記(1)〜(3)と同等の職務を行うと主催者が認めた者
  5. ※本講座は,ある程度経験を積んだ指導的立場にある公民館職員等を対象とした内容で構成していま すので,推薦の際には御配慮ください。
定員
50人
会場
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
〒110 - 0007 東京都台東区上野公園 12 - 43
TEL 03-3823-8420 FAX 03-3823-3008
プログラム
受講者の声

今回、初めて「国社研」の研修に参加させていただきました。

ひと口に「公民館」と言ってもその実態が多様であることは、ある程度はわかっているつもりでしたが、事例研究の発表や演習、グループ協議での情報交換等々を通して、その多様性に具体的にふれることができ、実にたくさんの刺激を受けることができました。また、「公民館職員」の身分や立場がこんなにも様々なのか、というのも、今回身をもって知ったことのひとつです。

ただ、あまりにたくさんの刺激を集中的に受けすぎて、毎日ヘトヘト、すべてが終わった後もしばらく頭がジンジンしびれていました。

1週間留守にした職場に戻れば、あっという間に普段の喧騒(?)の日々ですが、たくさんの刺激や今回いただいた多くのご縁とつながりを次への活力にできるよう、徐々に整理したいと思っています。

束の間ながら熱い日々を一緒に過ごした受講生の皆さんと国社研の皆さまに感謝申し上げます。(心残りは、毎日上野の森を歩きながら、東京都美術館の若冲展を観覧できなかったことです・・・(苦笑))。

北海道・置戸町教育委員会(中央公民館)社会教育係長
森田はるみ

平成27年度社会教育主事講習[B]を受講して2か月半が経過した5月半ば、再び国社研で学習する機会を得ました。講座初日、通いなれた鶯谷駅を降りると、冬の社教主事講習の時は歩道の所々に雪が残っていたことを懐かしく思い出し、季節の移り変わりは早いものだと感じました。今年度の公民館職員専門講座のテーマは「地域と学校の連携・協働の推進における公民館の役割」です。

学校との連携を日々模索している私にとって大変参考となる講座で、特に2日目午後の事例発表後の分科会では、事例を発表された方からさらに詳しくお話を聞くことができ大変勉強になりました。また、社教主事講習の時にも感じていたのですが、受講生が講座に集中できるのも、国社研の先生方をはじめ事務の皆さんのホスピタリティーの高さがあればこそと思います。これから国社研で学んだことを活かし地域のまちづくりに取り組んでまいりますので、これからもご指導よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

千葉県船橋市二和公民館 館長
鯉渕 誠

「社会教育主事講習」を受講させていただいて以来、5年ぶりに国社研の門を潜りました。

その間、市の財政は増々厳しい状況で公民館への経費削減は底に達する勢いです。まして私たちは、指定管理者と言う立場で公民館の仕事に従事しているわけで心が折れそうになる時があります。「公民館職員専門講座」は、公民館の仕事に従事する以上いつか受講したいと思っていました。予算は削減されてはいるが、公民館の果たすべき役割は、年々大きくなっていると感じていたからです。特に地域と学校の連携・協働の推進については、公民館がどう関わっていけばよいかを悩んでいました。

そうだ、迷った時は国社研!今年はなにがなんでも「公民館職員専門講座」に参加しようと心に決めて受講準備をしていたところ、なんと今年度のテーマは、私が学びたいこととピッタリじゃないですか!こうして、5年ぶりに国社研の門を潜ったわけです。

この講座でたくさんのことを得たことは言うまでもありませんが、全国に公民館のことが大好きで、熱い思いで仕事をしている仲間がたくさんできたことが、何よりも素晴らしい研修の成果となりました。このつながりを大切に、今まで以上に楽しく頑張っていきたいと思っています。国社研の皆様をはじめ、ご一緒いただいた全ての方々に感謝しています。ありがとうございました。 

公益財団法人奈良市生涯学習財団都跡公民館 館長
大谷 華代子

これまで公民館職員専門講座に参加した人の話を聴く機会が何度もあったので、この講座が私たち社会教育主事にとってたいへん有益になるものだということは理解していました。今回初めて参加して、私の想像を超える充実感を味わうことができ、4日間があっという間に過ぎてしまった感じでした。

今回のテーマは「地域と学校の連携・協働の推進における公民館の役割」でした。講座を通して感じたことは、「地域と学校の連携・協働を推進していくことは、災害が起こったときにも有効である」ということです。今回参加する1ヵ月前に平成28年熊本地震に遭い、講座のときにも公民館として震災とどう向き合っていくかを考えていました。また、特別プログラムで震災の体験談を話させていただきました。熊本の思いに共感を持っていただき、心配して声をかけてもらったことで勇気づけられました。全国の公民館職員の方々から応援していただき、心強い全国のネットワークを持つことができました。今後も、講座で学んだこととネットワークを活かして頑張ります。

熊本県熊本市花園まちづくり交流室・公民館 社会教育主事
杉本 誉弘