社会教育実践研究センター

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〒110-0007
東京都台東区上野公園12-43
TEL 03-3823-0241
FAX 03-3823-3008

平成25年度博物館長研修

講義の詳しい内容は各タイトルのリンクをクリックすると見ることができます。

実施要項
趣旨
新任の博物館長等に対し,博物館の管理・運営,サービスに関する専門知識や,博物館を取り巻く社会の動向などについて研修を行い,博物館運営の責任者としての力量を高める。
平成25年度テーマ
「博物館長のリーダーシップ」
主催
文部科学省
国立教育政策研究所 (社会教育実践研究センター)
協力
公益財団法人日本博物館協会
実施期間
平成25年10月9日(水)〜10月11日(金)---3日間
対象
都道府県・指定都市教育委員会及び関係独立行政法人等が推薦する次の者
  1. 主として登録博物館、博物館相当施設又は博物館類似施設の館長・副館長に就任し 2年未満の者
  2. 上記1と同等の職務を行うと主催者が認めた者
定員
50名
会場
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
〒110-0007東京都台東区上野公園12-43
TEL03-3823-0241 FAX03-3823-3008

※詳しくは実施要項PDFファイルをご覧ください

プログラム

※プリントアウトされる方はプログラムPDFファイルをご利用ください。

平成25年10月9日(水)|1日目
時間 内容
10:30-11:00 受付
11:00-11:45 開講式・オリエンテーション
11:45-12:45

行政説明 博物館関連施策の動向

文部科学省生涯学習政策局社会教育課
12:45-14:00 休憩
14:00-15:30

講義 人材育成PDF/111KB)

職員を育てる組織になっていますか?

山西 良平
大阪市立自然史博物館館長
15:30-15:45 休憩
15:45-17:15

交流プログラム 社研カフェ

社会教育実践研究センター
17:45-19:30 情報交換会
平成25年10月10日(木)|2日目
時間 内容
9:30-11:00

講義 博物館の目指すコミュニケーション

利用者との対話をどのように考えていますか?

渡辺 政隆
筑波大学教授
11:00-11:15 休憩
11:15-12:45

講義 地域コミュニティ形成に資する博物館の役割

どんな人達とつくりあげていますか?

逢坂 恵理子
横浜美術館館長
12:45-14:00 休憩
14:00-15:30

講義・演習 危機管理PDF/86KB)

リスクマネージメントは大丈夫ですか?

朝賀 浩
文化庁文化財部美術学芸課
主任文化財調査官・文化財保護調整官
15:30-15:45 休憩
15:45-17:15

講義・演習 危機管理(継続)

平成25年10月11日(金)|3日目
時間 内容
9:30-11:00

グループ協議 ふりかえり

半田 昌之
公益財団法人 日本博物館協会専務理事
11:00-11:15 休憩
11:15-12:45

特別講演 園長(館長)としてのリーダーシップPDF/57KB)

土居 利光
東京都恩賜上野動物園園長
12:45-13:00 閉講式
14:00-15:00

特別プログラム 施設見学(希望者のみ)

希望者のみを対象とするプログラムです。費用はかかりません。 希望される方は,受講申込書にご記入ください。

東京国立博物館
13:50 集合
14:00 概要説明・施設見学
15:00 解散
受講者の声

昨年4月より、思いがけず館長職に就き、毎日右往左往して来ましたが、今回の研修に参加することができ、基本的な指針を得られたように思います。特に、同じ館長職にある他館の方々のお話を聞けたことは、大きな励みになりました。皆様がそれぞれの館の事情を抱えながら、前向きに情熱を持って課題に取り組んでおられることに関心いたしました。

社研カフェや振り返りの討議の中で、活発な意見が発せられ、皆様のエネルギーの大きさを感じました。分野は違っていても、それぞれの館の運営に経験を重ねてこられた講師の方々のお話もとても興味深く、最後に特別講演で上野動物園園長のお話にあった「新しい価値を創造する」ことが大切であるということが大変印象的でした。美術館や博物館が社会にとって必要な存在であり続けるためのキーワードのように思われました。

(香美市立美術館 館長 
都築 房子)

私はこの4月から現職に就いていますが、着任から半年というタイミングでこの研修を受講することができ、大変良かったと思っています。半年にしてようやく館の業務全体が掴めるようになってきたところですが、その一方で、次々と持ち上がる難問と八方塞がりの現状に頭を抱えていたところでした。3日間の研修をとおして、博物館運営に関する知識を得られたことも大きな要素ではありましたが、それ以上に、「同じ悩みを抱える仲間」と出会えたことこそが何よりの財産になったと思っています。立場もバックグラウンドも違う館長同士が、3日間という時間を共有し対等に接して頂いたこと、心から感謝しております。それぞれの知性が集まることにより価値が生まれる。まるで博物館そのものを象徴するような研修でしたが、黄昏に飛ぶ梟(ふくろう)のように今はその結果が見えずとも、私にはとても大きな意味があったと感じています。

(消防博物館 館長 
宍戸 洋平)

資料のダウンロード
 実施要項等