個人の要望に応じた学習機会が充実する中で、今日の社会教育行政には、改めて、社会の要請に応じた学習機会を提供することが求められています。そうした学習機会を、多様な関係者との連携促進によって、人々の学習成果を生かす場として充実させることが、豊かな地域づくり、豊かな人づくりにつながると期待されています。
こうした状況を踏まえ、平成22年度「社研の窓」では、「地域課題に取り組む社会教育」を全体テーマとして、社会教育施設等を拠点に、多様な関係者との連携促進、人々の学習成果を生かす場の創出に、社会教育行政職員が中心的な役割を果たしている取組をご紹介します。
第1回番組では、公民館を拠点として、地域住民が主体的に協力しあって地域の課題とは何かを考え、課題解決に向けて協議・活動している取組をご紹介します。
第2回番組では、大学等を会場として、地域に所在する様々な教育機関や大人が連携し、子どもたちに地域の歴史や文化、自然等を伝える取組をご紹介します。
第3回番組では、博物館を拠点として、地域の自然環境等に関心を持つ人々が集まって調査研究を行い、地域の価値を発掘・発信し、その成果を博物館の展示活動や地域の活動等に生かしている取組をご紹介します。
第4回番組では、商店街を舞台として、大学生を中心とする若者たちが、若者ならではの柔軟な発想と実行力で展開する様々な地域活性化の取組をご紹介します。
各回とも、取組を支えている「人」、県や市の社会教育主事、公民館や博物館の専門的職員の率直な考え等を聞くことができます。今後の社会教育行政職員や社会教育施設に求められる役割を考える上でヒントが沢山詰まっています。
第1回 愛媛県新居浜市立泉川公民館「泉川公民館まちづくり協議会」
〜住民主体の課題解決への取組
| ●コメンテーター | |
| 塩崎 千枝子 氏 (松山東雲女子大学教授) | |
| ●参考URL | |
| 大好き 泉川 | |
| http://daisukiijumigawa.web.fc2.com/index.html | |
第2回 埼玉県所沢市教育委員会「子ども大学ところざわ」
〜地域を繋ぐ・世代継承の取組
地域に所在する様々な教育機関や社会教育関係団体、市民との連携により、地域の歴史や文化、自然等を子どもたちに伝える「子ども大学ところざわ」の事例から、今後の社会教育行政職員の役割について考えます。
| ●コメンテーター | |
| 遠藤 克弥 氏 (東京国際大学学長補佐・教授) | |
| ●参考URL | |
| 埼玉県教育委員会 | |
| http://www.pref.saitama.lg.jp/site/kodomodaigaku/ | |
第3回 滋賀県立琵琶湖博物館「フィ-ルドレポ-タ-制度」「はしかけ制度」
〜地域を知り・地域を創る取組
地域の人々とともに地域の自然・環境の価値を発見・発信し、高度・多様化する学習ニーズに応え続ける滋賀県立琵琶湖博物館の市民登録制度の事例から、今後の社会教育行政職員や社会教育施設の役割について考えます。
| ●コメンテーター | |
| 神部 純一 氏 (滋賀大学生涯学習教育研究センター准教授) | |
| ●参考URL | |
| 滋賀県立琵琶湖博物館 | |
| http://www.lbm.go.jp/index.html | |
第4回 山梨県教育庁社会教育課「やまなし若者地域活性化プロジェクト
(YYプロジェクト)推進事業」
〜若者による地域活性化への取組
若者の柔軟な発想と実行力を生かした地域活性化の取組を支援し、将来の地域リーダーの育成を図る「やまなし若者地域活性化プロジェクト推進事業」の事例から、今後の社会教育行政職員の役割について考えます。
| ●コメンテーター(解説) | |
| 金藤 ふゆ子 氏 (常磐大学准教授) | |
| ●参考URL | |
| 山梨県教育庁 | |
| http://www.pref.yamanashi.jp/shakaikyo/YY_project.html | |
地域住民が主体的に協力しあって地域の課題とは何かを考え、課題解決に向けて協議・活動する拠点となっている「泉川公民館まちづくり協議会」の事例から、今後の社会教育行政職員や社会教育施設の役割について考えます。