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平成16年度 教育改革国際シンポジウム

「持続可能な開発」と21世紀の教育

開催の趣旨

「持続可能な開発」に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグ・サミット)における日本政府の提案が2002年の国連総会で採択され、今年から「持続可能な開発 のための教育の10年」が始まりました。こうした国際的な潮流の中で、これまでにも増して、「持続可能な開発」に向けた努力が、ことに教育分野で期待されています。

国立教育政策研究所では、「持続可能な開発のための教育の10年」にのっとった活動の一環として、国際シンポジウムを開催します。持続可能な社 会を形成していくにあたり、教育の役割は何なのか、またそうした社会を実現するための理論はいかなるものか、さらにどのような教育実践が具体的に考えられ るのかなどについて、一般市民や学校関係者、行政官、研究者の皆さまと共に考える機会にしたいと考えております。

国際シンポジウムでは、「システム哲学理論」の提唱者、哲学者、未来学者、ブダペストクラブの創立者・会長としても知られるアーヴィン・ラズロ博士を招き、基調講演を行っていただきます。

また、「持続可能な開発のための教育」の最前線で活躍されている専門家をアメリカ、イギリス、オーストラリアより招き、「持続可能な開発のため の教育」の理論や実践について具体的にお話しいただき、さらにパネルディスカッションで日本における課題や可能性についても討議します。

開催概要
日時
平成17年3月26日(土)[開場12:30−開会13:00−閉会17:30]
場所
一橋記念講堂(学術総合センター内)
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号
東京メトロ半蔵門線/都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A8, 9出口より徒歩3〜5分
東京メトロ東西線「竹橋」1b 出口より徒歩3〜5分
Map: http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.html
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
主催
国立教育政策研究所,文部科学省
後援
(財)教育研究振興会
協賛
日本環境教育学会、日本国際理解教育学会、日本科学教育学会、日本理科教育学会、開発教育協会、日本地学教育学会、日本教育工学会、日本ホリスティック教育協会、全国教育研究所連盟
講演者およびパネリスト(敬称略)
基調講演者
アーヴィン・ラズロ
哲学者、未来学者、ブダペストクラブ創立者・会長
パネリスト
ビクター・マイヤー
米国オハイオ州立大学名誉教授
ダグラス・ボーン
英国開発教育協会事務所長
ピーター・グラスビー
豪州マウントバーカー・ウォルドルフ・スクール教師(理科教師賞受賞者)
講演者
井上 正幸
文部科学省 国際統括官
指定討論者
五島 政一
国立教育政策研究所 総括研究官