パソコンやテレビなどいろいろなメディアが発達した現代でも、本を読む楽しみや喜びはまた特別です。近年、この読書の楽しみを持たない人々が増えてきてい ます。「読書はいいこと」とよく言われますが、教育や仕事、生活にどのような意義を持つかは、まだ十分検討されていません。
国民読書年に開催される本シンポジウムでは、読書体験がもたらす成長、読書への関わり方、言語力の発達と読書の関係、実際の読書力を育む社会の取組につ いて、最近の研究成果や実践的取組を通じ、家庭や学校、地域の教育において読書の力の基礎をどうつくるか、読書の楽しみをどう広げるかを考えます。
- 日時
- 平成22年8月3日(火)13:00 (受付開始 12:00)
- 場所
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文部科学省講堂
(東京都千代田区霞が関3−2−2 中央合同庁舎第7号館 東館3階)
- 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」11番出口または5番出口より徒歩1分
- 東京メトロ丸ノ内線、千代田線、日比谷線「霞ヶ関駅」A13番出口より徒歩3分
- 地図は こちら
- 館内への入口は こちら
(東館と西館の間にある共用ロビーからお入りください)
- 主催
- 国立教育政策研究所
- 素川富司(国立教育政策研究所長)
基調講演 「学校図書館が動き出すと子どもが変わる、教育が変わる」〜本を読む子は必ず伸びる〜
- 五十嵐 絹子(学校図書館アドバイザー)
- 「小中学生の読書活動と言語力を育てるメディア」
- 井上豊久(福岡教育大学教授)
- 「成人の読書への関わりと言語力」
- 立田慶裕(国立教育政策研究所総括研究官)
パネルディスカッション 「家庭・学校・地域で育む読書の力」
- コーディネーター
- 岩崎久美子(国立教育政策研究所総括研究官)
- 報告「国民読書年とこれからの図書館」
- 神代 浩(文部科学省生涯学習政策局社会教育課長)
- ディスカッション
- パネリスト
- 五十嵐絹子、井上豊久、神代 浩、八谷俊一郎、黒澤 浩(日本子どもの本研究会会長)、町田大輔(国立教育政策研究所生涯学習政策研究部長)