− 高等学校(理科) −
 
第1 教科目標,評価の観点及びその趣旨
 1 教科目標
自然に対する関心や探究心を高め,観察,実験などを行い,科学的に探究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め,科学的な自然観を育成する。
 
 2 評価の観点及び趣旨
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
自然の事物・現象に関心
や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断る。 観察,実験の技能を習得するとともに,自然の事物・現象を科学的に探究する方法を身に付け,それらの過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。

 
観察,実験などを通して自然の事物・現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 
第2 各科目の評価の観点の趣旨
科目名 関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解

理科
 基礎






 
科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程について関心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的な見方や考え方を身に付けている。


 
科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程について問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,事実に基づいて,科学的に判断する。 科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程について,歴史的に有名な観察,実験などを通して理解し,知識を身に付けている。


 

理科
総合A






 
エネルギーと物質の成り立ちを中心に,自然の事物・現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,自然を総合的にとらえる見方や考え方を身に付けている。


 
エネルギーと物質の成り立ちを中心に,自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 エネルギーと物質の成り立ちを中心とした観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
エネルギーと物質の成り立ちを中心に,自然の事物・現象について観察,実験などを通して理解をし,知識を身に付けている。



 

理科
総合B






 
生物とそれを取り巻く環境を中心に,自然の事物・現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,自然を総合的にとらえる見方や考え方を身に付けている。


 
生物とそれを取り巻く環境を中心に,自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 生物とそれを取り巻く環境を中心とした観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
生物とそれを取り巻く環境を中心に,自然の事物・現象について,観察,実験などを通して理解し,知識を身に付けている。



 
  関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解

物理T






 
物理的な事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
物理的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 物理的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して物理的な事物・現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 

化学T






 
化学的な事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
化学的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 化学的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して化学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 

生物T





 
生物や生物現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
生物や生物現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 生物や生物現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 観察,実験などを通して生物や生物現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 

地学T






 
地学的な事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
地学的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 地学的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察・実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して地学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
科 目 関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解

物理U






 
物理的な事物・現象に関心や探究心をもち,主体的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
物理的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験や課題研究などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 物理的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験や課題研究及びそこから導き出した自らの考えの過程や結果を的確に表現する。 観察,実験や課題研究などを通して物理的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則について理解を深め,知識を身に付けている。


 

化学U






 
化学的な事物・現象に関心や探究心をもち,主体的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
化学的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験や課題研究などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 化学的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験や課題研究及びそこから導き出した自らの考えの過程や結果を的確に表現する。 観察,実験や課題研究などを通して化学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則について理解を深め,知識を身に付けている。


 

生物U






 
生物や生物現象に関心や探究心をもち,主体的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
生物や生物現象の中に問題を見いだし,観察,実験や課題研究などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 生物や生物現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験や課題研究及びそこから導き出した自らの考えの過程や結果を的確に表現する。 観察,実験や課題研究などを通して生物や生物現象に関する基本的な概念や原理・法則について理解を深め,知識を身に付けている。


 

地学U






 
地学的な事物・現象に関心や探究心をもち,主体的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
地学的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験や課題研究などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 地学的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験や課題研究及びそこから導き出した自らの考えの過程や結果を的確に表現する。 観察,実験や課題研究などを通して地学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則について理解を深め,知識を身に付けている。


 
第3 必修科目(原則必修科目)における内容のまとまりごとの評価規準及びその具体例
 T 理科基礎
 1 目標
科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程について,観察,実験などを通して理解させ,科学に対する興味・関心を高めるとともに,科学的な見方や考え方を養う。
 
 2 「理科基礎」の評価の観点の趣旨
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程について関心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的な見方や考え方を身に付けている。


 
科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程について問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,事実に基づいて,科学的に判断する。 科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 科学と人間生活とのかかわり,自然の探究・解明や科学の発展の過程について,歴史的に有名な観察,実験などを通して理解し,知識を身に付けている。


 
 
 3 学習指導要領の内容,内容のまとまりごとの評価規準及びその具体例
理科基礎における内容のまとまりごとの評価規準は,学習指導要領の大項目(1)から(3)を内容のまとまりとして評価規準を設定した。
 
 (1) 「科学の始まり」
 【学習指導要領の内容】
道具や火の活用,自然の観察とその積み重ね,自然の中に見られる規則性や法則性の発見など,科学の始まりと人間生活とのかかわりについて考えさせる。
 
【「科学の始まり」の評価規準】 
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
科学の始まりと人間生活とのかかわりについて関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。












 
自然の中で生きていくための工夫や努力が,技術の発展を促し,文化や自然観を形成してきたこと,この工夫と努力の積み重ねが科学を発展させてきたことを見いだす。









 
古代に行われた材料の加工や道具の製作などの体験的活動や博物館等の利用を通して,自然の事物・現象を科学的にとらえる方法を習得し,そこから導き出した自らの考えを的確に表現する。








 
古代に行われた材料の加工や道具の製作など体験的活動や博物館等の利用を通して,科学の始まりと人間生活との関わりについて理解し,知識を身に付けている。
人類が自然の事物・現象とのかかわりの中で,工夫と努力を積み重ね,技術の進展や自然事象の基本的な概念や原理・法則を導きだしてきたこと,その変遷が科学の発展を生み出してきたことについて理解し,知識を身に付けている。
 
【「科学の始まり」の評価規準の具体例
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
・科学の始まりと人間生活とのかかわりについて,
物質と科学の観点から関心をもち,意欲的に探究しようとする。
・科学の始まりと人間生活とのかかわりについて,自然現象と科学の観点から関心をもち,意欲的に探究しようとする。
・科学の始まりと人間生活とのかかわりについて,人類と文化の形成の観点から関心をもち,科学の発展について意欲的に探究しようとする。





 
・製作した道具や習得した技術が,新しい道具の製作を促し,生活を改善し文化を形成してきたことを見いだす。
・古代の自然現象に依存する生活から自然観が形成され,科学が発達してきたことを見いだす。
・生きていくための知恵が技術を獲得し,文化を形成し,この工夫と努力の積み重ねが科学を発展させてきたことを見いだす。
・古代の自然観の中には,
今日通用する原理の基礎となっているものがある反面,実証的でなく観念的な考え方も長く続いていたこともあることを見いだす。
・古代に行われた物質を変化させることに関する再現実験や製作などの体験的活動を通して,自然の事物を科学的に探究する方法を身に付け,そこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
・古代に行われた自然現象に関する観察,実験の再現実験などを行い,自然の現象を科学的に探究する方法を身に付け,そこから導き出した自らの考えを的確に表現する。






 
・人類が自然の事物・現象とのかかわりの中で,工夫と努力を積み重ね,技術の進展や自然事象の基本的な概念や原理・法則を導き出してきたこと,その変遷が科学の発展を生み出してきたことを,体験的活動などを通して理解し,知識を身に付けている。










 
 
 (2) 「自然の探究と科学の発展」
 【学習指導要領の内容
自然への疑問や興味に基づく客観的な観察と新しい発想が科学を発展させ,自然の見方を大きく転換し,展開させたことについて理解させる。
なお,アからエまでについては,生徒の実態等を考慮してそれぞれ(ア)または(イ)のいずれかを選択して扱う。その際,典型的な観察や実験を取り上げ,探究的な学習を行うようにすること。
ア 物質の成り立ち
 (ア)原子,分子の探究
 (イ)物質合成への道
イ 生命を探る
 (ア)細胞の発見と細胞説
 (イ)進化の考え方
ウ エネルギーの考え方
 (ア)エネルギーの考え方の形成
 (イ)電気エネルギーの利用
エ 宇宙・地球を探る
 (ア)天動説と地動説
 (イ)プレートテクトニクス説の成立
 
【「自然の探究と科学の発展」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
自然への疑問や興味に基づく客観的な観察や新しい発想が,科学を進展させたということに関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。



 
自然への疑問や興味に基づく客観的な観察や新しい発想が,科学を発展させ,自然の見方を転換し展開させたことを,歴史的に重要な観察,実験を行うことなどを通し,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりする。 科学を進展させたり,科学的な見方を転換した歴史的に重要な観察,実験を行い,観察,実験の技能を習得するとともに,これらの過程を体験することで,科学的に探究する方法を身に付け,そこから導き出した考えを的確に表現する。 歴史的に重要な観察,実験などを通して,自然への疑問や興味に基づく客観的な観察と新しい発想が,科学を発展させ,自然の見方を転換し展開させたことを理解し,知識を身に付けている。

 
 
【「自然の探究と科学の発展」の評価規準の具体例  
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 物質の成り立ち      
(ア)原子,分子の探究
・元素の概念及び原子,分子などの概念形成の過程に関心をもち,意欲的に探究しようとする。







 
(ア)原子,分子の探究
・元素の概念形成や原子,分子の存在などが確認できる歴史的な実験や関連実験を行い,当時の仮説や法則と対比しながら,論理的に考察する。
・様々な仮説や実験などの積み重ねにより,元素の概念形成と原子,分子の存在が実証されてきたことを,論理的に考察する。
(ア)原子,分子の探究
・混合物の分離や熱分解,酸化・還元などの化学反応の中から,元素の概念や原子,分子の存在を確かめることを助ける適切な観察,実験,調査等を行い,結果としてまとめ,概念の形成の過程について,自らの考えを的確に表現する。

 
(ア)原子,分子の探究
・様々な仮説や実験の積み重ね,既存の概念にとらわれない発想や異なる視点からのものの見方が,元素の概念や原子,分子の存在を確かめる過程に大きく貢献してきたことを理解し,知識を身に付けている。


 
(イ)物質合成への道
・物質の合成に関心をもち,合成物質と人間生活とのかかわりについて,意欲的に探究しようとする。













 
(イ)物質合成への道
・天然にしか存在しないと思われていた物質の理解が深まることによって,物質の合成が初めて可能になったということを見いだす。
・身近な合成物質の実験を行い,合成物質が人間
生活を豊かにしていることなどを,論理的に考察する。
・合成物質の中には,その利用によっては不測の事態を引き起こすものもあり,使用にあたっては,環境への配慮が重要であることを,論理的に考察する。
 
(イ)物質合成への道
・染料や香料,合成繊維,日常生活と関わりの深い物質や歴史的に有名な物質の合成実験などに関する実験を,機器などを工夫して行い,物質合成の技能を習得する。
・自ら合成した物質などを通して,物質の合成とその利用について,自らの考えを的確に表現する。







 
(イ)物質合成への道
・物質の合成は,天然物質の性質や構造が解明されて可能になったことを理解し,知識を身に付けている。
・身近な物質を合成することを通して,物質合成とその利用が,科学の発
展や,人間生活の進展に大きく貢献していることを理解し,知識を身に付けている。
・合成した物質には,生物や人体に対して重大な影響を及ぼすものがあり,使用にあたっては環境への配慮が重要であることを理解し,知識を身に付けている。
イ 生命を探る      
(ア)細胞の発見と細胞説
・いろいろな細胞を観察し,生物が細胞からできていることを意欲的に探究しようとする。
・生物の自然発生説が見直される過程について関心をもち,意欲的に探究しようとする。
 
(ア)細胞の発見と細胞説
・顕微鏡の発達による観察結果の蓄積から,細胞説が提唱されたことを考察する。
・歴史的な観察,実験の結果により,自然発生説が否定されることを論理的に考察する。
 
(ア)細胞の発見と細胞説
・細胞を観察する装置として,顕微鏡を適切に操作する技能を習得する。
・微生物の培養などの観察,実験を行い,その結果から得られた情報を的確に表現する。

 
(ア)細胞の発見と細胞説
・自らの観察などを通して,生物を構成する基本的な単位が細胞であることを理解し,知識を身に付けている。
・生物は自然発生しないことについて,歴史的な論争を踏まえて理解し,知識を身に付けている。
(イ)進化の考え方
・生物の多様性に関心をもち,多様性をもたらした生物の進化について意欲的に探究しようとする。




 
(イ)進化の考え方
・様々な進化論について,提唱されるに至った経過や論点について,分析的・総合的に考察する。
・生物の進化の証拠について,例を挙げて考察する。

 
(イ)進化の考え方
・進化の証拠について,化石などの観察を行ったり,現生の生物に見られる形態や機能の類縁の度合いなどについて調べた結果などから得られた情報を的確に表現する。

 
(イ)進化の考え方
・今日まで提唱されてきた代表的な進化論についての基本的な知識をもとに,生物は進化するということを理解し,知識を身に付けている。
・進化の証拠とされる事柄を理解し,知識を身に付けている。
ウ エネルギーの考え方      
(ア)エネルギーの考え方の  形成
・熱と仕事の関係,熱と他のエネルギーの変換に関心をもち,エネルギーが保存されることを意欲的に探究しようとする。





 
(ア)エネルギーの考え方の  形成
・力学的エネルギーが熱に変わる実験などを行い,仕事とエネルギーを関連付けて考察する。
・物体の位置や運動に関わる力学的エネルギーについて,実験を通して理解を深め,自然現象をエネルギー保存の考え方で考察する。
 
(ア)エネルギーの考え方の  形成
・物体の力学的エネルギーが熱に変わる現象や,熱が力学的エネルギーに変わる現象の観察,実験などを行い,それらの技能を習得するとともに,得られた結果を的確に表現する。


 
(ア)エネルギーの考え方の  形成
・エネルギー変換の典型的な事例の学習を通して,エネルギー保存の法則について理解し,知識を身に付けている。
・様々な日常現象をエネルギー変換の視点で捉え,私たちの身の回りの現象をエネルギー保存の考え方で理解し,知識を身に付けている。
(イ)電気エネルギーの利用
・化学エネルギーや力学的エネルギーが電気エネルギーにかわる現象に関心をもち,エネルギー変換について意欲的に探究しようとする。






 
(イ)電気エネルギーの利用
・熱や力学的エネルギー,化学エネルギー,光のエネルギーなどが電気エネルギーと互いに変換する現象を体験し,エネルギーがどのように変換するかを考察する。
・日常生活で電気エネルギーが多くの恩恵をもたらしていることを,電気エネルギーが他のエネルギーに変換しやすいという性質から考察する。
(イ)電気エネルギーの利用
・電気と磁気の性質を利用したモーターなどのものづくりを行ったり,電気エネルギーが様々なエネルギーに変換する実験などを行い,それらの技能を習得するとともに,結果を的確に表現する。
・電気エネルギーが力学的エネルギーに変わるなど,エネルギーの変換について調べた結果を的確に表現する。
(イ)電気エネルギーの利用
・電気に関する諸現象の解明や電気と磁気の関係が明らかにされたことで,化学エネルギーや力学的エネルギーが電気エネルギーに変換できることを理解し,知識を身に付けている。
・日常生活では電気エネルギーを様々な形に変換して利用していることを理解し,知識を身に付けている。
エ 宇宙・地球を探る      
(ア)天動説と地動説
・天動説から地動説へと宇宙観が転換する過程に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。









 
(ア)天動説と地動説
・惑星の視運動を観測事実に基づいて把握し,その原因が惑星の運動速度の違いにあることを見いだす。
・年周視差が地動説の証拠となること及び,そのためには観測技術の精度の向上が必要であったことを論理的に考察する。
・地動説の確立に貢献した様々な観測データをあげて関連付けて考察する。
 
(ア)天動説と地動説
・観測データを基に作図するなどして天体の動きを表現する技能を習得する。
・天動説と地動説についてその違いを調べた結果を的確に表現する。






 
(ア)天動説と地動説
・天動説と地動説のそれぞれの論点をとらえ,観測技術の向上が論争に終止符を打ち,現代の宇宙像を作り上げていることを理解し,知識を身に付けている。
・天動説と地動説に関する観察,実験などを行い,工夫と努力の積み重ねによってそれらの基本的な概念や原理・法則が導き出されたことを理解し,知識を身に付けている。
(イ)プレートテクトニクス 説の成立
・プレートテクトニクス説の成立を中心とした地球観の変遷の過程について関心をもち,意欲的に探究しようとする。








 
(イ)プレートテクトニクス 説の成立
・地層や化石から地球の過去の様子について分析的・総合的に考察する。
・プレートテクトニクス説の成立を中心とした地球観の変遷の過程において,観測技術の精度の向上が必要であったことを考察する。
・プレートテクトニクス説の成立を中心とした地球観の変遷の過程について,それらの観測データを関連付けて考察する。
(イ)プレートテクトニクス 説の成立
・観測データを基に作図するなどして,大陸移動やプレートの動きを的確に表現する。
・モデル実験やコンピュータシミュレーションなどを通して,プレートテクトニクス説による地球観の変遷の過程について,調べた結果を的確に表現する。


 
(イ)プレートテクトニクス 説の成立
・大陸移動説の論点をとらえ,観測技術の向上が論争に終止符を打ち,プレートテクトニクス説を作り上げていることを理解し,知識を身に付けている。
・プレートテクトニクス説により地球表層の運動がプレートの動きで統一的に説明できることを理解し,知識を身に付けている。
 
 


















































































































 











 
 
 (3) 科学の課題とこれからの人間生活
 【学習指導要領の内容】
様々な自然認識の展開による科学の成果についての学習を踏まえて,現在及び将来における科学の課題と身近な人間生活のかかわりについて考察させる。
 
【「科学の課題とこれからの人間生活の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
様々な自然認識の展開による科学の成果についての学習を踏まえて,現在及び将来における科学の課題と身近な人間生活のかかわりに関心をもち,それらの課題について意欲的に探究するとともに科学的態度を身に付けている。
 
様々な自然認識の展開による科学の成果についての学習を踏まえて,現在及び将来における科学の課題と身近な人間生活とのかかわりについて,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりするとともに,事実に基づいて科学的に判断する。 様々な自然認識の展開による科学の成果についての学習を踏まえて,観察,実験の技能や調査の方法を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験,調査の過程や結果及び,そこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 様々な自然認識の展開による科学の成果についての学習を踏まえて,観察,実験,調査などを通して現在及び将来における科学の課題と人間生活のかかわりについて理解し,知識を身に付けている。


 
 
【「科学の課題とこれからの人間生活の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
・現在及び将来における科学の課題と身近な人間生活のかかわりに具体的な関心や探究心をもち,それらの課題について意欲的に問題解決を図ろうとする。



 
・現在及び将来における科学の課題と身近な人間生活について具体的な問題を見いだし,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりするとともに,事実に基づいて科学的に判断する。


 
・現在及び将来における科学の課題と身近な人間生活について観察,実験の技能や調査の方法を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験,調査の過程や結果及び,そこから導き出した自らの考えを報告書にまとめたり,発表したりする。 ・現在及び将来における科学の課題と身近な人間生活について観察,実験,調査などを行い,科学の進歩が人間生活に大きな影響を与えていることを理解し,現在及び将来に生じる課題を理解し,知識を身に付けている。

 
 U 理科総合A
 1 目標
自然の事物・現象に関する観察,実験などを通して,エネルギーと物質の成り立ちを中心に,自然の事物・現象について理解させるとともに,人間と自然とのかかわりについて考察させ,自然に対する総合的な見方や考え方を養う。
 
 2 評価の観点の趣旨
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
エネルギーと物質の成り立ちを中心に,自然の事物・現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,自然を総合的にとらえる見方や考え方を身に付けている。


 
エネルギーと物質の成り立ちを中心に,自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 エネルギーと物質の成り立ちを中心とした観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
エネルギーと物質の成り立ちを中心に,自然の事物・現象について観察,実験などを通して理解し,知識を身に付けている。




 
 
 3 学習指導要領の内容,内容のまとまりごとの評価規準及びその具体例
理科総合Aにおける内容のまとまりごとの評価規準は,学習指導要領の大項目(1)から(4)を内容のまとまりとして評価規準を設定した。
 
 (1) 「自然の探究」
 【学習指導要領の内容
身近な自然の事物・現象についての観察,実験などを通して,それらの基本的な方法を習得させるとともに,エネルギーや物質について考察させ,自然を探究する力を養う。
ア 自然の見方
イ 探究の仕方
 
【「自然の探究」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
エネルギーと物質に関する身近な自然の事物・現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。



 
エネルギーと物質に関する身近な自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 エネルギーと物質に関する身近な自然の事物・現象について観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 エネルギーと物質に関する身近な自然の事物・現象について,探究の方法を理解するとともに,自然界には規則性や法則性があるということを理解し,知識を身に付けている。
 
 
【「自然の探究」の評価規準の具体例】 
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 自然の見方
・自然の事物・現象をエネルギーや物質の変化と変換という見方でとらえ,意欲的に探究しようとする。


 

・自然の事物・現象をエネルギーや物質の変化と変換という見方でとらえ,それらについて観察,実験などを行い,得られた結果を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりする。

・自然の事物・現象をエネルギーや物質の変化と変換という見方でとらえ,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果を的確に記録・整理し,表現する。

・観察,実験などを通して,自然の事物・現象をエネルギーや物質の変化と変換などでとらえ,自然界には規則性や法則性が存在することを理解し,知識を身に付けている。
 
イ 探究の仕方
・電流と熱,力と仕事,物質の成分などに関連した身近な自然の事物・現象の中から具体的な課題を取り上げ,科学的な手法で課題を解決することに関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。







 

・電流と熱,力と仕事,物質の成分などに関連した身近な自然の事物・現象から具体的な課題を取り上げ,その事例について問題を見いだす。
・これらに関する観察,実験,調査などを行い,得られた結果を数値処理やグラフの活用などにより考察し,共通性や規則性を科学的に判断する。
・観察,実験の結果に伴う信頼性や不確実性について検討し,判断する。

 

・電流と熱,力と仕事,物質の成分などに関連した身近な自然の事物・現象から具体的な課題を設定し,情報を収集して実験計画の立て方を習得する。
・観察,実験,調査などで得られた結果について,数値処理の仕方やグラフの書き方などを習得するとともに,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。

 

・電流と熱,力と仕事,物質の成分などに関連した身近な自然の事物・現象について,具体的な課題を設定し,探究の方法に基づいて観察,実験,調査などを行うことで,課題が解決できることを理解し,知識を身に付けている。
・探究的な活動で何が分かり,何が分からないかを認識するとともに,自然の認識にはなお多くの努力が必要であることを理解し,知識を身に付けている。
 
 (2) 「資源・エネルギーと人間生活」
 【学習指導要領の内容
人間生活にかかわりの深い化石燃料,原子力,水力,太陽光などの利用の際見られる現象は,エネルギーという共通概念でとらえられることを理解させる。
ア 資源の開発と利用
 (ア)エネルギー資源の利用
 (イ)その他の資源の開発と利用
イ いろいろなエネルギー
 (ア)仕事と熱
 (イ)エネルギーの変換と保存
 
【「資源・エネルギーと人間生活」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
人間生活とかかわりの深い資源・エネルギーに関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。





 
人間生活とかかわりの深い資源・エネルギーの中に問題を見いだし,観察,実験,調査などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。
 
人間生活とかかわりの深い資源・エネルギーについて,観察,実験,調査などの技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験,調査などの過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 人間生活とかかわりの深い資源・エネルギーについて,観察,実験,調査などを通して,化石燃料,原子力,水力,太陽光などの利用の際に見られる現象は,エネルギーという共通概念でとらえられることを理解し,知識を身に付けている。
 
資源・エネルギーと人間生活」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 資源の開発と利用
・蓄積型の化石燃料と原子力,非蓄積型の水力や太陽エネルギーなどに関心をもち,その特性や有限性及びその利用などについて意欲的に探究しようとする。







・金属資源や非金属資源に関心をもち,それらの特性や有限性及び資源探査の方法や開発,再利用などについて意欲的に探究しようとする。

 

・蓄積型の化石燃料と原子力,非蓄積型の水力や太陽エネルギーなどについてその特性や有限性を考察するとともに,その利用などについて科学的,総合的に判断する。







・金属資源や非金属資源の特性や有限性について考察するとともに,資源探査の方法や開発及び再利用について科学的,総合的に判断する。

 

・化石燃料,原子力,水力,太陽エネルギーなどに関する観察,実験,調査の技能や探究の方法を習得するとともに,観察,実験,調査の過程や結果及び集めた情報を整理し,そこから導き出した自らの考えを的確に表現する。





・金属資源や非金属資源に関する観察,実験,調査の技能や探究の方法を習得するとともに,観察,実験,調査の過程や結果及び集めた情報を整理し,そこから導き出した自らの考えを的確に表現する。

・蓄積型の化石燃料と原子力,非蓄積型の水力や太陽エネルギーなどについて,観察,実験,調査などを通して,その特性や有限性及びその利用について理解し,知識を身に付けている。
・原子力に関連して,天然放射性同位体の存在や放射線の性質について理解し,知識を身に付けつけている。

・金属資源や非金属資源について,観察,実験,調査などを通して,その特性や有限性,資源探査の方法や開発,再利用について理解し,知識を身に付けている。
 
イ いろいろなエネルギー
・電流による発熱や仕事など,熱と仕事を中心としてエネルギーの基礎について意欲的に探究しようとする。








・太陽エネルギーが仕事に変えられたり生物のエネルギー源になることや,エネルギーの変換と総量の保存について関心をもち,それらを意欲的に探究しようとする。

 


・電流による発熱や仕事など,熱と仕事を中心としてエネルギーの基礎について考察するとともに,仕事と熱や電気エネルギーが相互に変換されることについて科学的,総合的に判断する。





・太陽エネルギーが仕事に変えられたり生物のエネルギー源になることについて考察するとともに,エネルギーの変換と総量の保存について科学的,総合的に判断する。

 


・電流による発熱や仕事など,熱と仕事を中心としてエネルギーの基礎に関する観察,実験の技能を習得するとともに,その過程や結果を的確に表現する。






・太陽エネルギーが仕事に変えられたり生物のエネルギー源になることや,エネルギーの変換と総量の保存に関する観察,実験の技能や探究の方法を習得するとともに,その過程や結果を的確に表現する。


・観察,実験などを通して,電流による発熱や仕事など,熱と仕事を中心としてエネルギーの基礎について理解し,知識を身に付けている。
・力と仕事の基礎概念や,熱が仕事に変わる際の不可逆性も含めた仕事とエネルギーとの関係を理解し,知識を身に付けている。

・観察,実験などを通して,太陽エネルギーが仕事に変えられたり生物のエネルギー源になること及びエネルギーは変換されるがその総量は保存されることを理解し,知識を身に付けている。
 
 
 (3) 「物質と人間生活」
 【学習指導要領の内容
身の回りの物質は原子,分子,イオンから成り立ち,それらの粒子の結び付きの変化で物質の性質が変わることやエネルギーの出入りがあることを理解させる。
ア 物質の構成と変化
 (ア)物質の構成単位
 (イ)物質の変化
イ 物質の利用
 (ア)日常生活と物質
 (イ)生物のつくる物質
 
【「物質と人間生活」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
人間生活とかかわりの深い身の回りの物質に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。






 
人間生活とかかわりの深い身の回りの物質の中に問題を見いだし,観察,実験,調査などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。

 
人間生活とかかわりの深い身の回りの物質について,観察,実験,調査などの技能を習得するとともに,科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験,調査などの過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
人間生活とかかわりの深い身の回りの物質について,観察,実験,調査などを行い,物質は原子,分子,イオンから成り立ち,それらの粒子の結び付きの変化で物質の性質が変わることやエネルギーの出入りがあることを理解し,知識を身に付けている。
 
【「物質と人間生活」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 物質の構成と変化
・物質を構成する原子,分子,イオンとその結合についての基礎を意欲的に探究しようとする。



・物質の状態変化や化学変化における原子,分子,イオンの状態やエネルギーとの関連に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。


 

・元素の周期性を基に物質を構成する原子,分子,イオンの平易な例について考察し,その構造や結合について科学的,総合的に判断する。

・物質の状態変化や化学変化について,構成粒子の運動状態や化学結合状態の変化に基づいて考察し、それらの変化にはエネルギーの出入りが伴うことを科学的,総合的に判断する。
 

・物質を構成する原子,分子,イオンとその結合についての基礎に関する観察・実験の技能を習得する。


・物質の状態変化や化学変化について,観察・実験の技能や探究の方法を習得する。
・観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 

・観察,実験を通して,物質を構成する原子,分子,イオンとその結合についての基礎を理解し,知識を身に付けている。


・物質の状態変化や化学変化の観察,実験を通して,物質を構成する粒子の運動状態や化学結合状態の変化によって物質の性質や状態が変わり,その際にエネルギーの出入りが伴うことを理解し,知識を身に付けている。
イ 物質の利用
・人間生活とかかわりの深い物質の特性や利用及び物質の製造に必要なエネルギーに関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。




・生物が有用な物質をつくることや生物体内の化学反応の精妙さに関心もち,意欲的にそれらを探究しようとする。





 

・人間生活とかかわりの深い半導体,磁性体,金属,セラミックス,プラスチックの中から取り扱った事例について,原料と製品の特性の関係を考察し,元素の組み替えや元素の循環について科学的,総合的に判断する。

・生物が有用な物質をつくることや生物体内の化学反応について考察し,人間生活が生物のつくる物質に支えられていること及び生物体内の化学反応のエネルギー効率の高さや工業的な利用について科学的,総合的に判断する。
 

・人間生活とかかわりの深い半導体,磁性体,金属,セラミックス,プラスチックの中から取り扱った事例の原料と製品の特性の関係について観察,実験の技能を習得する。



・微生物や酵素などを用いた物質の製造に関する観察,実験の技能を習得する。
・観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。


 

・人間生活とかかわりの深い半導体,磁性体,金属,セラミックス,プラスチックの中から取り扱った観察,実験の事例を通して,原料と製品の特性の関係を理解し,知識を身に付けている。


・観察,実験を通して,生物が有用な物質をつくることやおだやかな条件下で特定の物質を効率よくつくる生物の働きについて理解し,知識を身に付けている。
・合成物質が自然界における生物の働きに与える影響について理解し,知識を身に付けている。
 
 (4) 「科学技術の進歩と人間生活」
 【学習指導要領の内容
科学技術の成果と今後の課題について考察させ,科学技術と人間生活とのかかわりについて探究させる。
 
【「科学技術の進歩と人間生活」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
科学技術の進歩と人間生活に関する課題について関心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,自然を総合的にとらえる見方や考え方を身に付けている。


 
科学技術の進歩と人間生活に関する課題を取り上げ,観察,実験,調査などを行い,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりするとともに,科学技術と人間生活とのかかわりについて,事実に基づいて科学的に判断する。 科学技術の進歩と人間生活に関する課題について,観察,実験,調査などを行い,それらの技能を習得するとともに,科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験,調査などの過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 科学技術の進歩と人間生活に関する課題について,観察,実験,調査などを通して,科学技術と人間生活には大きな関連があることや科学技術が人間生活に果たしてきた役割を理解し,知識を身に付けている。
 
 
【「科学技術の進歩と人間生活」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
・物質や資源の利用,エネルギーの変換や利用などに関心をもち,それらの成果や諸課題について意欲的,総合的に探究しようとする。
・科学技術の役割やその進展がもたらす成果と諸課題に関心をもち,科学技術と人間生活とのかかわりについて,意欲的かつ総合的に探究しようとする。

 
・物質や資源の利用,エネルギーの変換や利用などについて,身近な事柄に問題を見いだし,観察,実験,調査などを行い,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりする。
・科学技術の役割やその進展がもたらす成果と諸課題について科学的にとらえるとともに,科学技術と人間生活とのかかわりを多面的,総合的に考察する。
・物質や資源の利用,エネルギーの変換や利用などについて,観察,実験,調査などの技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を習得する。
・観察,実験,調査などの過程や結果及び収集した情報を整理し,そこから導き出した自らの考えを報告書にまとめたり,発表したりする。

 
・物質や資源の利用,エネルギーの変換や利用などについて,観察,実験,調査などを通して,それらの成果や諸課題を理解し,知識を身に付けている。
・科学技術と人間生活とのかかわりについて,科学技術の役割やその進展がもたらすと成果と諸課題を理解し,知識を身に付けている。

 
 
 V 理科総合B
 1 目標
自然の事物・現象に関する観察,実験などを通して,生物とそれを取り巻く環境を中心に,自然の事物・現象について理解させるとともに,人間と自然とのかかわりについて考察させ,自然に対する総合的な見方や考え方を養う。
 
 2 評価の観点の趣旨
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
生物とそれを取り巻く環境を中心に,自然の事物・現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,自然を総合的にとらえる見方や考え方を身に付けている。

 
生物とそれを取り巻く環境を中心に,自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 生物とそれを取り巻く環境を中心とした観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 生物とそれを取り巻く環境を中心に,自然の事物・現象について,観察,実験などを通して理解し,知識を身に付けている。



 
 
 3 学習指導要領の内容,内容のまとまりごとの評価規準及びその具体例
理科総合Bにおける内容のまとまりごとの評価規準は,以下に示す学習指導要領の大項目(1)から(4)を内容のまとまりとして評価規準を設定した。
 
 (1) 「自然の探究」
 【学習指導要領の内容
身近な自然の事物・現象についての観察,実験などを通して,それらの基本的な方法を習得させるとともに,生物とそれを取り巻く環境について考察させ,自然を探究する力を養う。
ア 自然の見方
イ 探究の仕方
 
【「自然の探究」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
生物とそれを取り巻く環境に関する身近な自然の事物・現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。




 
生物とそれを取り巻く環境に関する身近な自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりするとともに,事実に基づいて科学的に判断する。 生物とそれを取り巻く環境に関する身近な自然の事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 生物とそれを取り巻く環境に関する身近な自然の事物・現象について,探究の方法を理解するとともに,自然に対する見方には,多様性と共通性,変化と平衡などの見方があることを理解し,知識を身に付けている。
 
 
「自然の探究」の評価規準の具体例
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 自然の見方
・自然の事物・現象を多様性と共通性,変化と平衡などの見方でとらえ,意欲的に探究しようとする。


 

・自然の事物・現象を多様性と共通性,変化と平衡などの見方でとらえ,それらについて観察,実験などを行い,得られた結果を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりする。

・自然の事物・現象を多様性と共通性,変化と平衡などの見方でとらえ,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果を的確に記録・整理し,表現する。

・観察,実験などを通して,自然の事物・現象には多様性と共通性,変化と平衡などの見方でとらえられることがあることを理解し,知識を身に付けている。
 
イ 探究の仕方
・大地の変動,大気と水の循環,生態系などに関連した身近な自然の事物・現象の中から具体的な課題を取り上げ,科学的な手法で課題を解決することに関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。









 

・大地の変動,大気と水の循環,生態系などに関連した身近な自然の事物・現象の中から具体的な課題を取り上げ,その事例について問題を見いだす。
・これらに関する観察,実験,調査などを行い,得られた結果を数値の処理やグラフの活用などにより考察する。






 

・大地の変動,大気と水の循環,生態系などに関連した身近な自然の事物・現象の中から具体的な課題を設定し,情報を収集して,観察,実験計画の立て方を習得する。
・観察,実験,調査などで得られた結果について,数値の処理の仕方やグラフの書き方などを習得するとともに,観察,実験の過程や,結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する 
・野外観察の実施計画の立て方,記録の取り方,標本の採集や整理などの仕方について習得する。

・大地の変動,大気と水の循環,生態系などに関連した身近な自然の事物・現象について,具体的な課題を設定し,探究の方法に基づいて観察,実験,調査などを行うことで,課題が解決できることを理解し,知識を身に付けている。
・過去の実験結果や文献調査,対照実験などが有効であることを理解し,知識を身に付けている。




 
 
 (2) 「生命と地球の移り変わり」
 【学習指導要領の内容
生命の星としての地球の変遷をたどり,生命の出現と生物の変遷は地球環境の変化とかかわっていること及び生物は遺伝という共通の性質をもち,親の形質を子に伝えていることについて理解させる。
ア 地球の移り変わり
 (ア)惑星としての地球
 (イ)地球の変動
イ 生命の移り変わり
 (ア)生物の変遷
 (イ)遺伝の規則性
 
【「生命と地球の移り変わり」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
地球の変遷や遺伝に関する事象・現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。





 
地球の変遷や遺伝に関する事象・現象の中に問題を見いだし,観察,実験,調査などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。
 
地球の変遷や遺伝に関する事象・現象について,観察,実験,調査などの技能を習得するとともに,科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験,調査などの過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 生命と地球の移り変わりについて,観察,実験,調査などを通して,生命の出現と生物の変遷は地球環境とかかわっていること,及び生物には親から子に形質を伝える遺伝現象があることを理解し,知識を身に付けている。
 
【「生命と地球の移り変わり」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 地球の移り変わり
・太陽系の他の惑星の表面の様子と比較しながら,地球の特徴について興味と関心をもち,意欲的にそれらをを探究しようとする。
・生命の存在する惑星となった地球環境の変化について関心をもち,それらを探究しようとする。

・プレートの動きによって説明できる世界の大山脈の形成など地球における典型的な大地の変動について関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
・地層や岩石に関心をもち,観察を通して,過去に起こった地殻変動を意欲的に探究しようとする。
 

・生命を生み出した条件としての大気や水の存在などの地球の特徴とその仕組みを考察する。
・海で始まった生命の誕生について,大気や海洋などの地球環境の変化と関連付けて考察する。



・世界の大山脈などの形成が,プレートの動きによって起こることを考察する。
・野外などでの地層や岩石の観察事実から,土地が隆起や沈降をすることを類推し,様々な時間スケールの地殻変動があることを科学的に判断する。

 

・太陽系の各惑星などの特徴を比較するために,データの解析結果を図や表などを用いて的確に表現する。
・生命を生み出す条件を備えた地球の特徴に関する観察,実験などを行い,調べた結果を的確に表現する。

・プレートの動きによる大山脈の形成に関するモデル実験などを行い,それらの調べた結果を的確に表現する。
・資料を用いたり実際に野外で断層,褶曲,不整合などを調べ,形成過程を考察し,その結果を的確に表現する。

 

・太陽系の他の惑星などの表面の様子との比較を通して,生命の星としての地球の特徴を理解し,知識を身に付けている。
・生命が誕生するまでの大気や海洋などの地球環境の変化について理解し,知識を身に付けている。


・世界の大山脈など地球における典型的な大地の変動がプレートの動きによって説明できることを理解し,知識を身に付けている。
・地層を観察して見られる断層,褶曲,不整合は過去に起こった地殻変動を類推する手掛かりになることを理解し,知識を身に付けている。
イ 生命の移り変わり
・生物の多様化が地球環境の移り変わりによって起こったことに関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。



・親から子に形質を伝えるという遺伝現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
 

・生物の移り変わりと地球環境の移り変わりを時間的に対比して,その因果関係を考察し,その要因を見いだす。



・メンデルの交雑実験の記録などを基に,遺伝子の伝わり方に共通の法則性を見いだし,その仕組みを考察する。

・化石標本や顕微鏡による細胞標本の観察の仕方を習得し,生物が出現した地質時代の順序性や原核生物と真核生物の違いを考察し,その結果を的確に表現する。

・遺伝子の働きに基づいた身近な事象を観察したり,交雑実験等の技能を習得し,その結果を的確に表現する。

・原始生命体の誕生から生物が陸上へ進出するまでの道筋を地球環境の変化と関連付けて理解し,知識を身に付けている。



・遺伝子の働きによって,親の形質が規則性をもって子に伝えられることを理解し,知識を身に付けている。
 
 (3) 「多様な生物と自然のつり合い」
 【学習指導要領の内容
地球の様々な自然環境は,変化するとともに,その過程で平衡が保たれていること,そこに多様な生物が生活していることについて理解させる。
ア 地表の姿と大気
 (ア)多様な景観
 (イ)大気と水の循環
イ 生物と環境
 (ア)生物の多様性
 (イ)生物と環境とのかかわり
 
【「多様な生物と自然のつり合い」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
地球上の様々な自然環境や多様な生物について関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。





 
地球上の様々な自然環境や多様な生物の中に,問題を見いだし,観察,実験,調査などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。
 
地球上の様々な自然環境や多様な生物に関する観察,実験,調査などの技能を習得するとともに,科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験,調査などの過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 多様な生物と自然のつり合いについて,観察,実験,調査などを通して,地球上の様々な自然環境は,変化するとともに,その過程で平衡が保たれ,そこで多様な生物が生活していることを理解し,知識を身につけている。
 
 
【「多様な生物と自然のつり合い」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解   

                  

 
ア 地球の姿と大気
・現在の陸地,島弧,海洋底などの景観の特徴について関心をもち意欲的にそれらを探究しようとする。
・景観の成因について太陽エネルギーと地球内部エネルギーの関連について探究しようとする。

・地球規模の大気と水の循環や運動について関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
・地球上では熱の移動が行われ,熱的平衡が保たれていることについて探究しようとする。

 

 

・地球上の景観の成因について太陽放射エネルギーと地球内部エネルギーの関連を考察し,成り立ちについて判断する。





・地球規模の大気と水の循環や運動によって,熱平衡が保たれていることを見いだす。
・日本付近の大気の動きと気象変化とを関連付けて考察する。


 

 

・地形や地質を詳しく観察,記録し,その特徴について図や表などを用いて的確に表現する。
・地形や地質の特徴を把握し,成因について考察し,その結果を的確に表現する。


・天気図,地球観測衛星による雲画像を参考にしながら,空の観察を行い,天気の変化を把握し,その特徴について表やグラフなどを用いて的確に表現する。
・天気の変化の特徴を調べた結果を考察し,その結果を的確に表現する。


 

・現在の陸地,島弧,海洋底などの景観の特徴について理解し,知識を身に付けている。
・景観の成因について太陽エネルギーと地球内部エネルギーの関連について理解し,知識を身に付けている。
    
・地球規模で大気と水の循環や運動が生じていることについて理解し,知識を身に付けている。
・地球上では熱の移動が行われ,熱的平衡が保たれていることについて理解し,知識を身に付けている。
 
 































 
 
イ 生物と環境
・多様な生物の存在とその生活の多様性に関心をもち,生物がどのように環境に適応しているかを意欲的に探究しようとする。


・生態系における生物と環境とのかかわりに関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。









 

・生物に見られる多様な形や性質の違いが生活の多様性に関連していることを見いだしたり,共通の特徴に基づいて,生物を幾つかのグループに大別する。

・地球上の生物は自然環境と相互に密接な関係をもつことを分析的・総合的に考察する。
・自然のつり合いを大きくとらえ,地球そのものが一つの大きな生態系と見なせることを総合的に考察する。




 

・動物や植物の形態観察の方法を習得し,観察,記録に基づいて,それらの共通点や相違点を段階的に関連付け,その結果を的確に表現する。

    
・生物とそれを取り巻く環境を生態系というまとまりとしてとらえ,それらを図などを用いて的確に表現する。








 

・多様な生物が様々な環境との関わりの中で生活していることについて理解し,知識を身に付けている。



・生態系が生産者,消費者,分解者から構成されていていることを理解し,知識を身に付けている。
・生態系におけるエネルギーの流れや物質の循環について理解し,知識を身に付けている。
・地球そのものが一つの大きな生態系であり,人間を含めた生物と地球の環境は,相互に影響しあっていることを理解し,知識を身に付けている。
 
 (4) 「人間の活動と地球環境の変化」
 【学習指導要領の内容
 生物とそれを取り巻く環境の現状と課題について考察させ,人間と地球環境とのかかわりについて探究させる。
 
【「人間の活動と地球環境の変化」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
人間の活動と地球環境の変化に関する課題について関心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,自然を総合的にとらえる見方や考え方を身に付けている。



 
人間の活動と地球環境の変化に関する課題を取り上げ,観察,実験,調査などを行い,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりするとともに,人間活動と地球環境とのかかわりについて,様々な立場から多面的,総合的に考察する。
 
人間の活動と地球環境の変化に関する課題について,観察,実験,調査,野外観察などを行い,それらの技能を習得するとともに,科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験,調査などの過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 人間の活動と地球環境の変化に関する課題ついて,観察,実験,調査などを通して,自然と人間との調和を図ることの重要性を理解し,知識を身に付けている。



 
 
「人間の活動と地球環境の変化」の評価規準の具体例
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解


 
 
・生物とそれを取り巻く環境に関心をもち,それらの現状と諸課題について意欲的かつ総合的に探究しようとする。
・地球環境の保全に興味と関心をもち,意欲的にかつ総合的にそれらを探究しようとする。




 

 
・生物とそれを取り巻く環境の現状と諸課題について,身近な事柄に問題を見いだし,観察,実験,調査などを行い,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりする。
・地球環境の保全について,人間の活動と地球環境とのかかわりを科学的にとらえながら,様々な立場から多面的,総合的に考察する。


 
・生物とそれを取り巻く環境の現状と諸課題について,観察,実験,調査,野外観察などを行い,それらの技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を習得する。
・観察,実験,調査,野外観察などの結果や地球環境の保全について調べた結果を報告書にまとめたり,発表したりする。
 

 
・生物とそれを取り巻く環境の現状と諸課題について,人間と自然との調
和を図ることの重要性を  
理解し,知識を身に付けている。
・地球環境を保全することの重要性を理解し,知識を身に付けている。




 









 
 W 物理T
 1 目標
物理的な事物・現象についての観察,実験などを行い,自然に対する関心や探究心を高め,物理学的に探究する能力と態度を育てるとともに基本的な概念や原理・法則を理解させ,科学的な自然観を育成する。
 
 2 評価の観点の趣旨
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
物理的な事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
物理的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 物理的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 観察,実験などを通して物理的な事物・現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
 3 学習指導要領の内容,内容のまとまりごとの評価規準及びその具体例
物理Tにおける内容のまとまりごとの評価規準は,学習指導要領の大項目(1)から(3)を内容のまとまりとして評価規準を設定した。
 (1) 「 電気」
 【学習指導要領の内容
生活の中で用いられている電気や磁気の性質を観察,実験などを通して探究し,それらへの関心を高めるとともに,基本的な概念や法則を理解させ,電気の性質と日常生活とのかかわりについて認識させる。
  ア 生活の中の電気
   (ア) 電気と生活
   (イ) モーターと発電機
   (ウ) 交流と電波
  イ 電気に関する探究活動
 
【「 電気」の評価規準】
  関心・意欲・態度    思考・判断 観察・実験の技能・表現    知識・理解
生活の中で用いられている電気や磁気の性質に関する事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。

 
電気や磁気の性質に関する事物・現象の中に問題点を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 電気や磁気の性質に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えの過程や結果を的確に表現する。 観察,実験などを通して,電気や磁気の性質に関する事物・現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
【「電気」の評価規準の具体例】
  関心・意欲・態度    思考・判断 観察・実験の技能・表現    知識・理解
ア 生活の中の電気
・電気と日常生活とのかかわりや,電気や磁気の性質について関心をもち,意欲的に探究しようとする。






・モーターや発電機などに使われている技術や仕組みに関心をもち,意欲的に探究しようとする。








・交流,電波,放電の性質やそれらの日常生活との関わりについて関心をもち,意欲的に探究しようとする。




 

・家庭用電気製品,通信機器,鉄道などの輸送手段等の中から,電気や磁気の性質を利用しているものを見いだす。
・具体的に取り上げた事象について,電気や磁気のどのような性質を利用しているのか判断する。


・日常生活や身近な事象の中から,モーターや発電機などを利用しているものを見いだす。
・モーターや発電機が,電気や磁気のどのような性質を利用しているのか判断する。




・日常生活や身近な事象の中から,交流,電波,放電を利用しているものを見いだす。
・交流,電波,放電が,電気や磁気のどのような性質を利用しているのか関連付けて考察する。

 

・音響機器,磁気カードなどを用いて,電気や磁気の基本的な性質を調べる観察,実験を行い,その技能を習得する。
・電流計,電圧計などを用いた測定の技能を習得し,得られた結果を適切に処理し,図表などを活用して的確に表現する。

・磁石,コイル,導線,電池,手回し発電機などを用いて,モーターや発電機の基本的な性質を調べる観察,実験を行い,その技能を習得する。
・検流計などを用いた測定の技能を習得し,得られた結果を適切に処理し,図表などを活用して的確に表現する。

・変圧器,蛍光灯などを用いて,交流,電波,放電の基本的性質を調べる観察,実験を行い,その技能を習得する。
・オシロスコープ,電波実験器,真空放電実験器などを用いて観察,実験を行い,得られた結果を的確に表現する。

・電流,電圧,抵抗,電界,磁界など,電気と磁気の性質の基本的な概念を理解し,知識を身に付けている。
・オームの法則など,電気と磁気の基本的な原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


・モーターや発電機の基本的な仕組みや構造を理解し,知識を身に付けている。
・電流が磁界から力を受けたり,コイルの中で磁石を出し入れすると電圧が発生するなどの基本的な原理や物理法則を理解し,知識を身に付けている。

・交流,電波,放電の基本的な概念を理解し,知識を身に付けている。
・交流,電波,放電の基本的な性質を理解し,知識を身に付けている。



 
イ 電気に関する探究活 動
・「電気」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。




 


・「電気」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを計画・実施して,得られた結果に基づき,総合的に考察する。



 


・「電気」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・観察,実験,調査などのデータや様々な情報を基にして,創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・観察,実験,調査などを通して,「電気」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 
 (2) 「波」
 【学習指導要領の内容
地震波,水波,光,音などいろいろな波について共通の性質を観察,実験などを通して探究し,波動現象についての基本的な概念や法則を理解させるとともに,それらを日常生活と関連付けて考察できるようにする。
  ア いろいろな波
  イ 音と光
   (ア) 音の伝わり方
   (イ) 音の干渉と共鳴
   (ウ) 光の伝わり方
   (エ) 光の回折と干渉
  ウ 波に関する探究活動
 
【「波」の評価基準】
 関心・意欲・態度    思考・判断 観察・実験の技能・表現    知識・理解
地震波,水波,光,音などいろいろな波に関するする事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
地震波,水波,光,音などいろいろな波に関する事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 地震波,水波,光,音などいろいろな波に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して,地震波,水波,光,音などいろいろな波に関する事物・現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
【「波」の評価基準の具体例】
 関心・意欲・態度    思考・判断 観察・実験の技能・表現    知識・理解





 
 
ア いろいろな波
・身の回りの波動現象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。

 

・地震,電波,光,音などの身の回りの波動現象に共通する性質や特徴を見いだす。
 

・水波実験器や波動実験器などを用いて観察,実験を行う方法を身に付け,得られた結果を的確に表現する。

・波長,振動数,伝わる速さ,横波,縦波,回折,干渉などについて理解し,知識を身に付けている。
 
イ 音と光
・音の伝わり方に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。



・音の干渉や共鳴に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。



・光の伝わり方に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。


・光の回折や干渉に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。

 

・音の発生や伝わり方を,水やばねを伝わる波と関連付けて考察し,科学的に判断する。


・音の干渉や共鳴を水波の干渉と関連付けて考察し,科学的に判断する。



・光の伝わり方を水波や音波の伝わり方と関連付けて考察し,法則性を見いだす。

・光の回折や干渉を水波や音波の回折や干渉と関連付けて考察し,科学的に判断する。
 

・おんさや楽器などを用いて,波の基本的な性質を調べる観察,実験を行い,そこから得られた結果を的確に表現する。

・楽器やスピーカーなどを用いて,観察,実験を行う方法を身に付け,そこから得られた結果を的確に表現する。

・鏡やレンズを用いて,光の進み方を調べたり,簡単な光学機器を製作したりする。

・スリットや回折格子を用いて,光の波動性を示す観察,実験を行い,そこから得られた結果を的確に表現する。

・音は媒質中を伝わること,音の高さ,強さ,音色,ドップラー効果などについて理解し,知識を身に付けている。

・音の回折や干渉,気柱の共鳴などについて理解し,知識を身に付けている。


・光の速さ,反射や屈折,レンズの幾何学的な性質などについて理解し,知識を身に付けている。

・光は横波であること,光の回折や干渉,スペクトルなどを理解し,知識を身に付けている。
 

































 
 
ウ 波に関する探究活動
・「波」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。




 

・「波」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを計画・実施して,得られた結果に基づき,総合的に考察する。




 

・「波」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・観察,実験,調査などのデータや様々な情報を基にして,創意ある報告書を作成したり,発表したりする。

・観察,実験,調査などを通して,「波」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 
 (3) 「運動とエネルギー」
 【学習指導要領の内容
日常に起こる物体の運動や様々なエネルギーの現象を観察,実験などを通して探究し,それらの基本的な概念や法則を理解させ,運動とエネルギーについての基礎的な見方や考え方を身に付けさせる。
ア 物体の運動
 (ア)日常に起こる物体の運動
 (イ)運動の表し方
 (ウ)運動の法則
イ エネルギー
 (ア)エネルギーの測り方
 (イ)運動エネルギーと位置エネルギー
 (ウ)熱と温度
 (エ)電気とエネルギー
 (オ)エネルギーの変換と保存
ウ 運動とエネルギーに関する探究活動
 
【「運動とエネルギー」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
日常に起こる物体の運動や様々なエネルギーに関する事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。

 
運動や様々なエネルギーに関する事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 運動や様々なエネルギーに関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して,運動やエネルギーに関する事物・現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
【「運動とエネルギー」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 物体の運動
・日常見られる様々な運動に関心をもち,運動と力の関係について意欲的に探究しようとする。




・運動の表し方,力の働きや性質に関心をもち,これらの概念を用いて,意欲的に運動を探究しようとする。





・運動の3法則,質量と重さの違い,放物運動などに関心をもち,意欲的に観察し,運動と力の関係について科学的に探究しようとする。
 

・日常に起こる運動の中から,摩擦力,空気の抵抗力,水圧,浮力などの概念を見いだし,これらの力と運動の多様性との関係について考察する。


・直線運動等の観察や実験などを通して,運動の表し方,力の働きや性質について考察する。






・運動の法則や落下運動に関する観察,実験を行い,その結果を実証的,論理的に考え,運動の法則が成り立つことを科学的に判断する。
 

・日常に見られる運動を観測し,その結果から物体に働く力を見いだした自らの考えを的確に表現する。



・記録タイマー,ばねはかりなどの実験器具の操作を習得する。
・運動の表し方や力の働きについての観察,実験などを行い,そこから得られた結果を的確に表現する。


・運動の法則,落下運動などに関する観察,実験の技能を習得する。
・運動の法則を科学的に探究するため観察,実験を行い,そこから得られた結果を的確に表現する。

・重力,摩擦力,空気の抵抗力,水圧,浮力などについての知識を身に付け,日常に見られる様々な運動の多様性を,これらの力の存在と関連付けて理解している。

・観察,実験などを通して,等速直線運動や等加速度直線運動,力のつり合い,力のモーメントのつりあい,力の合成・分解,摩擦力,弾性力などに関する基本的な概念や公式を理解し,知識を身に付けている。

・観察,実験などを通して,運動の3法則,質量と重さの違い,放物運動についての基本的概念や法則について理解し,知識を身に付けている。
 
イ エネルギー
・仕事,エネルギー,及びそれらの関係に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
・エネルギーの種類,変換,その総量に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。








・温度,熱の関係に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。






・電気エネルギーと熱エネルギーの関係に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。





・エネルギーの種類とそれらの間の変換と保存に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。

 

・仕事・仕事の原理,仕事率・エネルギーに関して,観察,実験を行い,仕事とエネルギーとの関係を科学的に判断する。
・物体の運動エネルギーと位置エネルギーが相互に変換すること及びそれらの和が一定に保たれることを見いだす。






・熱に関する観察,実験を行い,温度・熱の本性を,実証的,総合的に考察する。





・電流の熱作用を,身近なエネルギーである電気や熱と関連付けて考察し,科学的に判断する。





・エネルギーの変換に関する観察,実験を行い,エネルギーについて,総合的に考察する。

 

・運動エネルギーや位置エネルギー,力学的エネルギー保存則を調べる観察,実験を行い,摩擦を考慮したり,準静的に実験を行う技能を習得する。
・仕事,エネルギーに関する観察,実験を行い,そこから得られた結果を的確に表現する。





・熱現象の基本的な性質を調べる観察,実験を行い,温度の測定方法や,外部と断熱する方法などの技能を習得する。
・熱に関する観察,実験を行い,そこから得られた結果を的確に表現する。

・電力・電力量・発熱量などの測定方法・記録の方法・数値処理の方法を習得する。
・電流の熱作用についての観察,実験を行い,そこから得られた結果を的確に表現する。

・エネルギー変換についての観察,実験を行い,そこから得られた結果を的確に表現する。


 

・仕事,仕事の原理,仕事率,エネルギーという基本的な概念を理解し,知識を身に付けている。
・エネルギーは,物体に対する仕事量で測られることを理解し,知識を身に付けている。
・一定の条件のもとでは物体の運動エネルギーと位置エネルギーが相互に変換し,力学的エネルギーが一定に保たれることを理解し,知識を身に付けている。

・熱・比熱・熱容量・熱量の保存,内部エネルギーを理解し,知識を身に付けている。





・電力・電力量という基本的な概念,及びエネルギーとの関係を理解し,知識を身に付けている。





・エネルギーにはいろいろな種類があること,また,エネルギーは相互に変換してもその総量は保存されることを理解し,知識を身に付けている。
ウ 運動とエネルギーに 関する探究活動
・「運動とエネルギー」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。




 


・「運動とエネルギー」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを計画・実施して,得られた結果に基づき,総合的に考察する。




 


・「運動とエネルギー」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・観察,実験,調査などのデータや様々な情報を基にして,創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・観察,実験,調査などを通して,「運動とエネルギー」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 X 化学T
 1 目標
化学的な事物・現象についての観察,実験などを行い,自然に対する関心や探究心を高め,化学的に探究する能力と態度を育てるとともに基本的な概念や原理・法則を理解させ,科学的な自然観を育成する。
 
 2 評価の観点の趣旨
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
化学的な事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
化学的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 化学的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 観察,実験などを通して化学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
 3 学習指導要領の内容,内容のまとまりごとの評価規準及びその具体例
化学Tにおける内容のまとまりごとの評価規準は,学習指導要領の大項目(1)から(3)を内容のまとまりとして評価規準を設定した。
 
 (1) 「物質の構成」
 【学習指導要領の内容
化学の役割や物質の扱い方を理解させるとともに,物質に対する関心を高め,物質を探究する方法を身に付けさせる。また,物質の構成粒子を観察,実験などを通して探究し,基本的な概念を理解させ,物質について微視的な見方ができるようにする。
ア 物質と人間生活
 (ア)化学とその役割
 (イ)物質の探究
イ 物質の構成粒子
 (ア)原子,分子,イオン
 (イ)物質量
ウ 物質の構成に関する探究活動
 
【「物質の構成」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
物質と人間生活や物質の構成粒子に関する事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
物質と人間生活や物質の構成粒子に関する事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 物質と人間生活や物質の構成粒子に関する観察,実験の技能を習得するとともに,自然の事物・現象を科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して,物質と人間生活や物質の構成粒子に関する事物・現象について基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 
【「物質の構成」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 物質と人間生活
・物質に関心をもち,物質の取り扱い方や化学の人間生活における役割を,探究しようとする。




・物質の構造・性質・反応に関心をもち,意欲的に物質を探究しようとする。




 

・化学の成果が人間生活の向上に果たした役割を具体例をふまえながら考察する。
・安全で快適な生活をするために化学の知識が必要であることを見いだす。

・物質の構造・性質・反応を調べることにより原理・法則を見いだし,目的にかなった新しい物質を作り出せることを総合的に考察する。


 

・試薬を安全に扱う方法や,基本的な実験器具の名称と使用法を習得する。





・物質の分離・精製,物質の確認など基本的な実験操作を習得する。
・混合物の分離や成分元素の確認の実験等を理解し,物質を探究するための具体的な方法を身に付け,得られた結果を的確に表現する。

・化学物質に関して化学的知識を生かし,適切に管理する方法を身に付けている。
・化学の役割や基本的な物質の扱いを理解し,知識を身に付けている。

・物質の探究をするために,物質の構造・性質・反応に関する基本的な概念や原理・法則などの知識が必要であることを理解している。


 
イ 物質と構成粒子
・物質が原子,分子,イオンなどの構成粒子から成り立っていることを探究しようとする。
・元素の性質と電子配置との関係及び,電子配置と周期表との関係を意欲的に探究しようとする。



・いろいろな物質の化学変化に注目し,化学変化の量的関係を物質量と関連付けて考察しようとするとともに,意欲的にそれらを探究しようとする。


 

・原子は原子核と電子から成り立っており,電子の状態が物質の性質に大きく寄与していることを見いだす。
・元素の性質が電子配置と関係し,現在の周期表がつくられていることを考察する。


・原子量,分子量,化学式量と物質量との基本的な計算をし,その関係を考察する。
・化学変化では反応に関係する物質の量の間には一定の関係があることを考察する。
 

・原子構造の簡単なモデルを描く技能を習得し,的確に表現する。
・簡単なイオンや分子の生成についてモデルを描く技能を習得し,的確に表現する。
・周期表の一部を描く技能を習得し,的確に表現する。

・基本的な化学式,化学反応式を描く技能を習得し,的確に表現する。
・実験において,質量や体積等の定量的な測定方法の技能を習得するとともに,実験の測定結果から量的関係を的確に表現する。   

・物質が原子,分子,イオンなどから成り立っていることを理解し,それらの基本的な概念や知識を身に付けている。
・周期表に関する基本的な知識を身に付け,電子配置との関係を理解している。


・化学式が使用できるとともに原子量,分子量,化学式量,物質量の知識を身に付けている。
・物質量の概念を用いて化学変化の量的関係を把握する方法を理解し,知識を身に付けている。
 
ウ 物質の構成に関する 探究活動
・「物質の構成」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。



 


・「物質の構成」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを計画・実施して,得られた結果に基づき,総合的に考察する。


 


・「物質の構成」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・観察,実験のデータや様々な情報を基にして,創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・観察,実験,調査などを通して「物質の構成」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 






























 



















 


 
 
 (2) 「物質の種類と性質」
 【学習指導要領の内容】
無機物質と有機化合物の性質や変化を観察,実験などを通して探究し,物質に関する基本的な概念や法則を理解させるとともに,それらを日常生活と関連付けて考察できるようにする。
ア 無機物質
 (ア)単体
 (イ)化合物
イ 有機化合物
 (ア)炭化水素
 (イ)官能基を含む化合物
ウ 物質の種類と性質に関する探究活動
 
【「物質の種類と性質」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
無機物質や有機化合物の性質や変化に関する事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
無機物質や有機化合物の性質や変化に関する事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 無機物質や有機化合物の性質や変化に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して,無機物質や有機物質の性質や変化に関する事物・現象について基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 
【「物質の種類と性質」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 無機物質
・単体や無機化合物の性質や反応に関する事物・現象に関心をもち,それらに関する基本的な概念や法則を意欲的に探究しようとする。
・単体や無機化合物について観察,実験を行うとともに,それらを日常生活と関連付けたり,化学工業と関連付けて意欲的にそれらを探究しようとする。

 

・単体や無機化合物の性質や反応などを,周期表と関連付けて考察する。
・日常生活と関わりの深い無機物質とそのイオンについて観察,実験などを行い,規則性を見いだしたり,様々な事物・現象の生じる要因や仕組みを科学的に考察する。
・無機物質と化学工業との関係を様々な観点でとらえ,無機物質の工業的製造法などを科学的に考察する。

・単体や無機化合物の性質や反応に関する観察,実験を行い,その基本的操作や記録の仕方を習得する。
・単体や無機化合物に関する観察,実験の過程や結果から自らの考えを導き出し,的確に表現する。





 

・単体や無機化合物の性質や反応に関する基本的な概念や原理・法則及び周期表との関係を理解し,知識を身に付けている。
・単体や無機化合物について,日常生活及び化学工業に関連付けて理解し,知識を身に付けている。





 
イ 有機化合物
・有機化合物の特徴について観察,実験を行うとともに,それらを日常生活と関連付けて意欲的に探究しようとする。
・炭化水素の性質や反応に関する事物・現象に関心をもち,その構造や性質,反応性について意欲的に探究しようとする。

・官能基を含む有機化合物の性質や反応に関する事物・現象に関心をもち,その構造や性質,反応性について意欲的に探究しようとする







 

・有機化合物の性質や反応性が、無機化合物とは異なる特徴があることを見いだす。
・炭化水素の性質や反応性が,炭素原子の立体構造に特徴付けられることを見いだし,構造異性体などを論理的に考察する。


・官能基を含む有機化合物の性質や反応性が,その官能基に特徴付けられることを見いだし,論理的に考察する。
・酸素及び窒素を含む代表的な官能基について,反応性と有機化合物相互の関連について,観察,実験などを行い考察する。



 

・有機化合物の特徴や炭化水素に関する観察,実験を行い,その基本的操作及び記録の仕方を習得する。
・有機化合物の特徴や炭化水素の観察,実験の過程や結果から自らの考えを導き出し,的確に表現する。

・官能基を含む有機化合物に関する観察,実験を行い,その基本的操作及び記録の仕方を習得する。
・官能基を含む有機化合物に関する観察,実験の過程や結果から自らの考えを導き出し,的確に表現する。




 

・有機化合物の特徴や反応性について,日常生活に関連付けて理解している。
・炭化水素の分類とその反応性との関係,構造異性体の関係などを理解し,知識を身に付けている。



・官能基を含む有機化合物を,アルコールとその誘導体,ニトロ化合物,アミン類などを通して理解し,有機化合物相互の関連性についての知識を身に付けている。
・代表的な個々の官能基の性質に対する知識を身に付けている。
・官能基を含む有機化合物の性質や反応性について,日常生活に関連付けて理解している。
ウ 物質の種類と性質に 関する探究活動
・「物質の種類と性質」に関連した無機物質及び有機化合物の両方についての学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。



 


・「物質の種類と性質」に関連した無機物質及び有機化合物の両方についての学習課題に対し,観察,実験,調査などを計画・実施して,得られた結果に基づき,総合的に考察する。


 


・「物質の種類と性質」に関連した無機物質及び有機化合物の両方についての学習課題に対し,観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・観察,実験のデータや様々な情報を基にして,創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・観察,実験,調査などを通して「物質の種類と性質」に関連した無機物質及び有機化合物の両方についての学習課題に対し,基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
 (3) 「物質の変化」
 【学習指導要領の内容
反応熱,酸と塩基の反応,酸化還元反応を観察,実験などを通して探究し,基本的な概念や法則を理解させるとともに,化学反応をエネルギーの出入りと関連付けて考察できるようにする。
ア 化学反応
 (ア)反応熱
 (イ)酸・塩基,中和
 (ウ)酸化と還元
イ 物質の変化に関する探究活動
 
【「物質の変化」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
反応熱,酸と塩基の反応,酸化還元反応に関する事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
反応熱,酸と塩基の反応,酸化還元反応に関する事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて,科学的に判断する。 反応熱,酸と塩基の反応,酸化還元反応に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して,反応熱,酸と塩基の反応,酸化還元反応に関する基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 
【「物質の変化」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 化学反応
・身近な物質の化学反応から化学変化と反応熱の関係に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
・熱化学方程式に興味・関心をもち,化学変化をエネルギーの出入りという観点で意欲的に探究しようとする。


・酸・塩基や中和反応に関心をもち,それらを日常生活と関連付けて,意欲的に探究しようとする。
・身近な物質のpHを測定する中で,酸性雨などの身近な現象と酸・塩基反応を関連付けて,意欲的に探究しようとする。



・酸化還元反応に関心をもち,電子の授受という観点で意欲的にそれらを探究しようとする。
・電池,電気分解を酸化
還元反応と関連付けて,意欲的に探究しようとする。





 

・化学変化に伴う熱の出入りの観察,実験などを行い,熱化学方程式の意義を理解し,ヘスの法則が成り立つことを実証的,論理的に考察する。
・幾つかの熱化学方程式を基に,新たな化学変化の反応熱を科学的に推定する。


・酸・塩基の観察,実験などを行い,共通性を見いだし,酸・塩基の定義を理解し,日常生活と関連付けて酸・塩基反応を考察する。
・酸・塩基の強弱とpHの関係を観察,実験などを行い,科学的に考察する。


・酸化還元反応の定義と酸化数の定義の有効性を理解し,観察,実験などを行い,それらを基に事物・現象の中に共通性を見いだし,酸化還元反応として論理的に考察し,科学的に判断する。
・様々な電池,電気分解の事象の中に酸化還元反応としての規則性,共通性を見いだし,論理的に考察し,科学的に判断する。

・様々な化学反応の反応熱の測定をし,観察,実験の基本的操作や記録の仕方を習得し,的確に表現する。
・実験の測定結果から反応熱を熱化学方程式で的確に表現する。
・反応熱とヘスの法則との関係を図などを用いて的確に表現する。

・メスフラスコ,ビュレット,ホールピペットなどの実験器具の取り扱いができ,中和滴定の技能を習得し,未知の酸・塩基の濃度を求める過程や結果を的確に表現する。
・身近な物質のpHの測定方法を習得し,観察,実験の過程や結果を的確に表現する。

・酸化還元反応の観察,実験を行い,その基本的操作や記録の仕方を習得するとともに,その観察,実験の過程や結果から自らの考えを導き出し,的確に表現する。
・電池や電気分解を酸化還元反応としてとらえ,観察,実験の過程や結果から自らの考えを導き出し,表現する。

 

・熱化学方程式の意味を理解し,知識を身に付けている。
・ヘスの法則を理解し,幾つかの熱化方程式を基に,新たな化学変化の反応熱を求める知識を身に付けている。




・酸・塩基の定義を理解
し,日常生活と関連付け
て酸・塩基反応をとらえ,さらに中和滴定の量的関係を理解し,知識を身に付けている。
・pHの測定実験などを
通して,pHの指標としての便利さ及び実用性を理解している。


・電子の授受や酸化数の
変化から酸化還元反応を
理解し,知識を身に付け
ている。
・ファラデーの法則を理解し,電気分解の電気量と析出量の量的関係を理解し,知識を身に付けている。




 
イ 物質の変化に関する 探究活動
・「物質の変化」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。



 


・「物質の変化」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを計画・実施して,得られた結果に基づき,総合的に考察する。


 


・「物質の変化」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・観察,実験のデータや様々な情報を基にして,創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・観察,実験,調査などを通して「物質の変化」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
 Y 生物T
 1 目標
生物や生物現象についての観察,実験などを行い,自然に対する関心や探究心を高め,生物学的に探究する能力と態度を育てるとともに基本的な概念や原理・法則を理解させ,科学的な自然観を育成する。
 
 2 評価の観点の趣旨
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
生物や生物現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
生物や生物現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 生物や生物現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 観察,実験などを通して生物や生物現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
 3 学習指導要領の内容,内容のまとまりごとの評価規準及びその具体例
生物Tにおける内容のまとまりごとの評価規準は,学習指導要領の大項目(1)から(2)を内容のまとまりとして評価規準を設定した。
 
 (1) 「生命の連続性」
 【学習指導要領の内容
細胞,生殖と発生及び遺伝について観察,実験などを通して探究し,生物体の成り立ちと種族の維持の仕組みについて理解させ,生命の連続性についての見方や考え方を身に付けさせる。
ア 細胞
 (ア)細胞の機能と構造
 (イ)細胞の増殖と生物体の構造
イ 生殖と発生
 (ア)生殖細胞の形成と受精
 (イ)発生とその仕組み
ウ 遺伝
 (ア)遺伝の法則
 (イ)遺伝子と染色体
エ 生命の連続性に関する探究活動
 
【「生命の連続性」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
生命の連続性に関する事象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
生命の連続性に関する事象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察するとともに,事実に基づい科学的に判断する。 観察,実験の技能を習得するとともに,生命の連続性に関する事象を科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 観察,実験などを通して,生命の連続性に関する事象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
【「生命の連続性」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 細胞
・細胞の機能と構造に関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。




・細胞の増殖と生物体の構造に関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。





 

・原形質分離の実験などを通して細胞膜の半透性について考察する。
・構造も機能も多様である細胞から,共通の性質を見いだす。


・多細胞生物の体細胞分裂による細胞の増殖を,成長や分化と関連付けて考察する。
・細胞,組織,器官のそれぞれにおいて,機能に適した構造があることを見いだす。

 

・細胞や組織を顕微鏡で観察する方法を,目的や対象などに合わせて選択し,その技能を習得し,その観察結果を的確に表現する。
        

・体細胞分裂の過程を顕微鏡で観察する技能を習得し,その観察結果を的確に表現する。





 

・細胞は,生物の機能上及び構造上の単位であることを理解し,知識を身に付けている。
・酵素の基本的な性質や働きについて理解し,知識を身に付けている。

・細胞は体細胞分裂によって増殖し,多細胞生物においては,分化して組織や器官をつくることを理解し,知識を身に付けている。
・生物には,単細胞生物と多細胞生物が存在することを理解し,知識を身に付けている。
イ 生殖と発生
・生殖細胞の形成と受精に関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。



・発生とその仕組みに関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。

・減数分裂の仕組みによって,遺伝的多様性がもたらされることを考察する。
・減数分裂と受精によって, 染色体数が一定に保たれることを考察する。

割球分離や交換移植の実験結果や,誘導による器官形成の例を通して発生の仕組みを考察する。

・減数分裂の過程を顕微鏡で観察する技能を習得し,その観察結果を的確に表現する。



・胚発生の過程を顕微鏡で観察する技能を習得し,観察方法や結果を的確に表現する。

・減数分裂によって生殖細胞が形成される過程及び受精について理解し,知識を身に付けている。



・胚の発生の過程とその仕組みについて理解し,知識を身に付けている。
 
ウ 遺伝
・遺伝の法則に関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。






・遺伝子と染色体に関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。






 

・遺伝現象における規則性や遺伝子の働きについて考察する。
・遺伝現象の中には,表面的にはメンデルの法則に合わないように見えても,基本的にはメンデルの法則に従っている場合もあることを見いだす。

・遺伝子が染色体に存在することを染色体の動きと関連付けて考察する。
・遺伝子の本体がDNAであることを, 形質転換,バクテリオファージの宿主細胞への感染・増殖などの実験と関連付けて考察する。

 

・遺伝の法則が確率に基づくことを,簡単な交配実験やモデル実験などを通して確認する技能を習得する。





・だ液腺染色体を顕微鏡で観察する技能を習得し,その観察結果を的確に表現する。






 

・遺伝現象には法則性があり,その主要な部分が確率に基づくものであることを理解し,知識として身に付けている。
・遺伝子の相互作用について理解し,知識として身に付けている。


・遺伝子が染色体上にあることを染色体の動きと関連させて理解し,知識を身に付けている。
・連鎖と組換え,染色体地図について理解し,知識を身に付けている。
・遺伝子の本体がDNAであることやDNAの構造について理解し,知識を身に付けている。
エ 生命の連続性に関す る探究活動
・「生命の連続性」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。

         


 


「生命の連続性」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを計画・実施して,得られた結果に基づき, 総合的に考察する。



 


・「生命の連続性」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・得られた実験データや様々な情報を基にして, 創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・観察,実験,調査などを通して,「生命の連続性」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 
 (2) 「環境と生物の反応」
 【学習指導要領の内容
環境と生物の反応の間に見られる仕組みを観察,実験などを通して探究し,生物は,個体として外部環境の変化に対応して,安定した内部環境を維持したり,成長や器官の分化を調節したりすることを理解させる。
ア 環境と動物の反応
 (ア)体液とその恒常性
 (イ)刺激の受容と反応
イ 環境と植物の反応
 (ア)植物の生活と環境
 (イ)植物の反応と調節
ウ 環境と生物の反応に関する探究活動
 
【「環境と生物の反応」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
環境と生物の反応に関する事象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。



 
環境と生物の反応に関する事象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 環境と生物の反応に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して,環境と生物の反応に関する事象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
【「環境と生物の反応」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 環境と動物の反応
・体液とその恒常性に関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。





・刺激の受容と反応に関
する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
 

・心臓・腎臓などの働きを, その構造などに関連付けて考察する。
・体液の恒常性について, 血糖量の調節などの例をあげ, ホルモンや自律神経などの働きと関連付けて考察する。

・動物の行動様式を生活に関連付けて考察する。
・受容体や効果器,神経系の機能をその構造などに関連付けて考察する。

・水生生物の浸透圧調節などの実験に際し,適切な実験条件を計画し,結果をグラフ化するなど, 的確に表現する。




・動物の行動が発現する仕組みについて, 仮説を設定したり, 観察や実験を計画したりする。
 

・体液の働きと循環,恒常性の維持の原理について,人の健康と関連付け
て理解し,知識を身に付
けている。




・刺激の受容から反応までの関連を理解し,知識を身に付けている。

 
イ 環境と植物の反応
・植物の生活と環境に関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。







・植物の反応と調節に関する事象に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。




 

・水分の吸収・蒸散や光合成と環境要因との関係を, 実験結果や関連データから考察する。







・植物の生育過程における成長や花芽形成などの調節の仕組みを環境と関連付けて考察する。




 

・環境要因と蒸散や光合成などの関係を調べる実験を計画したり,行ったりして, その結果をグラフ化するなど, 的確に表現する。





・種子の発芽,成長,花芽形成などの現象と, 環境要因との関係を調べる実験を計画したり,行ったりし,その結果を的確に表現する。


 

・植物体における水分の
吸収や移動,蒸散などの仕組みと環境要因との関係を理解し,知識を身に付けている。
・光合成速度が光の強さや温度などの外部環境に影響を受けることを理解し,知識を身に付けている。

・植物の発芽,成長,花芽形成などの現象が, 環境によって制御されること理解し,知識を身に付けている。
・植物ホルモンが,植物体の調節に関わっていることを理解し,知識を身に付けている。
ウ 環境と生物の反応に 関する探究活動
・「環境と生物の反応」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。



 


・「環境と生物の反応」に関連した学習課題に対し, 観察,実験,調査などを計画・実施して,得られた結果に基づき, 総合的に考察する。



 


・「環境と生物の反応」に関連した学習課題に対し,観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・得られた実験データや様々な情報を基にして, 創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・観察,実験,調査などを通して,「環境と生物の反応」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 Z 地学T
 1 目標
地学的な事物・現象についての観察,実験などを行い,自然に対する関心や探究心を高め,地学的に探究する能力と態度を育てるとともに基本的な概念や原理・法則を理解させ,科学的な自然観を育成する。
 
 2 評価の観点の趣旨
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
地学的な事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
地学的な事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして,問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 地学的な事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 観察,実験などを通して,地学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
 3 学習指導要領の内容,内容のまとまりごとの評価規準及びその具体例
地学Tにおける内容のまとまりごとの評価規準は,学習指導要領の大項目(1)から(2)を内容のまとまりとして評価規準を設定した。
 (1) 「地球の構成」
 【学習指導要領の内容
惑星としての地球の特徴及び地球表層や内部に見られる地学的事象を観察,実験などを通して探究し,地球表層や内部を相互に関連させ,地球の歴史の経過の中でとらえることができるようにする。
ア 地球の概観 
 (ア)太陽系の中の地球
 (イ)地球の形状と活動 
イ 地球の内部 
 (ア)地球の内部構造と構成物質
 (イ)火山と地震 
ウ 地球の歴史 
 (ア)野外観察と地形・地質 
 (イ)地層の形成と地殻変動 
 (ウ)化石と地質時代 
エ 地球の構成に関する探究活動
 
【「地球の構成」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
惑星としての地球の特徴及び地球表層や内部に見られる事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
惑星としての地球の特徴及び地球表層や内部に見られる事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うとともに,実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 惑星としての地球の特徴及び地球表層や内部に見られる事物・現象に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表現する。 観察,実験などを通して,惑星としての地球の特徴及び地球表層や内部に見られる事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
【「地球の構成」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 地球の概観
・太陽系を構成する天体について関心をもち,太陽系の起源や広がり,天体の特徴を意欲的に探究しようとする。
・太陽系の中で地球が唯一生命の生存できる環境にあることに関心をもち,その要因を意欲的に探究しようとする。

・固体地球表層の姿などについて関心をもち,地球の特徴を意欲的に探究しようとする。
 

・地球の誕生を,太陽及び太陽系の天体の誕生過程と関連付けて考察する。
・太陽系の中で地球が唯一生命の生存できる環境にあることを考察し,その要因を見いだす。




・地球の大きさと形,陸地や海底の大地形とその形成について考察する。 
 

・望遠鏡などを操作する技能を習得するとともに,月や惑星を観察し,その観察結果を的確に表現する。
・惑星や地球に関する資料(データ)を基に,その結果を的確に表現する。



・地図から陸地や海底の大地形を読み取る方法を習得する。

 

・太陽系の広がりや天体の特徴について理解し,知識を身に付けている。
・惑星の運動には一定の法則があることを理解し,知識を身に付けている。





・地球の大きさと形,陸地や海底の大地形など,固体地球表層の概観について理解し,知識を身に付けている。
イ 地球の内部
・地球の内部構造や構成物質に関心をもち,それらをどのような方法で推定できるか意欲的に探究しようとする。







・火山と地震に関心をもち,火山と地震が地球内部のどのような運動に起因しているのか意欲的に探究しようとする。
 
・地球内部の構造について,地震波などから得られた資料を基に推定する。
・地球内部を構成する物質について,岩石の観察結果などを基に考察する。






・火山や地震の震源などの地理的分布や,活動の周期性などに基づいて,火山の成因や地震の原因について考察する。

・地震波の伝わり方に関する資料(データ)を基に,地球の内部構造を調べ,その結果を的確に表現する。
・肉眼及び偏光顕微鏡などによる岩石や火山灰の観察,実験の方法を身に付け,その結果をスケッチなどとして的確に表現する。

・資料(データ)を基に,火山や地震の震源などの地理的分布や,活動の周期性などを調べ,その結果を的確に表現する。

・地球の内部構造や構成物質,活動について理解し,知識を身に付けている。
・火成岩を中心に岩石や鉱物について理解し,知識を身に付けている。




・火山と地震について地球内部のプレート運動と関連付けて理解し,知識を身に付けている。

 
ウ 地球の歴史
・地形や地質に関心をもち,野外観察に意欲的に取り組み,そこから得られた情報を基に地球の歴史を意欲的に探究しようとする。



・地層の形成や過去の地殻変動がどのようにして復元されるのかについて関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。





・化石の記録からわかる生物界の変遷に加えて,地球環境の変遷や大規模な生物の絶滅に関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。


 










・地層を構成する岩石や化石によって,地層を対比したり,地質時代の区分をしたりして地層の形成について考察する。
・断層や褶曲,不整合などの地層の変形の様子を基に,過去の地殻変動の歴史を考察する。

・示相化石を基に古環境を推定する。
・示準化石を基に生物界の変遷と地球環境の変遷と関連付けて考察する。



 

・地層の調べ方,クリノメーターの使い方,ルートマップの作り方,初歩的な地質図の読み方を習得するとともに,野外観察を実施し,観察結果から得られた情報を的確に表現する。

・資料や野外観察によって得た情報を,地質柱状図として的確に表現する。







・化石の観察方法を身に付け,その観察結果を的確に表現する。





 










・野外観察を通し,地層の形成と地殻変動について理解し,知識を身に付けている。






・生物界の変遷から地質時代が区分されることを理解し,生物の大進化についての知識を身に付けている。
・放射性元素を利用した岩石や化石の年代測定について理解し,知識を身に付けている。
エ 地球の構成に関する 探究活動
・「地球の構成」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。





 


・「地球の構成」に関連した学習課題に対し,野外観察を含む観察,実験,調査を計画・実施して,得られた結果に基づき,総合的に考察する。




 


・「地球の構成」に関連した学習課題に対し,野外観察を含む観察,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・観察,実験,調査などのデータや様々な情報を基にして,創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・野外観察を含む観察,実験,調査などを通して「地球の構成」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。



 
 
 (2) 「大気・海洋と宇宙の構成」
 【学習指導要領の内容
地球の大気圏及び水圏での現象を観察,実験などを通して探究し,それらが太陽放射エネルギーを原動力としていることを理解させる。また,太陽や恒星の活動を観察,実験などを通して探究し,宇宙の構造や広がりを理解させる。
ア 大気と海洋
 (ア)大気の熱収支と大気の運動
 (イ)海水の運動
イ 宇宙の構成
 (ア)太陽の形状と活動
 (イ)恒星の性質と進化
 (ウ)銀河系と宇宙
ウ 大気・海洋と宇宙の構成に関する探究活動
 
【「大気・海洋と宇宙の構成」の評価規準】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
地球の大気圏・水圏及び太陽や恒星の活動に関する事物・現象に関心や探究心をもち,それらを意欲的に探究するとともに,科学的態度を身に付けている。


 
地球の大気圏・水圏及び太陽や恒星の活動に関する事物・現象について問題を見いだし,観察,実験を行うとともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。 地球の大気圏・水圏及び太陽や恒星の活動に関する観察,実験の技能を習得するとともに,それらを科学的に探究する方法を身に付け,観察,実験の過程や結果及びそこから導き出された自らの考えを的確に表現する。
 
観察,実験などを通して,地球の大気圏・水圏及び太陽や恒星の活動に関する事物・現象についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。


 
 
【「大気・海洋と宇宙の構成」の評価規準の具体例】
関心・意欲・態度 思考・判断 観察・実験の技能・表現 知識・理解
ア 大気と海洋
・太陽放射エネルギーを原動力として大気及び海洋の運動が起きていることについて関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
・日本の四季の気象について関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
・オゾン層の破壊や地球温暖化などの地球環境問題について関心をもち,それらを意欲的に探究しようとする。

・海水の運動について関心をもち,大気の大循環に関連付けて意欲的に探究しようとする。


 

・大気の大循環が,緯度による受熱量の違いによって生じ,低緯度から高緯度へ熱を輸送する機構として働いていることを考察する。
・日本の四季の気象について,大気の大循環の一環としてとらえ,分析的・総合的に考察する。
・オゾン層の破壊や地球温暖化などの現状を把握し,地球環境問題について分析的・総合的に考察する。

・海流による低緯度から高緯度への熱輸送について,大気の大循環と関連付けて考察する。
・海洋の層構造について,海水の循環と関連付けて考察する。

・基本的な気象観測や直達日射量の測定,転向力の実験などの技能を習得し,その結果を的確に表現する。
・天気図や気象衛星画像を読みとる技能を習得する。
・大気汚染や酸性雨の調査などの観測データを読みとる技能を習得する。





・地球観測衛星による海
面温度の分布図などを読みとる技能を習得する。



 

・緯度による受熱量の違いによって,大気の大循環が起こることについて理解し,知識を身に付けている。
・日本の四季の気象について理解し,知識を身に付けている。
・地球環境問題について理解し,知識を身に付けている。





・海流による低緯度から高緯度への熱輸送について理解し,知識を身に付けている。
・海洋の層構造について理解し,知識を身に付けている。
イ 宇宙の構成
・太陽の光球面や太陽大気で起こっている現象について関心をもち,観察に取り組み,意欲的にそれらを探究しようとする。



・恒星の性質に関心をもち,進化について意欲的に探究しようとする。


・銀河系の構造や銀河系を構成する天体について関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
・膨張宇宙論について関心をもち,意欲的にそれらを探究しようとする。
 

・太陽表面の観察から得られる情報を基に,太陽表面で起こっている現象や太陽の構造を考察する。




・HR図により恒星が分類されること及び進化の道筋が明らかになることを考察する。

・銀河系の構造や銀河系を構成する天体について,恒星の進化に関連付けて考察する。
・膨張宇宙論について,銀河の存在と銀河の後退運動に関連付けて考察する。

・天体望遠鏡などで太陽表面を観察する技能や太陽放射エネルギーを測定する技能を習得し,その観察結果を的確に表現する。



・資料(データ)を基にHR図を作成し,恒星の性質や進化を分かりやすく表現する。

・資料(データ)を基に,銀河系の構造を分かりやすく表現する。
  



 

・太陽表面の観察を通し,そこで起こっている現象や太陽の構造について理解し,知識を身に付けている。



・HR図により恒星の性質について理解し,知識を身に付けている。


・銀河系の構造や銀河系を構成する天体について理解し,知識を身に付けている。
・膨張宇宙論について理解し,知識を身に付けている。
 
ウ 大気・海洋と宇宙の 構成に関する探究活動
・「大気・海洋と宇宙の構成」に関連した学習課題に対し,科学的な態度で観察・観測,実験,調査などを行い,意欲的に探究しようとする。




 


・「大気・海洋と宇宙の構成」に関連した学習課題に対し,観察・観測,実験,調査を計画・実施して,得られた結果に基づき,総合的に考察する。




 


・「大気・海洋と宇宙の構成」に関連した学習課題に対し,観察・観測,実験,調査などを探究の方法を用いながら行い,その技能を習得する。
・観察,実験,調査などのデータや様々な情報を基にして,創意ある報告書を作成したり,発表したりする。


・観察・観測,実験,調査などを通して,「大気・海洋と宇宙の構成」に関連した学習課題についての基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。