国立教育政策研究所令和7年度文教施設研究講演会「学びの変革に対応した学校施設の在り方 -シンガポールと日本の事例から-」をテーマに令和7年2月10日(火) に対面及び同時オンライン配信により開催しました。265名の方が参加し、各講演者による講演、パネルディスカッション、質疑応答が行われました。講演会の動画や講演資料はこちらに掲載しております。是非、ご覧ください。
https://www.nier.go.jp/shisetsu/event/2025/
プログラム
| 13:30~13:35 | 開会挨拶 森田 正信(国立教育政策研究所長) |
|---|---|
| 13:35~13:45 | 講演1 シンガポールの社会・言語環境と教育実践について 池田 充裕(山梨県立大学 人間福祉学部 教授) |
| 13:45~14:15 | 講演2 シンガポールの教育と学校改革の近年の主な動向 タン・ウン・セン(シンガポール国立教育研究所 教授、特別プロジェクト学部長、人格・シチズンシップ教育センター所長) |
| 14:15~14:35 | 講演3 21世紀の教育と学び-イノベーションと施設環境、技術の観点から- チュー・ビー・レン(シンガポール国立教育研究所 准教授、学習とイノベーション担当チーフ) |
| 14:35~14:55 | 講演4 学習の個別化・ICT化と教室・空間 伊藤 俊介(東京電機大学 システムデザイン工学部 教授) |
| 休憩 | |
| 15:20~16:30 | パネルディスカッションパネリスト:各講演者 モデレーター:深堀 直人 国立教育政策研究所 文教施設研究センター長 |
| 16:30 | 閉会 |
概要
講演1
池田 充裕
山梨県立大学 人間福祉学部 教授
「シンガポールの社会・言語環境と教育実践について」と題して、シンガポールにおける民族構成、言語政策等について紹介があった後、それらがシンガポールの教育制度やカリキュラムにどのように影響を及ぼしているか等について説明がありました。
池田 充裕 氏


講演2
タン・ウン・セン
シンガポール国立教育研究所 教授、特別プロジェクト学部長、人格・シチズンシップ教育センター所長
「シンガポールの教育と学校改革の近年の主な動向」と題して、シンガポールにおける教育の位置づけやこれまでの教育改革の変遷等について紹介があった後、今後ますます複雑化する社会を踏まえ、今後の教育において重視すべき領域、思考モデル等について説明がありました。
タン・ウン・セン 氏


講演3
チュー・ビー・レン(シンガポール国立教育研究所 准教授、学習とイノベーション担当チーフ)
「21世紀の教育と学び-イノベーションと施設環境、技術の観点から-」と題して、学校整備における5つの主要なデザインコンセプトと9つのガイドラインについて説明があり、実際に整備された学校の事例の紹介がありました。
チュー・ビー・レン 氏


講演4
伊藤 俊介(東京電機大学 システムデザイン工学部 教授)
「学習の個別化・ICT化と教室・空間」と題して、日本におけるこれまでの学校建築の変遷について各年代毎の整備事例を踏まえた紹介があった後、学習のパラダイム変化を踏まえたこれまでの授業形態や教室・学習空間の変化や、これからの学習環境を考える上でのヒントについて説明がありました。
伊藤 俊介氏


パネルディスカッション
パネリスト:各講演者
モデレーター:深堀 直人 国立教育政策研究所 文教施設研究センター長
各講演での発表を踏まえ、学びの変革に対応した学校施設の在り方について、一人ひとりの学びを支える学習空間や児童生徒・教職員の活動を支える環境整備の観点から、議論を深めました。具体的には、学習空間や教職員スペースに焦点を当て、
・個別最適な学びと協働的な学びを支えるための学習環境の改善と、児童生徒の反応
・学習環境の改善に向けた取組
・今後の学校や学校施設の在り方
・教職員スペース(休憩スペースを含む)の現状と課題
などを取り上げ、各国から意見を伺いました。
そして、会場からの質疑応答も交えて、最後に講演会全体を総括しました。

パネルディスカッションの様子


