社会教育実践研究センター

センターの案内図PDF

〒110-0007
東京都台東区上野公園12-43
TEL 03-3823-0241
FAX 03-3823-3008

平成25年度社会教育主事専門講座 

講義の詳しい内容は各タイトルのリンクをクリックすると見ることができます。

実施要項
趣旨
社会教育主事として必要な高度かつ専門的な知識・技術に関する研修を行い,都道府県の指導的立場にある社会教育主事としての力量を高める。
平成25年度テーマ
「ネットワーク型行政の要としての社会教育主事の在り方」
〜様々な組織をつなぐ・広げる・動かす〜
主催
文部科学省
国立教育政策研究所 (社会教育実践研究センター)
期間
平成25年11月13日(水)〜11月15日(金) ---3日間
対象
都道府県及び指定都市教育委員会が推薦する次の者
  1. 都道府県及び指定都市教育委員会の社会教育主事等
  2. 都道府県及び指定都市立生涯学習・社会教育センターの社会教育主事等
  3. 上記1〜2と同等の職務を行うと主催者が認めた者

※ 趣旨の通り,本講座は,広域行政の中核を担う社会教育主事等を対象とした内容で構成しておりますので,推薦の際には御配慮ください。
定員
50人
会場
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
〒110-0007東京都台東区上野公園12-43
TEL03-3823-8420 FAX03-3823-3008

※詳しくは実施要項PDFファイルをご覧ください

プログラム

※プリントアウトされる方はプログラムPDFファイルをご利用ください。

平成25年11月13日(水)|1日目
時間 内容
10:00-10:40 受付
10:40-11:00 開講式・オリエンテーション
11:00-11:15 休憩
11:15-12:45

社研カフェ

講座における目標の共有と課題抽出(全体交流)

社会教育実践研究センター
12:45-14:00 休憩
14:00-15:30

講義Ⅰ 今こそ、社会教育の出番PDF/421KB)

吉田 博彦
特定非営利活動法人教育支援協会 代表理事
15:30-15:45 休憩
15:45- 17:15

講義Ⅱ 様々なプレイヤーを巻き込む社会教育主事に期待する

坪田 知広
文部科学省生涯学習政策局 社会教育課 課長
17:45- 情報交換会
平成25年11月14日(木)|2日目
時間 内容
9:30-12:00

講義・演習 組織を動かすリーダーに求められる力 〜戦略的な組織マネジメント〜

能島 裕介
特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー 理事長
12:00-13:00 休憩
13:00-17:15

研究協議 広域行政を司る専門的教育職員の役割を考える 〜議会対応etc.の協議から一般行政職員との違いを探る〜

※登壇者・コメンテーターは、全て社研調査研究委員

登壇者

芳村 桐子
北海道教育庁生涯学習推進局生涯学習課 主査
朝日田 顕志
宮城県教育庁生涯学習課 主幹(社会教育主事)
山本 芳正
島根県教育庁社会教育課 社会教育主事・サブリーダー
上島 和美
熊本市企画振興局生涯学習推進課 主幹

進行

社会教育実践研究センター

コメンテーター

志々田 まなみ
広島経済大学 准教授
平成25年11月15日(金)|3日目
時間 内容
9:30-12:00

シンポジウム 教育行政の殻を破る

登壇者

企業|龍治 玲奈
日本マイクロソフト株式会社法務・政策企画統括本部  政策企画本部渉外・社会貢献課 課長
NPO等PDF/45KB)|平岩 国泰
特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール 代表理事
行政PDF/112KB)|関 pカ
愛媛県新居浜市市民部 部長

コーディネータ

志々田 まなみ
広島経済大学 准教授
12:00-13:00 休憩
13:00-14:30

特別講義 しくみが組織を変えるPDF/103KB)

小田 與之彦
株式会社加賀屋  代表取締役副社長
14:30-14:45 休憩
14:45-15:30

総括協議 (振り返り)

社会教育実践研究センター
15:30-15:45 閉講式
受講者の声

今年度の研修テーマ「ネットワーク行政の要としての社会教育主事の在り方」を受けての様々な立場の方々からの講話や演習は,まさに自分自身が現在置かれている状況を見直し,確認することができた貴重な機会となりました。

学校現場にいた時も地域の方々や保護者と一緒に教育活動を進め,その手法をヒントにしてこれまで社会教育活動を進めてきましたが,地域をつなげて活動することの重要性やその中で社会教育主事が果たすべき役割等について改めて学ぶことができました。

今回の研修は,学んだことをこれからの教育活動にどのように活かしていくかを考えることも,成果の一つだと思います。現場でも社会教育主事としての役割をしっかりと理解して,活動に取り組んでいきたいと強く思いました。

仙台市泉区中央市民センター
遠藤 浩志

「社会教育主事の固有の専門性とは何か」、「ネットワーク型行政の要として何ができるのか」この二つの大きなテーマについて、問われ続けた3日間でした。熱い討議を重ね、多くの御示唆を頂きながら、私なりの考えの整理を進めることができたように思います。

複雑多様化する社会の中で、解決すべき課題は様々な背景や要因と絡み合っており、既存の組織が独自の使命のもとで、単独で業務を遂行し、有効な成果を生み出すには、限界があります。

「おしい!社会教育」「おしい!生涯学習」からの脱却を目指すためも、連携・協働のネットワークの実現と推進が不可欠です。今回の講座で、貴重な出会いを頂いた全国の同志の社会教育主事の仲間や社研の皆様とのつながりを大切に、まずは、行動を一歩から起こします。

広島県立生涯学習センター振興課
松田 愛子

今回の研修では、グループ協議や講義・演習をとおして社会教育主事としての資質・能力について改めて考え、学ばせていただきました。特に各地域に応じた事業や指導助言は、今後の社会教育を推進していく上で大変参考になるものがありました。また、予算削減が進んでいく中、首長部局と連携してネットワーク型行政を推進していくことについても再確認できる場でもありました。

この3日間は、全国各地から参加した社会教育主事の方々と知り合うことができ、情報交換等で仲間ができたことは大きな財産となりました。今後も連絡を取り合い、お互いの情報を共有しながら社会教育の推進に努めていきたいと思います。

福岡県教育庁筑豊教育事務所社会教育室 
松田 雄三

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 実施要項等