平成24年度制作
 社会教育行政においては、施策を体系的に整理し、計画的に事業を展開すると同時に、その成果や課題を適切に分析することにより、事業の改善を図ることが重要であると指摘されております。
 このような中、市町村における生涯学習振興計画等の策定状況は6割弱(※)に止まっており、計画に基づいた施策の展開が全国的に図られているとは言えない状況にあります。
  このような状況を改善し、計画的で意図的な社会教育行政が各地域において推進されるよう、社会教育実践研究センターでは、社会教育行政に携わる関係者向けに「社会教育計画策定ハンドブック(計画と評価の実際)」を作成し、平成24年3月に刊行したところです。
  このハンドブックは、各地域における「計画策定」「社会教育事業の評価指標づくり」等の演習や、実際に計画策定を行う際の参考として頂くためのものですが、この度、このハンドブックの補助教材として、映像によるコンテンツを作成しました。
  ハンドブックの活用はもとより、今年度作成した映像コンテンツが、今後の地方公共団体における社会教育計画の策定及び評価活動の際に十分活かされ、地域における社会教育振興の一助となれば幸いです。
                         (※)平成23年度生涯学習・社会教育振興施策に関する基礎資料

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Chapter1                  PDFDL
社会教育計画策定ハンドブックの概要  
講師:
八洲学園大学教授 浅井 経子
東京工業大学大学院准教授 坂野 達郎

パート内容について
   「社会教育計画策定の目的、意義、留意点」
パート ① 社会教育計画策定の目的
パート ② 社会教育計画策定の意義
パート ③ 社会教育計画策定の留意点
   「評価を前提とした計画をどのように策定したらよいか」
   (1)計画と評価の関係
パート ① 科学的学習過程としての計画過程
パート ② ロジックモデル:結果重視の発想と徹底した事業の分析
パート ③ 評価のタイミングと評価指標:セオリー評価、プロセス評価、インパクト評価
パート ④ 計画の階層性と評価
   (2)評価を前提とした計画の構造と策定手順のイメージ
パート ① 計画の構造
パート ② 計画策定の手順



Chapter2                  PDFDL
社会教育計画策定の手順  
講師:
秋田大学准教授 原 義彦

パート内容(概要)について
パート(1)社会教育計画の構造
パート(2)社会教育計画策定の手順の流れ
パート  策定作業の全体構成
パート  現状分析の手順
パート  計画策定(計画体系)の手順
パート  計画策定(評価体系)の手順
パートまとめ ~社会教育計画策定上の留意点~



Chapter3                  PDFDL
社会教育計画における評価指標設定の留意点
~事業評価フロー図の作成~
 
講師:
東京都教育庁地域支援部生涯学習課 稲葉 隆

パート内容(概要)について  
   (1)事業評価フロー図
パート ① 事業評価フロー図とは
パート ② フロー図の作成と事業の充実の関係
パート ③ フロー図作成と事業の及ぶ範囲の関係
   (2)評価指標の洗い出しの重要性
パート ① 評価指標項目の洗い出しの具体的手順例
パート ② 評価指標項目のふるい分けの具体的手順例
パートフロー図作成の留意点
 

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