国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターでは,「いじめ追跡調査」をはじめ,いじめに関する調査研究を実施しており,併せて海外の研究者との国際比較調査などの共同研究を実施しております。さらに,「いじめ問題国際シンポジウム」を1996年,2006年と10年おきに開催してきました。前回から10年目に当たる本年,第3回目のシンポジウムを開催いたします。
過去2回のいじめ問題国際シンポジウムにおいて,諸外国では,暴力を伴ういじめが問題視されているが,日本では,暴力を伴わないいじめの深刻さについても問題視されており,単純に国際比較できない現状が明らかになりました。
このことを踏まえ,今回のシンポジウムでは三部構成で,日本の特異性を分析するとともに,日本及びオーストラリアのいじめの未然防止に間する取組を紹介し,それらを踏まえて,各国の今後のいじめ対策の在り方について討論いたします。
- 日時
- 平成28年12月4日(日) 13:00〜16:30
- 場所
- 文部科学省 3階講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2 中央合同庁舎第7号館 東館3階)
・東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」11番出口又は6番出口より徒歩1分
・東京メトロ丸ノ内線,千代田線,日比谷線「霞ヶ関駅」A13番出口より徒歩5分
・館内への入り口はこちら( /198KB)
- 主催
- 国立教育政策研究所
- 定員
- 400人
- 備考
- 参加無料
日英同時通訳付き
- 杉野 剛
- 国立教育政策研究所長
第一部:暴力の少ない社会におけるいじめ
- 登壇者:アントワネット・ヘツラー (ルンド大学社会学部 教授)
- 滝 充 (国立教育政策研究所 総括研究官)
第二部:いじめを生まない学校づくりの試み
- 登壇者:フィリップ・スリー (フリンダース大学教育学部 教授)
- バーバラ・スピア (南オーストラリア大学教育学部 研究主任)
- グレース・スクシピエッツ (フリンダース大学 講師)
- 中野 澄 (国立教育政策研究所 総括研究官)
第三部:パネルディスカッション
- 討論者: ジョナサン・コーエン(全国学校風土センター 所長)
- パネリスト:アントワネット・ヘツラー(ルンド大学社会学部 教授)
フィリップ・スリー(フリンダース大学教育学部 教授)
滝 充(国立教育政策研究所 総括研究官)
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表面
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