社会教育実践研究センター

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〒110-0007
東京都台東区上野公園12-43
TEL 03-3823-0241
FAX 03-3823-3008

平成27年度公民館職員専門講座 「地方創生の起点としての公民館」

講義の詳しい内容は各タイトルのリンクをクリックすると見ることができます。

実施要項
趣旨
公民館職員として必要な高度かつ専門的な知識・技術についての研修を行い,地域の指導的立場にある公民館職員としての力量を高める。
平成27年度テーマ
地方創生の起点としての公民館
主催
文部科学省
国立教育政策研究所 (社会教育実践研究センター)
期間
平成27年5月19日(火)〜5月22日(金) --- 4日間
対象
都道府県・指定都市教育委員会が推薦する次の者
  1. 公民館主事及び公民館・公民館類似施設の職員
  2. 都道府県,指定都市及び市町村教育委員会の公民館運営に関わる社会教育主事等
  3. 首長部局の生涯学習関連施設の職員
  4. 上記(1)〜(3)と同等の職務を行うと主催者が認めた者
定員
50人
会場
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
〒110 - 0007 東京都台東区上野公園 12 - 43
TEL 03-3823-8420 FAX 03-3823-3008
プログラム
受講者の声

公民館職員専門講座受講のため二十数年ぶりに国社研の門を潜りました。  国社研および周辺は変わったところもありましたが,受講者である公民館職員から出される熱気は昔も今も変わっていません。  公民館を取り巻く状況・環境はそれぞれ違いますが,公民館に勤務する職員同士だからこそ分かりあえる部分が多く,演習やディスカッションにおけるグループメンバーとの意見交換では,「そうそう。わかるわかる。」とうなづきながら参加できました。その中で,所属の現状を客観的に振り返ると「まだまだやれる。やらなければ!」と感じました。また,時代の変化に伴い社会教育・公民館に求められている役割も変化している事に,あらためて気付かされました。地域における課題の発見・解決を通したまちづくりは,なかなか難しいことですが,楽しく活動する事に心がけ「継続は力なり!」を実践していきたいと思います。  

4日間という短い期間でしたが,講師・受講者および国社研の皆さまより,たくさんの刺激とパワーをいただく事ができました。皆さんからいただいた刺激とパワーをこれからも公民館で発揮していきます。ありがとうございました。

会津若松市生涯学習総合センター
主任主査兼社会教育主事 田中 雄一

指定管理者として公民館に勤務をはじめ、今回、4年目にして初めて「公民館職員専門講座」を受講しました。青森から沖縄と全国各地の公民館を愛する方々と共に、講義を受けたりグループワークに励んだりと、大切なポイントがぎゅっと詰まった様な貴重な時間を過ごすことが出来ました。休憩時間も含めて公民館一色に包まれる空間は、耳にする全てが新鮮で刺激的でした。大笑いしたり深刻になっての意見交換は、日常勤務では味わうことのできない空間でした。参加者皆さんの置かれている地域や立場は様々ですが、「人がつくる!地域に必要とされる公民館!」への思いは熱くてワクワクしました。国社研の皆様はじめ、ご一緒いただいた全ての方に感謝し、この講座で得た熱い気持ちを忘れずに、地域と成長し続ける公民館を目指していきたいと思います。

公益財団法人四街道市地域振興財団
四街道市立四街道公民館 福本 由香里

「地方創生の起点としての公民館」といったテーマから、不安を感じながらの受講でしたが、いざ受講してみると公民館の役割や目指すところが当市において考えていることと同様で、講師の方々から発表いただいた内容は自身の仕事にとって参考になる部分が多くありました。初日から最終日まで昼食や夕食の機会にいろいろな方々とご一緒させていただいたり、講座内のグループワーク等を通じて、公民館職員としての想いやこれまでの取組み、おかれている状況等様々なお話を伺ったりと、講座内外で参加者の皆さんとつながる機会に恵まれ、貴重なつながりが多くできたように思います。

今回の講座で学んだ内容は自身だけの学びに留めず、地域に還元できるよう、自身の勤める公民館において意識的に実践しようと思います。また、研修会でできたつながりを今後も大切にし、定期的に情報共有しあえるよう心掛けたいと思います。

田辺市教育委員会生涯学習課公民館係
万呂公民館主事 小出 明拓

今回、初めて公民館専門講座を受講し、講師の先生や実践発表者の方々、また、受講者の皆さんの熱を感じた4日間でした。受講者の方々とは(仕事柄でしょうか・・・)すぐにうちとけ、人がつながるってこういうことなんだと実感できました。個人的には人前で話すのが得意ではなく、プレゼンテーションとなると何度、経験しても落ち込むことが多かったのですが、3日目、特定非営利活動法人ふくおかNPOセンターの古賀氏の話を聞き、「かたち」にばかりこだわっていた私自身のこれまでを反省することができました。

・ユニバーサル性(だれにでもみやすく)

・アイコンタクトをしっかりと

・時間配分 

・手垢用語は×

・自分なりにわかりやすい言葉で 

など、教えていただきました。

最後に受講者一人一人の学びを常に考え、支えてくださった国社研の皆様、本当にお世話になりました。(・・・研修の合間に都内の図書館めぐりを相談したところ、すぐにリストをいただき、充実した時間を過ごすことができました。)

福岡県教育庁南筑後教育事務所社会教育室
安達 幸子