社会の情報化に対応した情報活用能力の育成、今後のIT人材の養成・確保の観点等から、教育 の情報化は各国とも重要な政策課題になっています。例えば、米国では教室のコンピュータ整備とブロードバンド化を強力に進めた成果が現れてきました。英国 では、国のカリキュラムガイドラインに基づいた教育用コンテンツの充実と流通促進、並びに教員のトレーニング等に力を入れた結果、生徒の学力が向上したと の報告を出しています。また、アジア地域では韓国やシンガポールが先進的に取り組んでおり、コンピュータやインターネットを活用した教育を政策的に推進し ています。
そこで、このシンポジウムでは我が国とこれら4カ国から、国の教育の情報化に関する政策担当者や専門家の方々により各国の現状と今後の方向について説明していただき、今後の在り方について議論したいと思います。是非ご参加下さい。
- 日時
- 平成16年3月15日(日)[開場 13:00 シンポジウム 13:30-17:30 ]
- 場所
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一橋記念講堂(学術総合センター内)
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号
東京メトロ半蔵門線/都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅A8, 9出口より徒歩3〜5分
東京メトロ東西線「竹橋」1b 出口より徒歩3〜5分
Map: http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.html
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
- 遠藤昭雄
- 国立教育政策研究所長
- 藤田明博
- 文部科学省 大臣官房審議官 (生涯学習政策局担当)
海外パネリストによるプレゼンテーション 諸外国における今後の教育の情報化政策
- パネリスト
- リチャード・ピエトラシク (Richard Pietrasik) 元教育コミュニケーション機関 学校部長[英国]
- ユ・ジンソン (Yoo Jinson) 教育学術情報院 教育情報サービスセンター長[韓国]
- ジャン・ジヒョン (Chang Jeehyun) 教育学術情報院 研究員[韓国]
- チア・ホーン・マン (Cheah Horn Mun) 国立教育研究所 基盤プログラム学部長[シンガポール]
- シーラ・オフマン・ガーシュ (Sheila Offman Gersh) ニューヨーク市立大学教育学部教授[米国]
- 司会
- 清水 康敬 国立教育政策研究所 教育研究情報センター長