所蔵資料教科書のまめ本を作ろう!
当館所蔵教科書から作成したまめ本をダウンロードできます。裏面に作り方と教科書の解説つき。
- まめ本は、該当教科書から一部抜粋したものです。
- 2018.10.23
小学入門教授図解」「尋常小学修身書」を追加しました。
- 2013.11.07
まことさんはなこさん」「尋常小学修身書」「小学国語読本~図書館」を追加しました。
小学入門[教授]図解
明治初期の小学校初学年用には、教材として掛け図が使用されました。特に東京の師範学校で編集した入門教材図の「五十音図」等は、地方でも多数翻刻出版され、教授用掛け図として全国に普及しました。
明治8年に刊行された『小学入門』乙号は、これらの図を1冊に収録したもので、府県や民間から多数の翻刻本が出版され、更に教授書、解説書も民間から数多く出版されました。『小学入門[教授]図解』は、この『小学入門』の掛け図を使った教授方法を紹介したものです。
小学入門[教授]図解/鮮斎永濯(画)
小林鉄次郎 明治10
尋常小学修身書
明治36年から国定教科書制度が実施されます。『尋常小学修身書』は、第2期国定修身教科書で、明治43年から大正6年まで使用されました(巻1の使用年度)。
明治40年の「小学校令」改正により尋常小学校が6か年となり、児童用教科書も第1学年から第6学年まで発行されるようになりました。忠孝本位の徳目主義が中心の教科書です。
尋常小学修身書/文部省
文部省 明治43年
まことさんはなこさん
占領下にGHQ/CIEによって編集・発行が命じられた小学校入門期の国語教科書です。昭和24年から昭和28年まで使用されました。
「まことさんはなこさん」の他、「いなかのいちにち」及び「いさむさんのうち」の3冊が同時に発行されました。
石森延男らが中心となって編集したもので、言語生活を主体とし、色彩も豊かで挿絵が多いのが特徴です。以後の民間検定教科書に大きな影響を与えました。
まことさんはなこさん/文部省
文部省 昭和24年
尋常小学修身書
明治36年から実施された国定教科書制度の第4期修身国定教科書です。巻1は、昭和9〜15年まで使用されました。
第3期までのグレー一色だった表紙が、草花入りの青色に変わり、低学年用の挿絵もカラーになりました。
これまでの個人の道徳に関する内容が減り、天皇や国家、社会について説く内容が増えているのが特徴です。
尋常小学修身書/文部省
文部省 昭和8年
小学国語読本 図書館
明治36年から実施された国定教科書制度の第4期国語教科書です。巻9は、小学校5年生用で、昭和12〜17年に使用されました。
巻1は、「サイタサイタ サクラガ サイタ」で始まっており、導入部分に単語ではなく文章を採用しました。「サクラ読本」と呼ばれています。
内容は、児童の生活経験に基づくものや文学的な教材が多く、発達段階に合わせて排列されています。また、この時、低学年用の挿絵が初めてカラー印刷になりました。
小学国語読本 巻9/文部省
文部省 昭和12年
まさおのたび
昭和22年に、小学校6年・中学校3年のいわゆる6・3制が発足しました。それまでの歴史・地理を取りやめ、新たに社会科が新設されました。
『まさおのたび』は初めての文部省によって作られた社会科教科書で、小学校2年生用として使用されました。都会暮らしの主人公「まさお」が農村生活を体験する物語になっています。B5版の大きさで、カラーの挿絵もふんだんに使われています。
なお、この時期には、本書を含めて2年生から6年生用まで8種類の小学校社会科教科書が文部省によって作られました。
まさおのたび/文部省
文部省 昭和23年
小学国語読本
明治36年から国定教科書制度が実施されます。『小学国語読本』は、国定第4期(昭和8-15年)に使用された1年生用小学校国語教科書です。
「サイタサイタ サクラガ サイタ」で始まっており、導入部分に単語ではなく文章を採用しました。「サクラ読本」と呼ばれています。
内容は、児童の生活経験に基づくものや文学的な教材が多く、発達段階に合わせて排列されています。また、この時、低学年用が初めてカラー印刷になりました。
小学国語読本/文部省
文部省 昭和7年
一ねんせいのおんがく
昭和22年に、小学校6年・中学校3年のいわゆる6・3制が発足しました。『一ねんせいのおんがく』は、学校制度が新しくなってから、初めて使われた小学校1年生用の音楽教科書です。
教材は、これまでの文部省唱歌やわらべうた、童謡などから集められました。芸術としての音楽教育を目指し、より音楽を理解できるよう全曲に伴奏譜がついています。また、輪唱や楽器も取り入れられるようになりました。
1年生から6年生までの全6冊が発行されています。
一ねんせいのおんがく/文部省
文部省 昭和22年
尋常小学算術 第一学年児童用上
明治36年から国定教科書制度が実施されます。『尋常小学算術』は、国定第4期(昭和10-15年)に使用された1年生用小学校算数教科書です。
これまでの黒表紙から緑色の明るい表紙になったため、「緑表紙」とも呼ばれています。内容は、児童の心理と生活を重視するもので、それまでの論理的、抽象的なものから大きく変更されました。この第1学年児童用上は、文字がなく、絵だけで算数を学べるようになっています。
また、従来第3学年からだった児童用教科書が、第1学年から作られています。
尋常小学算術 第一学年児童用上/文部省
文部省 昭和10年

















