3.三年の指導内容


この学年の目標
関係のある一般目標
1.日常生活をとおして,小数点を用いて表わした測定値も含め,数がいろいろな事がらを簡単明りょうに表わしたり,処理したりするのに有用なものであることを明らかにする。

2.具体的な経験をとおして,位取りの原理についての理解を深めるとともに,小数も含め,十進数の概念を明らかにし始める。

3.具体的な事実に即して,加法あるいは減法で解決できる事実についての理解を深める。

4.具体的な事実に即して,加法と減法を関連させながら,乗法あるいは除法で解決できる事実についての理解を深める。

5.実際の場において,乗法九々や除法九々を,有効に用いる能力を伸ばす。

6.具体的な事実に即して,小数点を用いて表わした測定値も含め,よせ算やひき算を用いる能力を伸ばす。

7.実際の場において,数量的な関係を見抜き,これを処理する能力を伸ばす。

8.計算の結果を確かめる習慣を養う。

9.実際の場において,分数で表わされた割合を用いる能力を伸ばす。

10.おかねのねうち,時刻と時間についての理解を深めるとともに,これを日常生活に生かしていく能力を伸ばす。

11.長さ・容積・重さなどについての理解を深めるとともに,これを日常生活に生かしていく能力を伸ばす。

12.おかねを正しく取り扱う能力を伸ばす。

13.学校や家庭の生活に関連して,簡単な表やグラフを作る能力を伸ばす。

14.学校や家庭の生活に関連して,物の形をうまくとらえたり,これを図にかき表わしたりする能力を伸ばし始める。

15.学校内外の生活をとおして,数量的な用語や記号を知り,これを正しく使えるようにするとともに,数学的な概念の素地を豊かにする。

16.数量的な関係を用いて,おかねを正しく使ったり,楽しく公正に遊んだり,協力したり,また,いっそうよい考えを生み出すために,お互に話し合ったりするなど,個人的および社会的にたいせつな習慣を伸ばす。


 


 

 
 


 

c,f

 

 

 

c,f

c,f
 


 

 
 


 

 

b,h
 

 

 


 


 

 
 
指導の目標
関係のある

学習活動の例

関係のある学年の目標
A 数えたり,読んだり,書いたりする

1.実際の場において,大きな数の大きさや順序を用いる能力を伸ばす。

    (1) 5000までの数,あるいは必要に応じてそれ以上の数について,数系列における数の位置と順序とを知る。

    (2) 1000ずつにまとめて数える。

2.具体的な経験をとおして,数についての理解を深める。
    (1) 長さ・重さ・金高などにつき,小数点を使って,単位のあるところを示し始める。

    (2) 小数点を使って表わした測定値についても,0は,整数の場合と同じように,空位を示すのに用いられることを理解する。

    (例えば,3円50銭を3.50円,3円5銭を3.05円と書く場合)

    (3) 小数点を使って表わされた測定値について,その大小を比べる方法は,整数の場合と同じであることを理解する。

    (4) 計器の目もりに関係して,小数点を用いて表わされた測定値は,整数の場合と同じ法則に従って,大小の順に並んでいることを理解する。

3.実際の場において,小数点を使って量の大きさを表わした数を用いる能力を伸ばす。
    (1) 小数点を使って,数を書き表わす方法を有効に用いる。

    (2) 小数点を使って表わされた数を用いて量の大きさを比べる。

    (3) 数をまらがいなく人にわかるように書く。

4.数の位取りの原理の理解を深める。
    (1) ある位の単位の大きさは,その右の位にある単位の大きさの10倍であることを理解する。

    (2) ある位の単位の大きさは,その左の位にある単位の大きさの1/10であることを理解する。

5.数が有用なものであることを知り,これを進んで日常生活に使うようにする。
    (1) 数は,大きさの順序を表わすのに簡単明りょうでよいことを知る。

    (2) 小数点を使うと,測定値のだいたいの大きさをつかむのにつごうがよいことを知り,これを用いる。

    (3) 協力して仕事をしたり,お互の考えを述べあったりするときに,数が有効であることを知り,とれを用いる。

6.次の用語や記号の理解を深め,これを実際の物において,正しく使えるようにする。

  千  千の位  小数点  「.」

 

B 計  算

〔加法・減法〕

1.具体的な経験をとおして,前学年における加法や減法についての理解をさらに深める。

    (1) よせ算やひき算は,それぞれ加法九々や減法九々がもとになってできることを理解する。

    (2) 小数点を用いて表わされた量についてのよせ算やひき算は,整数についての計算と同じようにできることを理解する。

    (3) よせ算やひき算では,同じ位の数をそろえて書かねばならないことを理解する。

2.具体的な経験をとおして,小数についての加法や減法の素地を豊かにする。

3.正確にしかもはやくできることをねらいながら,加法九々や減法九々を用いる能力を伸ばす。

4.具体的な経験をとおして,一位数,二位数,三位数について,2個,3個あるいはそれ以上の数の和を求める能力を伸ばす。

(繰上がりのない場合,繰上がりが一回あるいは二回ある場合)

5.具体的な経験をとおして,一位数,二位数,三位数について,差を求める能力を伸ばす。

(繰下がりのない場合,繰下がりが一回あるいは二回ある場合)

6.具体的な経験をとおして,0を含むために,計算が困難になるひき算をする能力を伸ばす。

7.具体的な経験をとおして,よせ算とひき算とがまじっている計算をする能力を伸ばす。

8.具体的な経験をとおして,よせ算やひき算をする能力を伸ばすとともに,常に計算の結果を確かめるように導く。

9.具体的な経験をとおして,加法や減法で解決できる事実についての理解をさらに深める。

    (1) たとえば,次の場合にも,加法を用いて解決できることを理解する。

     (a) 小さなほうの数と,それとの違いとを知って,大きなほうの数を知る。

     (b) 取り去った数と,残りとを知って,もとの数を知る。

     (c) いくつあとであるかを示す数と,そのものの位置を示す数とを知って,初じめのものの位置を示す数を知る。

    (2) たとえば,次の場合にも,減法を用いて解決できることを理解する。

     (a) 同じ大きさの二つのグループがあったときに,その個数がふえたり減ったりした場合に,そのグループの個数の差を,ふえたり減ったりした個数の差によって知る。

     (b) 二つのグループがあるときに,同じ個数だけふえたり減ったりした場合に,そのグループの個数の差を,もとのグループの差によって知る。

〔乗法・除法〕

10.具体的な経験をとおして,乗法で解決できる事実についての理解を深める。

    (1) 前学年で学習した,同じ大きさのグループがいくつかあるときに,その全体の個数の求め方をまとめる。

    (2) 乗法は,累加を手ぎわよく計算する方法であることを理解する。

11.乗数として0を用いるときには,その0は,グループがないことを示すものであることを理解する。

12.具体的な経験をとおして,乗法九々を知らせる。

    (1) 具体物や半具体物を使って,乗数が1だけふえると,積が被乗数だけふえることを理解する。

    (2) 具体物や半具体物を使って,被乗数が0であると,乗数がどんな数であっても,その積が0になることを理解する。

    (3) 具体物や半具体物を使って,乗数が0であると,被乗数がどんな数であっても,その積が0になることを理解する。

    (4) 具体物や半具体物を使って,被乗数と乗数とを交換してかけても,その積が変らないことを理解する。

13.実際の場において,乗法九々を有効に用いる能力を伸ばす。

14.乗法に関する記号の理解を深める。

    (1) 記号「×」は「……が……こで」「……の……ばい」のかわりに用いられることを知る。

    (2) 記号「×」は,かけ算をすることを示すものであることを知る。

    (3) 記号「=」は,「は」,「になる」,「である」のかわりに用いられることを知る。

    (4) 記号「=」は,かけ算の結果を示すものであることを知る。

15.次の用語や記号を,実際の場において,正しく使えるようにする。
    かけられるかず    かけるかず

    かけざん

    ×……かける    =……は

16.乗法が有効であることを知り,これを進んで使うようにする。
    (1) 乗法は,同じ大きさの数をいくつか加え合わせることを表わすのに,手数が省けてよいことを知る。

    (2) 乗法は,自分の考えをやさしくまとめたり,表わしたりするのに,役だつことを知る。

    (3) 同じ大きさの数をいくつか加え合わせるときに,乗法を用いると,加法を用いるときに比べて,結果を手きわよく求めることができることを知る。

    (4) 乗法は,自分の考えを伝えたり,考えを反省したりするのに役だつことを知る。

17.具体的な経験をとおして,前学年における等分する考え方をまとめ,除法で解決できる事実についての理解を深める。

18.具体的な経験をとおして,乗法と除法とは,互に逆の演算であることについての理解を深める。

    (1) 56=□×7のように,積と乗数を知って,被乗数を見つけるのに除法が用いられることを知る。

    (2) 56=□×7のように,積と被乗数を知って,乗数を見つけるのに除法が用いられることを知る。

    (3) 上の二つの計算をまとめて,56÷7と書き表わすことを知る。

19.具体的な経験をとおして,除法は,同じ数をひけるだけひく場合にも用いられることを知る。

20.具体的な経験をとおして,除法で解決できる事実についての理解を深める。

    (1) 除法は,いくつかのグループに等分するのに,各グループの大きさを知って,グループの個数を求めるのに用いられることを知る。(例えば56=7×口)

    (2) 除法は,いくつかのグループに等分するのに,グループの個数を知って,各グループの大きさを求めるのに用いられることを知る。(例えば56=口×7))

21.具体的な経験をとおして,除法九々を知らせる。
    (1) 具体物や半具体物を使って,被除数は,全体を表わすことを理解する。

    (2) 具体物や半具体物を使って,除数は,等分するときのグループの個数,または,等分してできるグループの大きさを表わすものであることを理解する。

    (3) 具体物や半具体物を使って,被除数が0であると,除数がとんな数であっても,商は0になることを理解する。

    (4) 具体物や半具体物を使って,商と除数との積が被除数に等しいことを理解する。

22.実際の場において,除法九々を有効に用いる能力を伸ばす。

23.除法に関する記号の理解を深める。

    (1) 記号「÷」は,「……ずつに分けると」,「……に同じように分けると」,「わる」のかわりに用いられることを知る。

    (2) 記号「÷」は,わり算をすることを示すものであることを知る。

    (3) 記号「=」は,「は」,「になる」,「である」のかわりに用いられることを知る。

    (4) 記号「=」は,わり算の結果を示すものであることを知る。

24.次の用語や記号を,実際の場において,正しく使えるようにする。
    わられるかず    わるかず

    わりざん

    ÷……わる     =……は

25.除法が有用であることを知り,これを進んで使うようにする。
    (1) 除法は,大きさの等しいグループに分けることを表わすのに,手数が省けてよいことを知る。

    (2) 除法は,大きさの等しいグループに分けるときに,自分の考えをやさしくまとめたり,表わしたりするのに役だつことを知る。

    (3) 大きさの等しいグループに分ける計算は,除法を用いて書き表わすと,その形式が,今までと同じように,等号の右側に結果を書き表わすようになることを知る。

    (4) 除法は,自分の考えを伝えたり,考えを反省したりするのに役だつことを知る。

26.具体的な経験をとおして,除法の意味が,除数を分母とする単位分数で書き表わすこともできることを知らせる。(たとえば,27÷3は,「27の三分の一を求めること」とも見られる。)

27.かけ算やわり算の確かめをする能力を伸ばし,計算の結果をいつも確かめるよに導く。

 

C 測   定

〔長さ〕

1.具体的な経験をとおして,長さについての理解をさらに深める。

    (1) 前学年で学習した,長さについての理解を確かにする。

    (2) 曲った道について,その道のりも長さと考えられることを理解する。

    (3) 直線距離と道のりとの区別を知る。

2.次の用語や記号を,実際の場において,正しく使えるようにする。
    きょり   道のり   巻尺

    キロメートル……q

3.長さの単位関係を知らせる。
    1q=1000m
4.実際の場において,長さを測定する能力を伸ばす。
    (1) 長さが1m,50p,30pのものさしを使って,ものさしよりも長いものの長さをはかる。

    (2) 巻尺を正しく使って,長さをはかる。

    (3) 長さを目測し,そのあとで実際に計器を使ってはかり,これを確かめる。

5.具体的な経験をとおして,道のりを所要の時間ではかる能力を伸ばす。

6.長さを表わすのに測定値を用いると,的確でよいことを知り,測定値を進んで日常生活に使うようにする。

〔重 さ〕

7.具体的な経験をとおして,重さをはかるのに,はかりが使われていることを知らせる。

8.実際の場において,具体物の重さをはかる能力を伸ばす。

    (1) 自動上皿ばかりやぜんまいぱかりの目もりになれる。

    (2) 100g,200g,……の重さのものを手に持つときの感じに慣れさせる。

    (3) 重さをはかるときの手順を知る。

     (a) はかりに何も載せていないときには針が目もりの0をさしているかどうかを確かめる。

     (b) はかりがこわれないように,物をはかりに静かに載せる。

    (4) 重さの見当をつける。

    (5) 具体物を自動上皿はかりやぜんまいばかりに載せ,その重さを,目もりを読んで知る。

9.次の用語や記号を,実際の場において,正しく使えるようにする。
    重さ

    じどううわざらばかり  ぜんまいばかり

    グラム……g     キログラム……s

1O.重さの単位関係を知らせる。
    1s=1000g
11.重さを表わすのに測定値を用いると,的確でよいことを知り,測定値を進んで日常生活に使うようにする。

〔容 積〕

12.具体的な経験をとおして,容積の概念を明らかにする。

    (1) 容器の容積は,容器に水などの液体をいっぱい入れた,その液体の量によって示されることを知る。

    (2) 容積を正しくはかるのに,ますが必要であることを知る。

13.実際の場において,容積をはかる能力を伸ばす。

14.次の用語や記号を,実際の場において,正しく使えるようにする。

    はいるかさ      ます

    リットル……l   デシリットル……dl

15.容積の単位関係を知らせる。
    1l=10dl
16.容積を表わすのに測定値を用いると,的確でよいことを知り,測定値を進んで日常生活に使うようにする。

〔時刻・時間〕

17.具体的な経験をとおして,わが国の今の年号「昭和」を用いることができるようにする。

18.具体的な経験をとおして,時計を1分くぎりで読む能力を伸ばす。

19.具体的な経験をとおして,時間についての理解を伸ばし始めるとともに,やさしい場合について,時間を計算する能力を伸ばす。

〔温 度〕

20.具体的な経験をとおして,温度計を用いる能力を伸ばす。

    (1) 温度計の目もりになれる。

    (2) 温度をはかるのに,単位として「度」が用いられることを知る。

    (3) 気温や水温などをはかる。

21.次の用語や記号を,実際の場において,正しく使えるようにする。

  温度計(寒暖計)  度……「°」

22.温度を表わすのに測定値を用いると,的確でよいことを知り,測定値を進んで日常生活に使うようにする。

〔方向・位置関係〕

23.具体的な経験をとおして,方向についての理解を深める。

    (1) 方向を示すのに,次の用語が,普通に用いられていることを知る。
      東西南北
    (2) 方向の表わし方を知る。

     (a) たとえは,……は,東の方にある。

     (b) ……は,……から見ると,たとえば学校の方向にある。

24.具体的な経験をとおして,方位の概念を明らかにし,八方位についての理解を深める。
    (1) 磁針はいつも北をさすことを知る。

    (2) 南,東および西の方向は,北をもとにして決められることを知る。

    (3) 西方位の関係を理解する。

     「たとえば,北に向かって立つと,後の方は南である。このときに,右手の方は東で,左手め方は西である。

    (4) 北と東あるいは西のちょうどまん中の方向に当る方位を,それぞれ北東・北西と書き表わす。その書き表わし方は,どの場合にも,まず北を書き,次に東あるいは西としている。

    (5) 南と東あるいは西のちょうどまん中の方向に当る方位を,それぞれ南東・南西と書き表わす。その書き表わし方は,どの場合にも,まず南を書き,次に東あるいは西としている。

25.次の用語や記号を,実際の場において,正しく使えるようにする。
    四方位      八方位

    北東  北西  南東  南西

26.方向を表わすのに,方位を用いると,的確でよいことを知り,方位を進んで日常生活に使うようにする。

〔お か ね〕

27.日常生活をとおして,おかねについての理解をいっそう深め,これが日常生活に有効に用いられるようにする。

    (1) おかねとして,1000円札のあることを知る。

    (2) おかねのねうちについての理解を深める。(たとえば,1000円札1枚は,100円札10枚,あるいは10円札100枚とねうちが同じである。)

    (3) 金高の大きなおかねがあると,大きな金高でも簡単に取り扱うことができることを知る。

 

D 表とグラフ

1.実際の場において,二次元の表を用いる能力を伸ばす。

2.実際の場において,絵グラフや棒グラフを用いる能力を伸ばす。

    (1) 絵グラフは,○や×のかわりに絵を用いたグラフであることを知る。

    (2) 棒グラフは,量の大きさを棒の長さを用いて表わしたグラフであることを知る。

    (3) 棒グラフは,絵グラフの絵の個数を棒の長さで表わしたグラフとみられることを知る。

    (4) 絵グラフや棒グラフでは,絵や棒を,縦,または,横に,きっちり並べることを知る。

    (5) 棒グラフでは棒の単位の長さ,絵グラフでは1個の絵が,決まった量の大きさを表わしていることを示す必要があることを知る。

3.次の用語を,実際の場において,正しく使えるようにする。
    絵グラフ   棒グラフ

    たてのじく  よこのじく

    めもり    ひょうだい

4.表やグラフが有用であることを知らせ,これを実際の場において,使えるようにする。
    (1) 表を記録に用いると簡単でよいことを知る。

    (2) 絵グラフや棒グラフを使うと,量の大きさが比べやすくなることを知る。

5.グラフに関係して,必要があれば概数をとったり,概数を読み取ったりする能力を伸ばし始める。

 

E 分  数

1.具体的な経験をとおして,前学年で学習した分数の概念をさらに深める。

2.実際の場において,分数で数量的な関係が示されているときに,これと処理するのに整数についての乗法や除法を用いる能力を伸ばす。(たとえば27の1/3を27÷3と計算したり,また,1/2が4のときに,4×2と計算したりする。)

3.分母が2,3,4,5,6,8および10である分数をとおして,分数についての理解を深める。

    (1) 具体物や半具体物を使って,「何分のいくつ」といったときの「何」は,一つのものあるいは一つのグループを,同じ大きさに分ける個数を示していることを理解する。

    (2) 具体物や半具体物を使って,「何分のいくつ」というたときの,「いくつ」は,等分したものをいくつ集めるかを示していることを理解する。

4.次の用語や記号を,実際の場において,正しく使えるようにする。

 2/3 三ぶんの二  3/4 四ぶんの三

 1/5 五ぶんの一  2/5 五ぶんの二

 3/5 五ぶんの三  4/5 五ぶんの四

 1/6 六ぶんの一  5/6 六ぶんの五

 1/8 八ぶんの一  1/10 十ぶんの一

 

F 小  数

1.具体的な経験をとおして,小数点についての理解を深める。

    (1) たとえば,55円30銭を55.30円と書いてよいことを知る。

     (55.30円を「ごじゅうごてんさんじゅうえん」とは読まない。)

    (2) 長さや重さの測定値は,一つの単位で書き表わすことができることを知る。

     たとえば,5.060qのように書き表わし,これを「ごキロメートルろくじゅう」と読む。

     (これを「ごてんろくじゅうキロメートルとは読まない。)

    (3) 具体的な経験をとおして,小数についても,整数と同じように,0は空位を示すのに用いられていることを知る。

     (たとえば,1.070qで,1の次にある0は省いてはいけないことに当る。)

2.実際の場において,小数点を用いて量の大きさを表わす能力を伸ばし始める。

3.具体的な経験をとおして,小数点が量の大きさを表わすのに有用なものであることを知らせ,これを実際の場において用いるようにする。

    (1) 小数点を用いると,途中に単位名がはいってこないで,数字だけが整数のように並ぶので,大小を比べたり,計算をしたりするときに,数が取り扱いやすくなることを知る。

    (2) 小数点を用いると,測定値などが,簡単に書き表わされることを知る。

 

G 実  務

1.おつりについての理解をさらに深め,実際の場において,おつりを確かめる習慣を身につけさせる。

2.おつりが出しやすいようにと考えて,おかねを出す習慣を養う。

3.実際の場において,正しく計量する習慣を養う。

 

H 問題解決

1.実際の場において,いろいな測定値を含む問題を解く能力を伸ばす。

2.実際の場において,加法と減法を含む二段階の問題を解く能力を伸ばす。

3.実際の場において,乗法または除法についての一段階の問題を解く能力を伸ばす。

4.実際の場において,式を用いたり,また,式を使って説明したりする能力を伸ばす。

5.具体的な経験をとおして,式を用いると,考えの進め方を記録することができるので,これを使って他人に自分の考えを伝えたり,また,自分で自分の考えを反省したりするのに有効であることの理解を深める。

6.次の用語を,実際の場において,正しく使えるようにする。

  式

 

I 物の形と図形

1.直角の形を認めさせるとともに,角についての素地を豊かにする。

2.具体的な経験をとおして,円の中心から円周のどこへまっすぐな線を引いても,その長さが等しいことや,円は中心から等しい距離にある点からできていることの理解を深める。

3.実際の場において,三角定木やコンパスの使い方を知らせるとともに,円や直角を使って,図をかく能力を伸ばす。

4.次の用語を,実際の場において,正しく使えるようにする。

  円   コンパス

  中心  直径    半径

  直角  三角定木

 

○村や町,あるいは部落の人口などを調べる。

○電話番号や宝くじ,復興くじなどの整理番号を,必要に応じて,記録したり,読んだりする。

○家の番号を書き表わす。

○おかねを整理して数えたり,また,整理して金高を記録したりする。

○半紙や画用紙などの枚数を数える。

○長さや重さなどの測定値を用いる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○遠足の計画をたてるのに距離や費用を計算したり,また,距離や費用によって目的地を決めたりする。

○クラスで必要な費用を計算したり,また,報告したりする。

○地域社会の人口を調べたり,比べたりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○学用品

・必婆な紙の枚数などを調べる。

・紙をグループで分け合う。

○おかね

・クラスで給食の費用や学用品などを集めたり,また,報告したりする。

・むだづかいをする金高を計算する。

・品物の単価と数量から代金を計算する。

○クラス会

・クラス会などで食物,食器,いすなどを用意したり,報告したりする。

・プログラムの各部分の時間を,いくつかに割り当てたり,また,各種目ごとの時間を計算したりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○家から学校までの近道を調べる。

○学校から町や村の目だつ場所や建物までの,直線距離や道のりを調べる。

○道のりの測定値や歩くのにかかる時間を使って,人に道を教える。

○遠足などで,道のりを所要時間ではかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○月ごとに体重を測定して,それを記録したり,また,体重の変化を調べたりする。

○ランドセルに学用品を入れたときの重さなどをはかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○給食用の容器の容積から,給食の量を推定する。

○身のまわりにあるいろいろな容器の容積をはかる

○水を使って,お店ごっこをする

 

 

 

 

 

 

 

 

○兄弟姉妹の生年月日を調べる。

○クラス会の計画をたてたり,また,計画を報告したり話し合ったりする。

 
 
 

○毎日,時刻を決めて,気温や水温などをはかってみる。

○お湯の温度をはかる。

○ふろの温度をはかる。

 

 

 

 

 

○学校や家の近くにある,めぼしい所について話し合う。

○学校や家の日当りについて話し合う。

○郷土の絵地図をかく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○クラス会に必要なものを買い入れる。

○おつかいでいろいろな買い物をする。

○簡単な両替をする。

 

 

 

 
○月ごとに,誕生した人数を,顔の形などで書き表す。

○いろいろな植物の成長の形などでかき表す。

○咲いた花の数を(朝顔の)花の形などでかき表わす。

○気温や水温をはかり,これを記録する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
○仕事の分担について話し合う。

○仕事の進んだ様子について話し合う。

○時間の端数を分数を使って言い表わす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
○植物などの生長を記録する。

○身長や体重などを記録する。

○お店ごっこを記録する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○乗り物ごっこをして切符を売ったり買ったりする

○買物をするときおかねの払い方をくふうする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
○円を使って模様をかく。

○ドッジボールやすもうをするために円をかく。

○いろいろなグラフや表を作る。

○身のまわりにあるものの見かけの形をかく。

 

1,2,15,16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
3,6,8,15,16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4,5,8,15

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
1,11,15,16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,11,15,16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
1,11,15,16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10,15

 

 

 

 

11,15

 

 

 

 

 

 

 

 
11,15

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10,12,16

 

 

 

 

 

 

 
13,15,16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
9,15

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
1,6,15

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12,16

 

 

 

 

 
7,15,16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14,15