国立教育政策研究所 社会教育実践研究センター 学習コンテンツ

社会教育主事研修〜社会教育法改正と今後の社会教育〜

 この学習コンテンツは、都道府県や市町村の教育委員会事務局等で社会教育行政を担当している皆様に広く活用していただくことを目的に作成しております。

 平成18年12月の教育基本法改正を踏まえ、平成20年6月に社会教育関連三法が改正され、その中では、教育委員会の事務に、新たに地域住民等の学習の成果を活用する機会の充実や児童生徒の放課後の居場所づくり、家庭教育に関する情報の提供などが加わったほか、社会教育主事の職務についても、学校が地域住民等の協力を得て教育活動を展開する場合に、求めに応じて必要な助言ができること等が追加されました。このようなことから社会教育行政の果たすべき役割は益々重要になっており、また社会教育指導者の資質向上も喫緊の課題となっております。本学習コンテンツは、社会教育法の改正を踏まえた今後の社会教育行政について、4つのChapterに分けて説明したものです。

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Chapter1
生涯学習の振興と社会教育行政〜社会教育をめぐる新しい動向を踏まえて〜(平成21年度収録)  PDF 
講師:山本 恒夫(八洲学園大学長)

パート1 教育基本法の改正(平成18年12月)
パート2 中央教育審議会(答申) 
  「新しい時代を切り拓く生涯学習の振興方策について〜知の循環型社会の構築を目指して〜《(平成20年2月)
パート3 社会教育法・図書館法・博物館法の改正(平成20年6月)

Chapter2
社会教育主事に求められる役割(平成21年度収録)   PDF
講師:山本 和人(東京家政大学教授)

パート 1) 社会教育主事とは何か
パート 2) 社会教育主事の法令上の規定
パート 3) 社会教育主事に必要な資質・能力
パート 4) これからの社会教育主事に求められる役割

Chapter3
新しい時代における社会教育計画・評価の在り方(平成20年度収録)  PDF
講師:浅井 経子(八洲学園大学教授)

パートはじめに
パート新しい時代の計画の在り方
パート社会教育計画の位置
パート社会教育計画の構造
パート平成20年の教育振興基本計画 からみた社会教育計画立案の際の課題
パート評価の目的と意義
パートマネジメントサイクル
パート評価の方法
パート評価の視点

Chapter4
社会の諸課題と社会教育施策

Subject1
生涯学習の学習成果の活用(平成21年度収録)  PDF
講師:佐久間 章(札幌国際大学准教授)

パートはじめに
パート@) 法律・答申にみる学習成果の活用
パートA) 学習成果の活用の意義
パートB) 学習成果の活用支援
パートC) 学習成果の活用支援の課題


Subject3
学校・家庭・地域の連携(平成21年度収録)
  PDF
講師:明石 要一(千葉大学教授)

パート今の子供のおかしさ
パート青少年教育の施策をどうすればいいか?
  1)子どもの発達に応じた施策
パート 2)学校支援地域本部づくり
  /連携の精神
  /子育て機能の分担
パート2つの風と1つの色

Subject2
家庭の教育力の向上(平成21年度収録)  PDF
講師:大島 まな(九州女子短期大学准教授)

パート1.家庭の教育力の現状と課題
  (1)家庭教育をめぐる最近の動き
  (2)保護者の役割と「家庭の教育力《の意味
パート (3)家庭の教育力の低下* 現状と背景
パート2.家庭の教育力向上のための支援策
  (1)社会全体での家庭教育支援
  (2)すべての親への支援
パート (3)子育てサークル・ネットワークの形成
  (4)支援者の育成
  (5)子どもの発達支援*地域の教育力の再生

 

(注意)なお、各学習コンテンツにおいて、メディアバーによる操作をした場合には講師の音声及び画像とスライドが合わない場合がありますので、ご了承ください。


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