現在日本では、専門職大学院、免許更新制、教員評価など、教員をめぐる数々の課題に直面している。教員問題は、多くの国で抱える共通の教育課題であり、各国が様々な改革に取り組んでいる。そこで、諸外国の取組やアイディア」を共有し、議論することを通して、これからの社会に求められる教員像の構築と、その教員にとって、また子どもたちにとって、よりよい教育環境を整備するための教員政策の在り方について検討する。
- 日時
- 平成18年12月16日(木)13:00〜16:50(受付開始13:30)
- 場所
- 国連大学 ウ・タント国際会議場
- 主催
- 国立教育政策研究所・文部科学省
基調講演「知識基盤社会に求められる教員像・教員の確保・資質向上のための取組み」
- 合田 隆史(日本:文部科学省初等中等教育局担当大臣官房審議官)
- 「リーダーシップ、教職、持続性と変化」
- アンディー・ハーグリーブス(アメリカ:ボストン大学)
- 「知識基盤社会のための教育改革?:1976年以降のイギリスにおける説明責任、選択、教育変革」
- ゲーリー・マカロック(イギリス:ロンドン大学教育学研究所)
- 「韓国の教育改革と教員政策の動向:21世紀の教員像を求めて」
- 鄭 廣姫(韓国:韓国教育開発院)
- 「『学習する国家』を築く:知識基盤社会の課題へのフィンランドの対応」
- パシ・サルベリ(フィンランド:世界銀行、元フィンランド教育省)
- パネリスト
- アンディー・ハーグリーヴス
- ゲーリー・マカロック
- 鄭 廣姫
- パシ・サルベリ
- コーディネーター
- 葉養 正明(日本:東京学芸大学 教授)
- 小松 郁夫(日本:国立教育政策研究所 教育政策・評価研究部長)