FDerプロジェクト

政策研究課題リサーチ経費
『FDプログラムの構築支援とFDerの能力開発に関する研究』
(研究代表者: 川島啓二 平成20年度〜22年度)

 本研究では、大学教員の職能開発(ファカルティ・ディベロップメント=FD)について各大学の多様な取り組みを整理し、 その成果をふまえた標準的FDプログラムの設計や、大学教員の基本的な要件となる枠組みを検討して、 FDの推進にかかわる知見の体系化をめざします。 さらに、FDの企画運営担当者(ファカルティ・ディベロッパー=FDer)を育成する相互研修を試験的に実施し、 FDerに必要な能力とは何か、いかなる研修が効果的か、どのような条件整備が必要かなどを明らかにすることも目指します。 本研究は平成19年度の重点配分経費による「FDerのためのプログラム開発講座」を発展させたものであり、 平成20年度から3年計画で実施しています。

 平成20年度には、『大学・短大でFDに携わる人のためのFDマップと利用ガイドライン』という小冊子を作成しました。 この小冊子は、FDプログラムの体系表(以下、FDマップという)、FDマップを利用するためのガイドライン(以下、ガイドラインという)、 用語解説の3点から構成されており、その目的は、主として、大学教育センター等においてFDを専門的に担当する教職員、FD委員会の委員、 管理者など、FDを担当する大学関係者に、何がFDであるのか、FDの目標は何か、FDの効果的な実施方法はどのようなものか、 FDの成果は何によって明らかになるのか等について一定の枠組みを提示し、関係者に役立てていただくことにあります。

 もとより、FDプログラムは、各大学の実情に応じて、それぞれ独自の内容が構築されるべきものですが、その際に、 FDの全体像を俯瞰できる本冊子を活用すれば、各大学のFDプログラムの相対的な位置が明らかになり、 その評価や今後の改善に有用なものとなるでしょう。

『FDマップ』ダウンロード(PDF:433KB) 大学・短大でFDに携わる人のためのFDマップと利用ガイドライン

日本高等教育開発協会(JAED)について

本協会は、高等教育開発者同士の連帯を図りつつ、高等教育開発に関する活動を実践することを通して、 日本の高等教育機関の教育と学習の質の向上に貢献することを目的とします。 あわせて高等教育開発者としての実践の質を高め、 学術研究に裏付けられた専門性を向上させる場となることを目的とします。

国立教育政策研究所「FDプログラムの構築支援とFDerの能力開発に関する研究」 の成果をもとに2009年9月27日に設立されました。

日本高等教育開発協会