七 書くことの学習指導

 

 書くことについては、小学校で習得した技術をさらに進歩させ、日常生活でローマ字を効果的に使用できるようにすべきである。

1 中学校における書く技術の学習指導は、いっそう読みやすい文字を書くこと、いっそう速く書くこと、正しくわかち書きをすること、複雑な符号をも使いこなすことに重点が置かれるべきである。

(1) 語のつづりにいちいちこだわらないですらすらと書けるようにする。

(2) わかち書きの指導では、多くの具体的な例からその規則を理解し、正しく適用できるようにする。

(3) 符号の使い方については、小学校で習った符号のいっそう複雑な使い方のほか、ぼう(―) 点線(……) アンダーライン(_)

などの使い方を学習させる。

(4) 書く字体は中学校でもマヌスクリプト体で書くのがよい。

2 作文の内容と技術の学習指導に関しては、ローマ字で報告を出す、ノートを取る、読んだ本を紹介する。標語・プログラム、図書館の分類目録、図表・掲示などをローマ字で書く。いろいろな日記、実用的な手紙、詩・脚本・物語などをローマ字で書くなど、いろいろな活動の場が予想される。

3 書く内容と形式が進歩するに従い、耳慣れない漢語や同音異義語、ことさらに飾った言いまわしなどの使用を避け、聞いただけでわかる、発音しやすいことばを使うように指導すべきである。