過去のテスト資料

2001(平成13)年以前に実施された過去のテストについて

 国立教育政策研究所は,教育研修所 (1945(昭和20)年10月〜1949(昭和24)年5月) 及び国立教育研究所 (1949(昭和24)年6月〜2000(平成12)年12月) の時代に,文部省と連携して, 様々なテストに関わってきました。
 そこで,ここでは,2000(平成12)年までに実施した全国規模のテストの問題,正答例,資料について公開します。

※ ここに掲載した資料は,基本的には,実施当時の「調査票」,「記入の手引き」,「整理表」,「報告書」等をそのまま掲載しています。
 なお,調査実施後に訂正が公表された調査票においては,正誤表が残っている場合は,「調査票」の最初に正誤表を保存しています。
○ 進学適性検査 (知能検査) 【1947(昭和22)年度〜1954(昭和29)年度】

 1940(昭和15)年以降,戦後の学制改革に至るまで,旧制大学における入学者選抜は,基本的には,出身学校長の調査書,筆記試問,口頭試問, 身体検査の結果の四つの資料による総合判定方式で行われていましたが, 1947(昭和22)年度に,口頭試問が廃止されるとともに,筆記については新たに「知能検査」と「学力検査」の二つに分けて実施されました。 翌1948(昭和23)年度に「進学適性検査」に改称され,毎年実施されることとなりましたが,1954(昭和29)年度の実施を最後に,翌1955(昭和30)年度からは廃止されました。

○ 能研テスト  【1963(昭和38)年度〜1968(昭和43)年度 ※財団法人能力開発研究所の解散時に国立教育研究所が資料を引き継いだ

 中央教育審議会の答申「大学教育の改善について」(第19回答申 1963(昭和38)年1月28日)の「V 大学の入学試験について 3.大学入学者選抜制度の改善方策」における, 「学習到達度および進学適性について,信頼度の高い結果をうる方法を検討,確立し,この方法により,共通的,客観的なテストを適切に実施することとする」, そして,「テストのための問題の研究,作成およびテストの実施のために,新たに専門の機関を設ける必要がある」という要請に基づいて, 1963(昭和38)年1月, 高等学校関係者,大学関係者,文部省関係者の三者協力のもとに,大学入学者選抜制度の改善,高校生の進学・就職指導の改善に積極的に寄与することを目的として, 財団法人能力開発研究所が設立されました。
 能力開発研究所では,この目的を達成するために,1963(昭和38)年度より,学力テストおよび適性能力テストの実施を開始し, 翌1964(昭和39)年度からは,学力テスト,進学適性能力テストおよび職業適応能力テストの実施となり,1968(昭和43)年度までの6年間にわたって,継続的に行われました。 これらを総称して「能研テスト」といわれました。

○ 全国学力調査  【1956(昭和31)年度〜1966(昭和41)年度】

 学力問題の議論の論拠となる科学的な資料を与えるため, また,直接行政的に,学習指導その他教育条件の整備,改善に寄与しようという目的で, 1956(昭和31)年度に,全国の小中学校・高等学校の最高学年に対して, 全国的規模での抽出学力調査の実施が開始されました。 そして,1961(昭和36)年度からは,中学校については,第2学年および第3学年の生徒全員を対象とする悉皆テストに切り替えられ,対象教科も2教科から5教科へと広がりました。 小学校についても,1962(昭和37)年度に,約5%抽出から約20%抽出へと抽出規模の拡大がはかられ,第5学年も調査対象となりました。 高等学校については,1962(昭和37)年度を最後に中止となりました。その後,悉皆テストは1964(昭和39)年度を最後に中止され,翌1965(昭和40)年度に小学校と同程度の抽出規模の抽出学力調査に戻り, 1966(昭和41)年度に全面的に中止となりました。

○ 「教育課程実施状況に関する総合的調査研究」 ペーパーテスト調査  【1981(昭和56)年度〜1983(昭和58)年度】

 学習指導要領はほぼ10年毎に改訂されていますが, 1980(昭和55)年度から順次全面的に実施に移された小・中学校の学習指導要領(昭和52年告示)について, 実際どの程度児童生徒に理解されているか,学習指導上の問題点は何なのかなどを明らかにして, 将来の教育課程や学習指導方法の改善に役立てるため, 文部省が1981(昭和56)年度から4年計画で, 「教育課程実施状況に関する総合的調査研究」を実施しました。 この調査研究は,ペーパーテストによる達成度調査と調査研究協力校における実践的研究の二本建てで行われました。 ペーパーテスト調査は,学年や教科を年度ごとに分けて,1981(昭和56)年度〜1983(昭和58)年度の3年間で実施されました。

○ 「教育課程実施状況に関する総合的調査研究」 ペーパーテスト調査  【1993(平成5)年度〜1995(平成7)年度】

 1992(平成4)年度から順次全面的に実施に移された小・中学校の学習指導要領(平成元年告示)についても, 同様に,文部省が1993(平成4)年度から4年計画で, 「教育課程実施状況に関する総合的調査研究」を実施し, そのうちペーパーテスト調査は, 学年や教科を年度ごとに分けて1993(平成5)年度〜1995(平成7)年度の3年間で実施されました。