翻訳関連

ここでは、各種文書の抄訳を紹介します。 国立教育政策研究所の立場とは独立に、一個人、一研究者として、今後の学習・教育研 究や教育政策の展開に無視できない影響を与えうると考える重要な資料を紹介します。ポジティブに紹介したいものに加えて、批判的な論考が必要なものもあります。みなさんと協調的な吟味を行って、賢く活用していきたいと思います。

NEXT GENERATION SCIENCE STANDARDS

アメリカの州共同体が2013年4月に発表した理科・科学教育スタンダード。K-12(幼稚園から高校生まで)の子どもが、各学年・学年幅が終わるまでに科学について「できるようになっておくべきこと(Performance Expectation)」のリストとして示された科学教育のミニマムスタンダード。コンテンツとプラクティスと領域横断概念のマトリックスで内容を記述した点が新しいです。

1999年のHow People Learnから始まって、評価(2001)科学の学習(2005)非公式環境での学習(2009)に関するNRCのレビュー本、2012年のFrameworkfor K-12 Science Educationをベースにしている点で、満を持した感が強く、学習科学を基にSTEM教育を創り変え、底上げしようとするアメリカの凄味を感じます。

マトリックスは当然現場の自律性を縛るため、この「底上げ」が吉と出るかを注視したいと思います。そもそもスタンダードを創ることの意味を考えるための材料にもなります。なお、リリース時の文書を訳したため、現在のバージョンとはズレがあります。書籍も出ているので、詳細はそれらを参照してください。

Education and mind in the knowledge age

これからの学習科学に基づく教育研究・教育政策の在り方を考えるために、必須の好著であるCarl BereiterのEducation and mind in the knowledge age(2002, Routledge刊)の翻訳です。

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