『小学国語読本』は、昭和8年〜15年まで使用された国定第4期国語教科書です。全12巻で、1学年2巻ずつ使用されました。巻1が「サイタサイタ サクラガ サイタ」で始まっているため、「サクラ読本」とも呼ばれています。それまで「ハナ」「ハト」等の単語ではじまっていた導入部分に、初めて文章を採用した画期的な教科書です。文部省図書局の監修官であった井上赳を中心に編集されました。子供の話しことばや反復法が用いられ、内容も児童の生活経験に基づくものとなっています。一方で、軍国主義的教材も多数採用されました。また、低学年用の教科書が初めてカラー印刷になりました。
小学国語読本 : 尋常科用(しょうがくこくごとくほん : じんじょうかよう)
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参考文献
2018.2作成



